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内定ブルーかも?内定先に不安を抱く原因と対処方法とは

内定ブルーかも?内定先に不安を抱く原因と対処方法とは

 この記事は2018年3月に公開した記事を一部リライトしたものです。

企業から内定をもらい、就活を終えたのに、なぜか憂鬱な気分になったり、「本当にこの企業に就職していいのかな…?」と不安になっている人もいるかもしれません。
なかなか晴れないその気持ち、もしかして内定ブルーかも?
今回は、内定ブルーとは何なのか、その原因や上手く付き合う方法についてご紹介します。

内定ブルーとは?

晴れて内定を獲得したのに、入社を前に気持ちが沈み、就職に対する不安と迷いでいっぱいになってしまうことがあります。この心理状態を表わした言葉が「内定ブルー」。アイデムが行った調査によると、「入社予定企業を決定した後に、不安や憂鬱な気分(内定ブルー)になったことはあるか」という質問に対し、「ある」と解答した学生は81.1%。
つまり、ほとんどの人が内定ブルーに陥っているのです。

また、内定ブルーの経験者は年々増加傾向にあり、内定辞退の大きな原因にもなっています。では、なぜせっかく内定をもらったのに気持ちが落ちこんでしまうのでしょうか?
内定ブルーから抜け出す方法はあるのでしょうか?

内定ブルーになっている学生はどんな悩みを持っているの?

内定ブルーに陥ると、どんな心境になるのでしょう。渦中にある若者は様々な悩みを口にします。

「もっといい企業があるかもしれない」
「ブラック企業だったらどうしよう」
「そもそも自分に社会人生活は無理な気がしてきた」
など…。

ですがそのほとんどは次の2つに集約できます。

1. 本当にあの企業に就職してしまっていいのか
2. 自分はあの企業でちゃんとやっていけるのか

つまり内定ブルーとは、未知数である企業への不安と、同じく未知数である社会人としての自分への不安が、大きなプレッシャーとなって内定獲得者に襲いかかっている状態といえます。

内定ブルーの原因って?

そもそも働きたくない

「労働」に対して「面倒臭い」「大変」と感じでいたり、「企業」に対して「どうせどこもブラック」「過労死するまで働かせられる」と言ったようなネガティブなイメージばかりを持っている学生は「働きたくない」と言った思考に陥りやすいです。
しかし本当に「労働」や「企業」は必ずしも悪いものでしょうか?

「仕事が楽しい!」感じている人は、一部の限られた人種と思われがちですが、そんなことはありません。
「自分がやりがいを感じること」を見つけられるかどうかが仕事に対する意識の変わり目でしょう。

自分自身が納得できていない

就活に関してやり残したことがある人は、内定ブルーになりやすい傾向があります。
例えば、内定をもらった企業が第一志望ではなかった、あるいは条件などの点で内定に妥協してしまったなど、就活が不完全燃焼で終わってしまった場合は、モヤモヤした気持ちが残り、内定を心から喜べないことで迷いが生じます。

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自分の周りが納得していない

せっかく内定が出たとしても、残念ながら親族や恩師の期待に添えなかった人もいるでしょう。
周囲をがっかりさせた申しわけなさと、期待に応えられなかった自分へのふがいなさ。
特に周囲がいつまでもあきらめてくれていない環境では、せっかくの内定も針のむしろです。
自分でも内定を肯定する心境になれないので、入社日が近づくにつれ憂うつになります。

企業の待遇や働く環境に対する不安

その企業の働く環境や待遇に対してよく理解していないまま内定を承諾すると、のちのち噂に振り回されて内定ブルーになる可能性があります。
TwitterなどのSNSやweb上の書込み、または親しい人などから「あの会社で働いていた人がうつ病になった」「残業代が払われなかった」なんて話を聞くと、
「もしかしてブラック企業!?」
と不安になってしまいます。

環境が変わることへの恐怖

未知の世界に飛び込む恐怖は人を弱気にさせるもの。
特に学生時代に別れを告げて社会人になるという大きな変化は、まだ実感がないだけに、かえって不安をかきたてます。
加えて、どの部署に配属されるかまだわからない、もしくは入社後に転勤の可能性があるなどの不確定要素も、不安をかきたてる原因となります。

入社予定企業の期待に応えられるかという不安

選考中は無我夢中ですから、採用担当者のいじわるな質問にも笑顔で「がんばります」と答えられたことでしょう。
しかし、いざ内定を得て肩の力がぬけてみると、本当にがんばれるのか、自分には無理なのではないかと心配になってくるものです。
一度弱気になってしまうと自信はなかなか回復せず、そのまま内定ブルーへともつれこんでしまいます。

本当にやりたいことが見つかった

内定が出た安心感から、我にかえってよく考えてみると、押し殺していた自分の本当の気持ちに気づいてしまうパターンがあります。
この場合、内定を辞退して信じる道を選択すれば、少なくとも内定ブルーからは抜け出せるでしょう。ですがその前に、「本当に内定を辞退してまで進む価値がある道なのか」、「実は就職を恐れるあまり別の道に逃げているだけではないか」など、新たな葛藤にさいなまれます。

諦めていた企業に挑戦したくなった

内定を獲得すると、無意識の内に自分に自信がつきます。
すると就活中に諦めた別の道が急に惜しくなってきます。チャレンジせずにあきらめた企業の追加募集などを目にした日には、隣の芝生が青く見えて、いたたまれなくなることも…。
うまくいくかどうかもわからない就活にもう一度賭けるべきなのか、迷う気持ちが自分を追いつめ、ジレンマに陥ります。

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内定ブルーを解消する5つの方法

身近にいる信頼できる大人に相談してみる

一人で抱えこまないで、信頼できる家族や知人に相談してみてはどうでしょう。
人生の先輩である大人の言葉は、思いがけない重みと深みで悩める若者を救ってくれるかもしれません。
自分では気づかなかったメリットを指摘してくれたり、的確なアドバイスがもらえたり。そもそも誰かに聞いてもらうだけで気が晴れるという側面もあります。
身近な人では気恥ずかしいなら、プロのリクルートエージェントやキャリアカウンセラーを頼るのもいいでしょう。

入社する予定の会社に行ってみる

入社する企業が入社前に説明会や懇親会を開いていたら、ぜひとも思いきって参加してみましょう。不安を打ち消す出会いやチャンスが得られるかもしれません。
もしくは、入社後の通勤時間と想定される時間帯に、通勤のシミュレーションをかねて、入社予定の会社に行ってみるのはどうでしょう。
数か月後には日常になる光景を今から見ておくことで、夢が膨らんだり、覚悟ができたりして前向きになれるかもしれません。

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不安な点は人事に問い合わせる

企業の待遇や労働環境に不安がある場合は、思い切って人事に問い合わせてみましょう。

「待遇についてよく理解していない点があるので確認させて下さい。◯◯という話を耳にしたのですが、実際のところを教えて頂けますか。」

SNSやweb上の書込は真実とは異なることもあります。正しい情報を確認してきちんと不安を解消しましょう。
企業としても不安を抱えたまま入社されるのは本意ではないので真摯に対応してくれるはずですよ。

自己分析、企業分析をもう一回やり直す

初心にかえって自分自身を見つめ直すと、内定ブルーから抜け出せることがあります。
なぜあの企業を志望したのか、当時どれほど内定がほしかったか、あるいは就活中の苦労や苦悩を思い出してみましょう。
今の悩みと当時の悩みを比較することで冷静になれるかもしれません。

それでもだめなら、たとえば今先方から内定を取り消されたら就活を再開する元気があるか、あるいは今から応募できる企業の中に応募したいところがあるかなど、就活生の視線にもどって市場を分析してみると、客観的な自分をとりもどすのに役立つことがあります。

効率的な企業研究のやり方、ポイントを紹介!内定率アップで就活に勝つ!

遊んで気晴らしをする

残り少ない学生生活を満喫してしまうのも一つの手です。はじめは「そんな気になれない…」と思うかもしれませんが、プランをねっている内に気分が浮上することも。

社会人になれば長期の休暇など望んでもなかなか取れません。
学生最後の数ヶ月、家で悶々としながら過ごすより、旅行やアウトドアなど思いきったことをして気分転換をはかりましょう。

社会人になる前にやるべきこと15選〜後悔しない学生時代の過ごし方〜


入社後のポジティブ面を想像する

社会人になるということは、未知の世界に飛び込むことですから、不安になるのは当然です。
しかし、入社後は辛いことばかりでしょうか?

新しい人との出会い、同期との飲み会やイベントの参加、給与の使い道など、気分が前向きになることを考えてみるのも良いでしょう。
どんな風に成長していきたいのか、周りにどんな影響を与えていきたいのかなど、自分がなりたい姿を明確にしてみるのもおすすめです。

内定ブルーの原因がわからない・複数ある場合

なぜ自分が内定ブルーなのかわからなかったり、原因がいくつも思い当たる場合。原因は明確だけどいまいち可決方法がわからない。という場合は、以下の方法を試してみてください。

(1)紙に思いつく限りの不安要素を書き出す

内定ブルーの原因がいまいちわからない人は本当に些細なものでも構いません。
「働きたくない」「自分に仕事ができるか不安」「給料が低い」など自由に書き出しましょう。

(2)不安要素の隣に、なぜそう思うのかを書き出す

不安要素の横になぜそう思う中理由を書いて見ましょう。
例として

  • 「働きたくない」→「たくさん遊びたい」
  • 「自分に仕事ができるか不安」→「スキル不足、働いている自分が想像できない」
  • 「給料が低い」→「友人の企業より初任給が安い」

のように書き出してみるとだんだんと自分が悩んでいることに気がついてきます

(3)どうしたら解決できるか考える

(2)の内容はどうしたら解決できるでしょうか?
解決策はポジティブなものを描くのがコツです。

  • 「たくさん遊びたい」→「早く仕事を終わらせて、自分の時間を増やす」「たくさん遊ぶために仕事をして稼ぐ」
  • 「スキル不足、働いている自分が想像できない」→「事前に業務に関わる勉強をしてスキルをつけてる」
  • 「友人の企業より初任給が安い」→「ボーナスや後々のお給料の上がり具合は?」「給料が低くなるぶん残業が少ない」

このようにポジティブに考えると、なんだか内定ブルーから抜け出せそうな気がしませんか?
いくつもある場合は、一番解決策が似ているものが多いものから取り組んでみましょう。
これらを行っても解決策が「他の企業に入社すること」しかない場合は、就職活動を再開するのも良いでしょう。
しかし、今の時期から再開してどのくらいの企業が残っているかは確認しておきましょう。

内定者へのケアを行っている企業も

こうした内定者の心の揺れは、企業側もよくわかっています。
内定獲得者の2人に1人が内定を辞退するというこのご時世、特別に対策をとる企業も増えてきています。
内定者同士を懇親会で引き合わせたり、説明会や講習会を開いて情報開示を徹底したり。
内定者の力になろうと心をくだく企業の配慮は、入社前の不安をやわらげ、入社後のミスマッチや幻滅によるショックも減らしてくれることでしょう。

中でも同じ悩みをかかえた内定者同士の交流は積極的に参加すべきです。同期入社の仲間というのは、時に強い絆で結ばれます。
たとえこの先配属先が別れ、別々の職種につくことになっても、辛い時期を共に乗り越え支えあった仲間が社内にいるのは心強いものですよ。

まとめ

内定ブルーは新卒者特有の症状ではありません。一度は社会に出て転職を決めた人達でも、転職先に内定をもらって動揺するケースはめずらしくありません。

新しい世界に飛び込んでいくには、それだけ勇気がいるのです。未経験の新卒者が不安定になるのは、当たり前なのかもしれません。
しかし、いつまでも思い悩んでばかりいないで思いきって前に進みましょう。
落ちこんできたと感じたら、別のことに集中したり、ためこまずに誰かに打ち明けたりして、必要以上にバランスをくずさないよう自分を支えてあげましょう。

全力をふりしぼった就活も、途中で妥協をした就活も、早々と後悔する必要はありません。
ネガティブな部分にばかり目を向けず、この先に待つ新しい出会いや自分の成長に目を向けましょう。


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