入社式の挨拶&自己紹介のポイント・例文・マナー

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入社式の挨拶&自己紹介のポイント・例文・マナー

この記事は、2018年11月に投稿された記事を一部リライトしたものです。

入社式でひとりずつ挨拶や自己紹介を求められることは多くあります。
でもいったい、何を話たらいいのでしょうか?逆に避けるべき話題はあるのでしょうか。

皆に良い印象を持ってもらいたいと思えば、そこには面接以上の緊張感があるかもしれませんね。
しかし、しっかり準備しておけば大丈夫です。
新入社員のあなたに「これだけは知っておいてほしいポイント」をお伝えします。

入社式の挨拶&自己紹介はとっても重要!

就活のときも第一印象の大切さは何度も言われてきたかもしれませんが、それは入社式でも同様です。
入社式には、他の先輩社員や役員が出席している場合が多く、今後の仕事をしやすくするためにも、よい印象を与えたいところですよね。

大切なのは、①話し方と②話す内容です。
以下より具体的に解説していきます。

話し方

普段の生活の中で人と話すときは、一対一、多くても数人を相手に話すことが多いでしょう。
しかし、入社式となると大人数相手に話すことになり急に緊張してしまったり、覚えた内容を棒読みしたような話し方になりがち。
大人数で話すときのポイントは、”誰か一人に向けて話す”ことを意識すること。
“一対一がたくさんある”といった考え方です。

もう一つ、明るくはきはきとした話し方を意識してみましょう。
声もいつもより大きめで、会場の一番うしろの壁に声を届けるようなイメージです。
話し方のポイントについては、後半でより詳しくお伝えしますね。

話す内容

話し方の次に大切なのが、話す内容です。
フォーマット通りの挨拶、通り一辺倒の自己紹介では面白味に欠けてしまいます。
そこには新入社員だからこそのフレッシュさとオリジナリティがあると良いですね。ただ、最低限言うべき内容を抜かしてしまうわけにはいきません。
まずは、入社式での挨拶における「知っておくべき基本的な構成」をおさえておきましょう。

新入社員の入社式でも挨拶に臨むには、まずは構成を組んで、それをしっかりと頭に入れておくことです。
下記の構成を参考にしてください。

入社式の挨拶ポイント〜基本の流れ〜

基本の流れは、自己紹介→入社できたことに対する喜び→今後の抱負→結びの言葉です。
以下より詳しく解説していきます。

自己紹介の導入としてお礼を述べる
盛大な入社式を開催してもらったことへの感謝を述べましょう。
そして、自分の名前、配属部署、出身、これまでの経験など、自分がどういう人間かを簡単に伝えます。

入社できたことに対する喜びの気持ちを表現する
何よりも入社が叶い、入社日を迎えることができた喜びを伝えましょう。
「うれしい」「チャンスがもらえた」などの、今の気持ちを素直に伝えると良いでしょう。

今後の抱負
挨拶の中ではメインパートと言える部分です。
「今後○○を学びたい」「○○をして貢献したい」などのように、新入社員ならではの入社後の決意や前向きな意欲を表現しましょう。
冒頭の自己紹介に絡めた内容だとわかりやすくなるかもしれません。

結びの言葉
結びの言葉として、先輩社員や上司・役員の方々に向けて、これからご指導いただくことへのお願いを述べましょう。
以上のような基本の流れをおさえておけば、大きく主旨から外れることはありません。

入社式の挨拶ポイント〜話し方〜

冒頭に伝えたように、大人数相手に話すときでも”誰か一人に向けて話す”ことを意識することで、相手に伝わる挨拶・自己紹介になります。
その他にも、以下のようなポイントを押さえることで、よりよい印象になるでしょう。

短く簡潔に話す

入社式での新入社員の挨拶は、「簡潔に」「わかりやすく」がポイントです。
新入社員それぞれが挨拶する場合であれば1分程度、新入社員代表でもせいぜい5分程度です。

短く簡潔に話すことで聞き手も理解しやすく、集中もしてくれます。
短く簡潔に話すスキルも、今後必要となるでしょうから、その始まりの第一歩にもなります。

ただ、とにかく短ければ良いというわけではないので、5分程度が目安と考えてください。
それまでの周りの挨拶が長めであれば、自分も多少長く短めであれば自分も短くと、ある程度周囲に合わせてバランスをとりましょう。


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笑顔で、はきはきと話す

第一印象の「見た目」は大事です。
良い第一印象には、気持ちの良い笑顔と、はきはきと話すことがとても重要です。

おそらく緊張があることは皆理解しているでしょうが、あまりに表情が暗かったり真剣過ぎたりしても、好印象とはいえません。
見た目の影響は思った以上に大きいですから、笑顔の練習も必要かもしれません。

また、声が小さかったりぼそぼそ話していたりするのも、聞き手に自信が無い印象を与えてしまいます。
何をしゃべっているのか聞き取れないと、気持ちの良い会話にはなりませんし、好印象は与えられません。
口を開けてお腹からしっかりと声を出すよう、発生の練習もしてみておきましょう。元気で明るい印象になります。

さらに、スピーチでは「相手がいることを意識する」ことも大切です。
人のいないところに向かってしゃべっているように見えるとか、「棒読み」「暗記している」「原稿をそのまま読んでいる」となっても、ネガティブな印象を与えやすいです。
それでは中身が良くても相手に伝わりません。

「今、目の前にいる人たちに向けて話している」という意識を持つだけで、話し方は相当変わってきます。
「言う」のではなく「話す」意識が大切です。

姿勢も注意

スピーチ中の姿勢も印象を決定する大事なポイントです。姿勢は、背筋を伸ばして、かるく顎を引くくらいが良いでしょう。

スピーチの最中に体を揺らしたり手がブラブラすると落ち着きなく見られたり、猫背だと「だらしない」「自信が無い」との印象を与えがちです。
また、片足重心や足を開き過ぎた立ち方もマイナスに映ります。

例文

例文1:
新入社員の●●と申します。
本日はこのような素晴らしい入社式を催してくださりありがとうございます。
私は、生まれも育ちも●●で、就職を機に、東京に引っ越して参りました。
街を歩いていても、今まで経験したことのない人の多さに驚いています。

私は、自分が個として売れる人材になりたいという思いを軸として就職活動をして参りました。
1日でも早く営業としての実力をつけ、〇〇株式会社に貢献ができるよう一生懸命取り組んでいきたいと思います。

何かとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

例文2:
本日入社しました、●●と申します。〇〇大学出身で、地元は○○という自然に囲まれた環境で育ちました。
本日、〇〇会社の一員として無事社会人の仲間入りができたことを大変光栄に思っています。
これから大きな希望と誇りを持って働くことができる会社に入れたことは心からの喜びです。

この喜びをかみしめながら、意欲を燃やし、そして謙虚さも忘れずに、○○会社の発展に向け、全力を尽くす覚悟です。
しかし社会では右も左もわからない未熟者ばかりですが、
一日でも早く一人前になり、会社のために役立つ戦力として活躍できるよう努力して参ります。
どうぞ温かくも厳しいご指導のほどよろしくお願い致します。


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練習がとっても大切!

ここまでで基本構成やスピーチにおけるいくつかのポイントをお伝えしましたが、読んで頭で理解しただけでは身につきません。
次は体で覚える番です。それには練習が必要です。

基本の構成がわかっているか話してみる、時間をはかる、鏡に向かって表情を確認する等、何度もやってみることです。
実際に実技をしてみると、最初はいかにうまくいかないかを実感するでしょう。

もっともわかりやすいのが、自分のスピーチをスマホで撮影してそれを見てみることです。
自分の現状が一番わかります。しかし繰り返しの努力は必ず成果につながります。それを信じて練習に臨んでくださいね。

入社式の流れ

入社式とはどういうことをするのかまったく知らずに行くよりは、おおおよその流れを把握しておきましょう。

1.開会宣言
司会者が開会の宣言をします。「只今より、平成○○年度△△会社入社式を行います」と、簡単に終わることが多いです。

2.社長の挨拶
社長から新入社員に向けての励ましの言葉や訓示を述べてもらいます。

3.辞令交付
新入社員の代表者か、または各自ひとり一人に渡されます。

4.役員や各部長の紹介、挨拶
役員や各部長の紹介と、簡単な挨拶が行われます。

5.新入社員代表挨拶
新入社員代表が述べる場合と、人数が少ない場合はひとり一人が述べる場合とがあります。

6.閉式
司会者が兵式の宣言を行います。

まとめ

今回は、新入社員の入社式の挨拶についてお伝えしました。

もしあなたが新入社員の代表で挨拶することになったら、入社できたことの安心感など吹っ飛んで、一気に緊張感の塊になってしまうかもしれませんね。
ただ、初めてのことには不安はつきものです。まずは覚悟を決めることです。

そして「準備をすれば必ずできる!」と自分を信じてください。

スピーチを延々と丸暗記する必要はありません。
今回お伝えしたポイントだけを頭に入れて練習しておけば、そこにあなたらしさも加わり、挨拶は無事に終えられるでしょう。

「ちゃんとやらねば」「完璧に」「失敗しちゃいけない」という気持ちは手放しましょう。
聞いてくれている人たちはあなたが新入社員であることは百も承知なわけです。

挨拶の基本はおさえておいて、あとは新入社員の元気なパワーとフレッシュさを、胸を張って表現してくださいね。


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