肉食系人事メスライオンに訊くスカウトしたくなる学生の自己PR文【株式会社ネットマーケティング①】

肉食系人事メスライオンに訊くスカウトしたくなる学生の自己PR文【株式会社ネットマーケティング①】


みなさんは「メスライオン」と呼ばれる人事の方がいるのを知っていますか?

メスライオンといえば、ジャングルで大型動物を次々に狩って食らうどう猛な大型動物が有名ですが、自らがスカウトメールを打っては次々に採用を行う圧倒的な前傾姿勢から、その名前に取って代わる女性人事がいるのです。

就活アイドル「キチョハナカンシャ」が就職活動のリアルな現実を就活生目線でお届けする「キチョハナカンシャTV」。
8月の放送ではその「メスライオン」こと株式会社ネットマーケティングの宇田川奈津紀さんがゲスト出演されました。

「メスライオン」と聞いてキチョハナカンシャメンバーも最初はビクビクしておりましたが、そのアダ名の由来を聞いて納得!実は宇田川さんは過去に4ヶ月で20名を採用したスゴ腕人事であることから、肉食系人事、そして「メスライオン」と呼ばれるようになったそうです。
宇田川さんの得意とする採用手法は、スカウト採用。

そこで番組では、キチョハナカンシャメンバー5人が、自己PRを書き、宇田川さんに添削してもらいランキング形式でご紹介。
宇田川さんにスカウトされたくなる自己PRの書き方やコツを伝授頂きました。

キチョハナカンシャTVとは

就活アイドル キチョハナカンシャがFRESH!にて生配信する就活情報番組
就職活動のリアルな現実を、就活生目線でお届け!

 

【株式会社ネットマーケティング 宇田川奈津紀さん】

株式会社ネットマーケティングの人事採用責任者。
「肉食系人事」「メスライオン」との愛称で、様々な人事セミナーや講演、就職イベントに登壇している。

 

魅力的な自己PRを書ける人にスカウトメールを送りたくなる

学生のみなさんにはまだピンと来ないかもしれませんが、スカウト採用で4ヶ月に20名採用するというのは、なかなかできることではありません。
いかにしてその偉業を達成されたのでしょうか?

宇田川 「私は、一撃必殺のメスライオンと言われてます。
でも、学生さんにいきなり吠えたり、噛みついたりしませんからね。笑。
今は、少子高齢化で学生の人数が下がっているのに、景気はあがっているので求人数はあがっています。こんな状況では、企業側は待っていても採用できないんですよ!
だから、私はハントしに行くんです。」

みりあ 「この人をハントしたい像があるんですか?」

宇田川 「私たちが、見ているのは、自己PRや学生時代に何をやってきたのか、またこれをどういう風に書いているか、を見ているんです。
それを見て、「この人、適当に書いちゃったのかな?」とか、「え!何!?これすっごい面白い」とか、そこに書かれている事に惹かれたら、会いたいと思っちゃいます。
そう思ったら、迷わずフルカスタマイズで、スカウトと言う名の恋文を書いちゃいます。それで、ハントするんです。」

みりあ 「文章ひとつで伝わるものですか?」

宇田川 「わかります。真剣さは伝わります。
私は、やっぱりね、パッションは大事だと思いますね。
それに、自分のことを良く知っていたら、その分自己PR書けますよね。
自分の生きてきたストーリーを如何に語れるか。
「どうやって生きてきて、今何を感じていて、今後どうなりたいのか。」これを自分のストーリーとして伝えるのは大事。
今は、なかなか語れる就活生がいませんね。」

キチョハナメンバーの自己PRをメスライオンが添削!

人事のプロフェッショナルである宇田川さんから自己PR文の重要性を教えてもらったキチョハナカンシャのメンバー。
番組では5人がそれぞれ自己PR文を書いて、スカウトのプロの宇田川さんに添削してランキングをつけてもらいました。

ではいざ、添削結果は・・・。

第4位からの発表です。
 

第4位



私の強みは真面目で努力家であることです。
通学時間が長いことを逆手に取り、その隙間時間を活かして地道に勉学に励んだ結果、学部成績最優秀者に選ばれました。
また、私は好奇心旺盛なアリです。ボランティア活動や留学など、色々なことに挑戦して来ました。
そしてその挑戦することへの意欲と度胸は人一倍あり、現在はTOEIC700点取得に向け奮闘中です。


学生時代で最も力を入れたことは、ゼミナールでの観光促進プロジェクトです。チームの一員という意識を持ち、自ら考えて課題解決の為に役割以上の仕事を見つけることを心がけました。
それに加え、一か月間の共同生活では互いの価値観を認めることの重要性を学び、他を尊重する力と共にコミュニケーション力を培いました。
また、様々な斬新な発想が出来るという特技を活かし、プロジェクトでは企画部として提案を行い、最終的に企画したメニューの実現化を果たしました。


私の趣味はテレビ鑑賞です。人前で情報を伝えることや、感動を与えられることが出来る点に魅力を感じています。将来は持ち前の元気と明るさで、人を笑顔にすることが出来る人になることを目指しています。


「みなさん、とってもフレッシュで可愛い文章を書いてくれてます。ほんと僅差でした。
4位のゆなさんは、努力や結果が書かれていて素敵だなと思いました。
が、一つ言うならば、努力を書いた部分から、「いきなり私の趣味は」につながっているんです。読んでいる方は、「え!!」となってしまいます。ストーリーが、ブツっと切れているので、一つのストーリーとして繋げられるといいなと思いますね。「ゆなさんの人生のストーリーを教えてね?」と私は思いました。
テレビ鑑賞は、一般的で具体性にかけます。それなら、「キチョハナカンシャ出てます。」と言った内容の方が絶対いい。そうすると、個性的なあなたしか書けない文章になりますよ。」
 

第3位



音楽が大好きな私は、他にはないようなものを作りたいと思い、大学入学後に友人とダンス&ボーカルサークルを作りました。
副会長を務めることになった私は、周りにサークルの存在を知ってもらおうとSNSで呼びかけたり学園祭でパフォーマンスをしたりと中心になって盛り上げました。おかげで300人のお客さんに見てもらい大盛況でした。作った当初は数人しかいなかった部員が50人まで増えて同じ趣味をもつ仲間を作ることができました。


また、人と話すことが大好きで飲食のバイトを通して接客の大切さやコミュニケーション能力を身に付けています。
お客様と話している時が一番楽しく、笑顔や態度を褒められることが何よりも嬉しく、またバイト先の環境にとても恵まれ、一人一人が自店や店長のために頑張り、やりがいを感じており、大好きな仲間と大好きな環境で働けていることが何よりも嬉しいです。


サークルでも大切な仲間と自分の好きなことができ、バイトでも恵まれている環境で働かせていただいてる、このことが幸せでありがたくて、私はその幸せや人との繋がりのありがたさ、楽しさを共有できる環境をたくさん届けられるような仕事をしたいと思いました。


「ダンス&ボーカルサークルで副会長を務めたところは、リーダーシップがうかがえました。一見、控えめな子なのかなと思いつつも、「あれリーダーシップがとれる!?」と思いますよね。
あと、SNSで呼びかけたなど具体的な行動まで書かれていて、具体的な数字が、またいいですよね。ひとつ言うなら、こういう大変なことを成し遂げている、その努力の根源を知りたいと私は思います。どうして成し遂げられることができたのかを伝えられれば、「この子の志すごい!」と思えたかも。」

あやの 「友達と、他にない事をやってみたいと思って作って呼びかけたんです。友達や周りが支えてくれました。私も好きなことだったから、苦じゃなかったんですよね。辛いと思ったことがなかったです。気づいたら、成し遂げられていました。」

宇田川 「リーダーシップを取れる子は「社交性が高い」、イコールもしかすると、「攻撃性も高いのでは?」と思われてしまうかもしれないですが、今の文章を加える事でディレクション能力もあって協調性もありチームワークが作れるんだねって思ってもらえますよ。もしかして、「この子ゆくゆくはマネージメントができるかも!」とかも思えますよね。
この自己PRには、バイト先に恵まれてといった内容も書かれていて、感謝の気持ちが持てる子だなというのも感じとれていいですね。この文章の内容から、優しさが伝わりました。」
 

第2位



「勝つことへのこだわりが強い人間」
私はこんな人間です。
勝つことと言っても、まずは


①自分自身に勝つということ。
勝つことと言っても、一歩先の自分に勝つこと。常に一歩先の目標を掲げ努力することを惜しみません。現在はあえて苦手な時事ネタに挑戦しています。実践している例は新聞スクラップと「ニュース検定」です。
毎日、新聞の気になる記事を切り取ってノートにまとめています。また、ニュース検定取得に向けて日々奮闘中です!


②相手に勝つということ。
ライバルとの勝敗のみこだわるのではなく勝負しながらもお互い切磋琢磨しつつ結果を出すことを意識しています。私の場合は40人クラスの中、決められた期限内なら1番に提出物を出していました。


「見てください!これには、自己PRにタイトルがついているんですよ。それに続けて①、②があって統一されていて読みやすいです。ストイックさと努力が、伝わってきますね。
一つ挙げるとするならば、努力したその先。今のあなたが何を見て、苦労したことを乗り越えて、今どうなったのか。そこが知りたい!!「これとこれをやった結果、今、私はこうなりました」ということを三つ目に、まとめとして欲しかったですね。

「時事ネタが苦手」と書いてありますが、それだとイメージが悪いので、「時事ネタを強化したくて」と言う風に書いた方がいいかな。言い方に気を付けた方がいいですね。」
 

さてさて、残っているのは、”りょうこ”と”わかな”の2人です!番組では、宇田川さんから、スカウトメールが1位の方に直接、届きます!!
では、メールが届いたのはどちらでしょうか?

見事1位に選ばれたメンバーとその評価ポイントは・・・・?

宇田川 「それではメールを送信します!」


 
 

りょうこ 「・・・・・・」
 

 
 
 
 
 
 
わかな 「・・・・・・」
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(ピコ〜ン♬)
 
 
 
 「・・・あ!私でした!!」
 


りょうこさん、初めまして。
メスライオンこと株式会社ネットマーケティングの宇田川奈津紀と申します。
突然、メスライオンからスカウトが届いて驚いていると思います。

担当直入に申し上げます。
私と一度会ってくれませんか?
なぜ、会いたいと思ったかと言うと、りょうこさんが、アルバイトと言う枠を超えて正社員同様に新規顧客獲得に向けて実行されたからです。
なぜ、顧客獲得に貢献したいと思われたのですか?
そして、あなたを動かす原動力とはなんでしょう?
それをお話ししませんか?

面接ではありませんので志望動機は一切必要ありません。
メスライオンと呼ばれているからと言っていきなり噛みついたりはしませんのでご安心くださいね。
まずは、あなたがどう生きてきて、これからどうなりたいのか?
それが当社で実現可能かを、美味しいパンケーキでも食べながらゆっくりお話しませんか?
りょうこさんからのご連絡を心よりお待ちしております。

 

では、りょうこの自己PRは、どこがいいのでしょうか?宇田川さん教えてください。

第1位



私の強みは問題を割り出して解決策を考えることができることです。
その強みを生かして、アルバイトしているゴルフスタジオで新規の顧客を増やすことに貢献しました。


アルバイト先のゴルフスタジオは、長く勤めていたインストラクターが辞めてしまったことや店舗が分かりづらいこともあり、会員が減る一方でした。
そこで私はどうすれば顧客を増やすことができるか考えました。
具体的には、
・分かりやすい道路沿いに看板を出す、
・紹介者と紹介されたお客様に対して会員費を割引する、
・ホームページを見やすく親しみやすいものに改善する、
という案を社員に提案し実行することで、顧客を獲得することに成功しました。


「アルバイトなのに、新規顧客獲得をやろうと思います?新規獲得してもたぶん、時間給は変わりませんよね。それなのに、彼女はやろうと思った!!
なぜここまでやろうとしたのか?
どんな状況であれ、出来る限り、頑張り続けるというところが、私はすごく心にきたんです。陰の立役者というか、誰かを支え続けるというのは、人事にも向いている。人のために何かができる人という強みが見えました。
りょうこちゃんは、もしかして、私の次のメスホワイトシャークとかじゃないかな。笑
会社のステージにもよりますが問題点を見つけ出して解決に向けて考えられる社員が大好きなんですよね。それは、他人事にならず圧倒的な当事者意識があるからですね。
自分の事のように取組み前向きに考えられるこういう人と一緒に働きたいと思いますね。」

最下位となってしまったわかなの自己PRに足りなかったのは?

では、、、残念ながら5位は、わかなに決定です。これは、どういう点から5位に?

第5位



私の強みは表舞台で輝く人達を支える「縁の下の力持ち」としての力を発揮できることです。


私はダンスサークルに所属し、その中で広報を担当しています。
私のサークルでは毎年4月に新入生向けにチケット制のダンスイベントを行っています。
その際、私はイベントに足を運んでくれる新入生が部員とコネクションがある子がほとんどであることを問題点に挙げました。


そこで例年部員が手売りしていたチケットを、今年は新歓期に配るビラにチケットをホチキス止めしてはどうか、と提案しました。
幹部にこの提案を採用してもらい、その結果、無作為の新入生にチケット付きのビラを配ることができ、さらにコネクションのない多くの新入生がイベントに足を運んでくれました。


広報と聞くと一見華やかなイメージを持たれますが、地味な作業が多く、表舞台に立つことはほとんどありません。
しかし、裏方であっても表舞台で活躍する人たちのために結果を出せることが私の強みだと思います。


「わかなさん、ほんとごめんなさいね。縁の下としての部分は伝わってきたんですよ。ただ、ひとつあげるならば、サークルで頑張ってきたんですよね。私が欲しかったのは、その努力の結果が欲しかったんです。具体的な数字など、明確なものがほしかった。何枚ビラを配って何人来たのか、とか。実際に仕事をする時にも、「何があって、どうなったのか」という結果に結び付けるためのアルゴリズムを作りだしながら仕事をしていかないといけないのでね。

でも、ほんとみんな僅差なんですよ。実際に私は、これを見たら、きっと全員にスカウトメール送っちゃいますね。番組では、1人に送ってくれと言われたから、心苦しくて。ここまで書いてくれたら、会ってパンケーキ食べながら話そうよ!って思っちゃいます。ここから先は、会って話さないと分からないですからね。たった一人の運命の人を見つけるように運命の会社を見つけるために、苦しみながら、もがきながら自分と向き合って頑張っていただきたいですね。」

わかな 「はい。良い点と悪い点を、もう一度練り直して、もっといい自己PRを作ってみたいなと思います。」

宇田川さんの務めるネットマーケティングってどんな会社?

ところでネットマーケティングってどんな会社ですか?

宇田川 「当社は、国内トップクラスのアフィリエイト広告と恋愛マッチングサービス、『Omiai』を展開しているんですね。6秒に1回マッチングしているんです。すごくないですか?なので私はこのサービスを作っている現場を、愛の伝道師と呼んでいるんです。わが社は、たくさんの愛を生み出しているんですね。

こういった思いに共感していただいて、感動ビジネスをやってみたいとか、例えば、インターネット広告で何かを変えたい思っている方と是非お会いしたいと思っております。そして、従業員一同思っていることが、「仕事と遊びの境界線を、かっこいいで埋め尽くせ」なんですね。仕事もプライベートもかっこよく!が大事だと思っている会社です。もちろん仕事もプライベートも充実している事が本当のカッコイイだと私達は、思っています。、常識の上ですが好きな服装やネイル、靴を履いていれば、今日は、頑張るぞ最高のパフォーマンス出すぞと思えますよね。」

ゆな 「宇田川さんのように、女性社員で活躍されている方はいらっしゃいますか?」

宇田川 「たくさんいますよ。すごく賢くきれいな人たちばっかりです。『Omiai』を管轄している部長さんであったり、コンサルタントの部長さんも女性で、出産されても、また部長として活躍されている。仕事も家庭も育児も頑張ってる方、いらっしゃいますね~。女性の管理職もいますよ。」
 
 

めでたく宇田川さんからの恋文・・・もといスカウトメールを受けることに成功したキチョハナカンシャのりょうこ。
他のメンバーも、添削を受けて、もっと良い自己PRを書けそうですね。
 

次回はスカウトメールでお誘いを受けたりょうこが、第2位のあやのとともに、メスライオンのジャングル・・・もとい宇田川さんが人事責任者を務める株式会社ネットマーケティングに訪問します。
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第2回目は、「面接官は本当のあなたを知りたい」肉食系人事に学ぶ面接の心得【株式会社ネットマーケティング②】
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