体育会系は最強って本当?就職に有利なワケと失敗する学生の特徴

体育会系は最強って本当?就職に有利なワケと失敗する学生の特徴

「体育会の学生は就活に有利である」

就職活動を控えた学生であれば一度は耳にしたことがある言葉ですよね。

体育会系学生はなぜ就活に有利と言われているのでしょうか。

今回はその理由と、部活でなかなか時間が取れない体育会系学生に向けた、就活の進め方についてお伝えします。

せっかく有利と言われている体育会系学生のみなさん、これを読んで就職活動を有利に効率的に進めていきましょう。

体育系学生の就活の実情

体育会学生の就職活動調査(株式会社ディスコ、2016年8月発行)によると、2016年6月中旬時点の内定率は、体育会学生が78.8%で、一般学生の内定率(76.0%)よりも2.8%高くなっています。

僅かな差ではありますが、体育会学生の方が内定率が高い事がわかります。

就職活動にあてる時間が比較的少ないということも考えると、やはり体育会学生は就活に有利と言えるのではないでしょうか。

体育会系学生が就職に有利と言われる理由5つ

では実際に、体育会学生が就活に有利と言われるのはどんな理由からなのでしょうか。

以下の項目は、いわば企業が体育会学生に期待をしていることです。

しっかりとチェックして、自己PRに繋げていきましょう。

目標達成に向けて計画、努力できる

体育会系のみなさんは個人、団体など関係なく目標や大会に向けひたむきに努力をしてきたのではないでしょうか。

目標に対し、自分が何をするべきか考え、計画し、実行できることは簡単ではありません。

これらを学生のうちから習慣としてこなしていること、また個人・チームで結果を出す経験をしていることは社会人になっても生かされます。

この点が体育会系学生が就活に有利と言われる理由の1つでしょう。

勝ち癖がついている

体育会系の学生は、基本的には勝つことを目標にして練習をしますよね。

チームメイトと話し合いを重ね、切磋琢磨しながら辛い練習を乗り越えた経験があるはずです。

そうして勝った喜びや感動を分かち合った経験は、体育会系学生だからこそ持っている経験であり、社会人になってからも活かせる経験と言えるでしょう。

打ちのめされないメンタル・体力を備えている

「厳しい練習や試合を耐え抜いた体力・気力は他人に負けない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

日々の地道な努力は必ず身になっているはずです。

厚生労働省は新卒者の卒業後3年以内の離職状況について、約32%という結果を取りまとめています(平成25年度大学卒業者離職率/出典:厚生労働省ホームページ)。

この離職率について問題視する企業も多く、体力・精神ともに打たれ強い学生を求める傾向にあることが予想されます。

スケジュール管理能力がある

部活を本気でやりながら学業や就活も疎かにせず取り組むことは、とても大変なことですよね。

学生のうちにそのようなハードスケジュールをこなしてきたということは、時間管理能力が必要である社会人になってからも大いに役立つ経験です。

効率よく仕事をしてくれるのではないかと、良い印象を与えてくれるでしょう。

礼儀正しくコミュニケーション能力がある

体育会系の学生は監督・コーチなど目上の人と接する機会が多く、また先輩後輩など上下関係を重んじた環境の中で生活をしてきたと思います。

そのような環境の中で過ごしてきたことで、礼儀正しさや、コミュニケーション能力が自然と身についている学生が多いはずです。

体育会学生の就活、どう進めるべき?

まずは一般の学生と比べ時間に余裕がないことを自覚して行動することが大切です。

就活に避ける時間が限られているため、ただひたすらに多くの企業を受けるわけにはいきませんよね。

では、少ない社数で効率的に就職活動を進めていく為にはどのようにすればよいのでしょうか。5つに分けて解説していきます。

▼こちらの記事もおすすめです

失敗しない自己分析のやり方って?効果的な方法と無料診断テストまとめ

就活での企業研究の進め方とお役立ちアイテム2選

①事前準備は前倒しに!早めの行動が吉

就職活動は事前準備でほとんど決まると言っても過言ではありません。

時間がないことを分かっているのですから他の学生と同じスタートでは置いていかれてしまいます。

早くから事前準備を進め、計画的に行動していきましょう。

②業界、職種、企業を知りミスマッチを減らす

闇雲に多くの企業を受けて余計な時間を取られないためにも自分の志望業界・職種を明確にしましょう。

自分にあっている企業にターゲットを絞るためにはまず全体像を把握することが大切です。

どんな業界や職種があるかを知り、そこから志望企業を選定していきましょう。

③自分のPRポイントを知る

自分のPRポイントを人に伝えらえますか?

企業は、あなたの今までの経験や努力で身に付いたことを知りたがっています。

自分のこれまでの経験やそこから学んだことを振り返り、自分のPRポイントを理解し、伝えられるように準備をしましょう。

④他の体育会系学生との差別化を図る

スポーツに力を入れてきた体育会系学生のみなさんはアピールしたい自己PRや経歴が似てきてしまいます。

他の体育会系学生もライバルになり得るということも忘れずに、自分の経験に基づいたエピソード、そこから学んだことをしっかりと伝えられるように準備をしましょう。

⑤就職活動中も部活動にも全力を尽くす

就職活動が忙しいからといって練習や試合を休んでしまっては体育会系を堂々とアピールできないのではないでしょうか。

練習も就活も全力で取り組んでこそみなさんの強みが発揮されます。

もちろん面接や説明会を休んでまで部活にいくことおすすめしませんが、忙しくなる就職活動の時期を見越して準備できることは早めにしておきましょう。

内定がもらえない体育会系学生の特徴とは?

これだけ有利と言われている体育会学生でも、内定がもらえない人も一定数存在します。

ここからは現役のキャリアアドバイザーが実際に遭遇した、内定をもらえない体育会系学生の特徴をお伝えします。

大手企業ばかり希望している

部活に専念していて就活の準備をほぼしていないからか、「とりあえず大手」という思考を持っている体育会系学生が見受けられます。

大手企業はそれだけ希望する学生も多く、その中には念入りに準備をしているライバルも多くいるのです。

その中で、「とりあえず」という理由で受けていては、内定をもらえないのも納得できる話ですよね。

プライドが高く、謙虚さがない

自信があるのは素晴らしいことですが、社会人としては0からのスタート。

企業の多くは、これまでの経験にとらわれず、素直で前向きな学生を採用したいというのが本音です。

また、企業が新卒採用をする理由のひとつとして、「無知であることが財産」と言われるように、その企業の色に染まれる人材がほしいというのも挙げられます。

このことからも、素直さや謙虚さがない体育会系学生は、内定がもらいづらい可能性があるのです。

ノリだけで乗り越えようとしている

これまで挫折経験を味わったことがあるからこそかもしれませんが、「なんとかなる精神」が行き過ぎている学生も見受けられます。

就活はそう甘くはありません。ノリだけで中身のない学生、なんて印象を与えないように自分の将来についてしっかりと考えましょう。

体育会系=内定をもらえるという訳ではない

体育会系だからといって無条件に優遇される訳ではありません。

企業は、体育会系に所属している学生を評価しているのではなく、これまでの「部活動での経験」を評価しているのです。

その経験はしっかりと自分の中でアウトプットできるようにしなければ、相手に伝わりません。

体育会系だから大丈夫!なんて慢心していては、他の学生から遅れをとってしまうかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。体育会系学生が有利と言われているのは、部活を通して学んだことや身に付いたことが好印象に繋がっているからのようですね。

勘違いしてはいけないのは、体育会系学生という理由だけで内定がもらえるわけではないということです。

自分の経験に基づいたアピールができるようにしておくなど、体育会系であることを活かしつつ、しっかりと就活準備をすることは必須ですよ。

みなさんが部活で活躍しながらも、早期から準備を進め、納得いく就活ができるよう頑張りましょう!