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内定先に年賀状は必要?書き方や返事マナーを解説

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内定先に年賀状は必要?書き方や返事マナーを解説

内定式も終わり、早いもので2018年も残り2ヶ月となりました。
新年はもう目の前ですが、内定先への年賀状はどうする予定ですか?
内定先に年賀状は出すべきなのか、そして自分が出さなかったのに先方から届いた場合はどうするかなど、年賀状にまつわる対処法について解説します。

内定先に年賀状は出すの?


そもそも内定先に年賀状は出すべきなのでしょうか?

これは「企業による」というのが正直なところです。
迷った時は人事の人に聞いてみる、あるいはOBやOGに確認してみるといいでしょう。
ただし内定先から年賀状が届いた場合は、こちらからもお返しするのがマナーです。

内定先への年賀状の書き方

手書き?印刷?

新年を祝う年賀状が無地のはがきでは味気ないかもしれません。
干支や縁起物が印刷されたはがきを使っても問題はないでしょう。

ただし、たとえ市販の絵入りはがきでも、内定のお礼や入社後の意気込みなど自筆のメッセージをひと言添えるのがおすすめです。
メッセージを書き込む余白のあるデザインを選びましょう。

その余白の部分に背景色があしらわれていると、字が目立たなかったり、ペンのインクがはじかれて字がかすれたりすることがあります。
白無地の部分があるデザインがベターでしょう。

デザインは?

企業宛てであることをふまえ、あまり強烈なデザインのものやキャラクターものは避けましょう。
ビジネスシーンにふさわしい落ちついたデザインがおすすめです。

文字の縦書き・横書きはどちらでもかまいません。
ただ、はがきの向きとしては横使いより縦使いの方が見やすいでしょう。
また横使いだとプライベートでカジュアルな印象になりがちなので、その意味でも企業宛ての年賀状は縦使いがおすすめです。

書くときの注意点

使ってはいけない賀詞

賀詞と呼ばれる新年を祝う冒頭の語句には、「迎春」「謹賀新年」など色々ありますが、学生から内定企業へ出す年賀状では、相手を敬う文字の入った賀詞がふさわしいとされています。
つまり、「謹んで(つつしんで)」「恭しく(うやうやしく)といった漢字や意味が含まれた賀詞にする必要があるのです。

「新春」「賀正」「祝」などではなく、「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」「あけましておめでとうございます」など、目上の人に失礼のない賀詞を選びましょう。

また印刷されたはがきを使う場合は、印字された文章と自分の書いた文章が重複しないように配慮が必要です。
たとえばすでに賀詞が印字してある年賀状に自筆でも賀詞を重ねてしまうと、くどい印象になりがちなので注意してください。

忌み言葉は使わない

年賀状はおめでたい書状ですから縁起の悪い漢字や語句を使うのはNGです。
よくある例では、「去年」は「去」という字が不吉なので「昨年」や「旧年」に置き換える、「最後に」「おしまいに」「末筆」などは使わない、といったものがあります。

句読点を使わない

諸説ありますが、これには次のような理由があるそうです。

・句読点は相手が読みやすいようにとの配慮なので、正式な文書で使用すると相手に対して失礼
・年頭に際し、「区切り」をつけないという縁起かつぎ
・縦書きで毛筆を使っていたころのなごり

年賀状以外でも、たとえば企業の移転通知や役員交代の挨拶状など正式な書状で句読点は基本的には使いません。
ビジネスマナーの一環として覚えておきましょう。

具体的な書き方

内容

あまり凝った内容にする必要はありません。
印字された文章を上手に利用しながら、全体が次のような流れになるよう組み立てます。

①賀詞
②添え書き(「昨年はお世話になりました」「今年もよろしくお願いします」など)
③年号(文末でも可)
④ひと言メッセージ

ひと言メッセージには内定者らしく、内定をいただいたことへのお礼や今後の指導を仰ぐ言葉、あるいは入社後よろしくといった思いを込めましょう。

例文

等身大の例
〇〇大学の山田花子です
社会人生活のスタートを目前に
身の引き締まる思いで新年を迎えました
四月からは貴社にてお世話になります
よろしくご指導のほどお願いいたします

少し改まった例
貴社より内定をいただきました〇〇大学の山田花子です
面接の際は大変お世話になりありがとうございました
本年が〇〇様をはじめ貴社のみなさまにとりまして
素晴らしき年となりますよう心よりお祈り申し上げます

宛名と署名の書き方

多くの場合、企業に届いた年賀状は受付や総務部などで部署別・担当者別に分別されます。
どこの誰宛てかわからない年賀状は、分別する人にとっては困りものです。
できれば採用担当者、あるいは配属先がわかっていれば上司に当たる人など、特定の人か部署に宛てて出したいものです。

社長宛てでもかまいませんが、企業のトップが個々の内定者を覚えてくれているかどうかは微妙です。
年賀状を受け取った時に一番ピンと来てくれそうな人を受取人に選びましょう。

宛名は手書きでも印刷でもかまいません。ただし宛名ラベルやシールはNGです。
目指す相手に確実に届けるためにも、先方の所属や肩書は正確に記載しましょう。

肩書がある場合
〇〇株式会社 人事部
部長 山田 太郎 様

②肩書が無い場合
〇〇株式会社
人事部採用担当
山田 太郎 様

いずれも先方の氏名を大き目に書くことで敬意を表します。

署名

誰から来たかがわからない年賀状では出しても仕方がありません。

・郵便番号
・住所(都道府県から。番地もハイフンなどで省略せずに)
・フルネーム

は最低限必ず書きましょう。
最後に「〇〇大学××学部四年」と所属や学年を加えるとより丁寧です。

出し方の注意点

12月20日までに出す

せっかく年賀状を出すなら元旦に届くようにした方が自分でも気分が良いでしょう。
確実に元旦着にするには12月の20日から遅くても25日までに投函します。

自分は出していないのに内定先から年賀状が来たら

初日に気づいた場合
元旦に気づいた場合はその日の内にすぐ用意して投函しましょう。
三が日の前後に届けば多少の遅れは気にしなくても大丈夫です。

しばらく気づかなかった場合
お正月は学生にとってもせっかくの連休です。帰省をしたり旅行に行ったりで留守にするケースもあるでしょう。
帰宅をしてから内定先からの年賀状に気づいたら慌ててしまいますよね!

お正月から二、三日過ぎた程度であればすぐに用意して投函しましょう。
困るのは年賀状を出すには遅すぎる時期に気づいた場合です。

カレンダーにもよりますが、「松の内」と呼ばれる頃を過ぎ、もう企業が通常の営業を開始していると思われる時期であれば、もう年賀状はあきらめて寒中見舞いに切り替えます。
内容はたとえば次のようにします。

寒中お見舞い申し上げます
年明け早々ご丁寧な賀状を賜りありがとうございました
新しい年を迎え 新社会人としての第一歩を踏み出すことに身が引き締まる思いです
入社後は精一杯努力してまいる所存ですのでよろしくお願い申し上げます

喪中の場合

本来喪中はがきはプライベートな書状であり、ビジネスとは切り離して考えるべきとされています。
ですからたとえ喪中であっても、それを知る立場にないビジネス上の関係者にはかまわず年賀状を出すという人も世の中にはたくさんいます。
つまり喪中であっても内定先に年賀状を出すことに問題はないということです。

ただ、心情として年賀状を出す気になれないということであれば、次のような寒中見舞いで事情を伝えましょう。

「寒中お見舞い申し上げます
年明け早々ご丁寧な賀状を賜り誠にありがとうございました」

「実は昨年末に身内に不幸があり
遅ればせながらのご挨拶となってしまいましたこと
申し訳ございません」

「春からは貴社にてお世話になります
精一杯努力してまいる所存ですのでよろしくお願い申し上げます」


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まとめ

どんな企業でも、年賀状が来たか来ないかで内定者への評価が変わったり、ましてや内定を取り消されたりすることはまず考えられません。
ですから年賀状を出すか出さないかで迷った時は、とりあえず出してしまうことをお勧めします。
悪目立ちしない、礼儀をわきまえた正統派の年賀状さえ出しておけば、自分の気持ちも楽になり、さわやかな新年を迎えられるでしょう。


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