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「ガクチカがない」人が面接官の目に留まるガクチカを書く方法&例文

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「ガクチカがない」人が面接官の目に留まるガクチカを書く方法&例文

ESや面接で必ずといって良いほど問われる「学生時代に力を入れていたこと」=ガクチカ。
でも、学生時代はそんなに頑張ったこともないし、何を書いたらいいのかわからないなんて人もいますよね。

今回はそんな就活生でも、魅力的なガクチカが書ける方法を伝授します!

企業は、なぜガクチカを聞いてくるのか

企業の採用担当者は「あなたがどのような人物なのか」を知るためのエピソードを聞きたいと考えています。
そのエピソードを引き出すためのきっかけとして「ガクチカ」がよく使われます。

あなたらしさを示すエピソードが伝われば、それはガクチカになります。
このことを頭に入れておくと、唯一無二のエピソードが作りやすくなりますよ。

特に

・何にモチベーションを感じているのか
・どのような価値観を有しているのか

が伝わるようなガクチカを見つけることができると良いでしょう。
このモチベーションの源や価値観が、企業風土や企業の理念にマッチしていれば、この人物にぜひ働いてもらいたいと判断することになります。

「ガクチカがない」はありえない!?

凄いことを伝える必要はない

「学生時代に力を入れていたこと」というテーマを聞いた時、「自分にはそんなエピソードはない…」と頭を抱えませんでしたか?
もしそうだとしたら、ガクチカを大げさに捉えすぎている可能性があります。
例えば、海外でボランティアをしただとか、大きな学生団体で幹部をしていた、といった見栄えのいい(耳障りのよい)エピソードを用意する必要はありません。

“あなたらしさ”が伝わるエピソードを

ガクチカに使えるエピソードを探すのであれば、


・自分はこれまで何を大切にして生きてきたのか
・今まで生きてきた中で一番教訓を得た出来事
・自分の信念を形成するのに影響した出来事

などを整理していくとおのずとエピソードが見つかるでしょう。

そしてそのエピソードは大げさであったりインパクトのあるものである必要はありません。
「あなたらしさ」を表現できるエピソードであればそれで問題ないのです。

例えば、日々の生活の中でこれだけは必ずしていること、あることを変えたことですごく自分が変わることができたことなどを探してみるのもよいでしょう。

よく使われるエピソードとしては、アルバイトでのエピソードがあります。
アルバイトは、いろいろな人との出会いの場であり、トラブルであったり、創意工夫を発揮することが多い場です。
もし「ガクチカ」のネタが見つからないのであれば、これまでやってきたアルバイトについて振り返ってみるとよいでしょう。
アルバイトをしていないのであれば、研究室でのことや、趣味について考えてみましょう。

具体的なエピソード例と例文

ガクチカのエピソードを探す際には、なるべく結論として仕事に結びつきやすいエピソードを選ぶとよいでしょう。

そしてエピソードの構成は

(1)まずは結論を述べる
(2)エピソードの背景を説明する
(3)エピソードの紹介をする
(4)再び結論を述べる
(5)入社した後にどのように活用できるかを述べる

を基本構成として覚えておくと、書きやすくなります。

(1)まずは結論を述べる
まず最初に結論を述べることで、読者(採点者)がそのあと話す内容を把握しやすくなります。
この際、できるだけ5W1Hを入れると、第三者が読んでも分かりやすい結論になります。

※5W1Hとは
物事を説明するときに抑えておくべき基本要素の頭文字をとったものであり、これらについてそれぞれ言及することで、漏れなく重複なく物事を説明することができます。

When(いつ)
Who(誰と/誰に)
Where(どこで)
What(何を)
Why(なぜ)
How(どうやって)

(2)エピソードの背景を説明する
結論に対して、それに取り組もうと思った背景を説明し、どんな目標を掲げていたのかについて話しましょう。

(3)目標に対し、どう考え行動したか
立てた目標に対して、実際度のように行動したのかをはましょう。

(4)そこから何を学んだか?
このエピソードについて何を学んだのかを書いて締めます。
可能であれば、入社後の行動や目指すべきものに関連付けられるとよいでしょう。

(5)入社した後にどのように活用できるかを述べる
そして最後に、入社後にどう活かしていきたいかまで述べられるとなお良いです。
これは本題であるガクチカとずれた内容であるため、あまり長々と話さずに端的に付け加える程度で良いでしょう。

★さらによくなるワンポイント
ESなどの書類では、目に留まるかどうかはとっても重要なポイントです。
キャッチフレーズのようなタイトルを冒頭につけることで、より目に留まりやすいガクチカになるでしょう。
具体的には以下より紹介していきます。

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アルバイトの場合

タイトル:働くことを通して感じた「言葉にすることの大切さ」
私が学生時代に力を入れたことは飲食店でのアルバイトです。
このアルバイトを通じて大きな気づきを得ることができました。それは「言葉にすることの大切さ」です。
アルバイトでは常に5名ほどがシフトに入っている状態でしたが、忙しい時間帯には提供ミスやオーダーミスをしてしまうことが多々ありました。
また、ミスをしてしまうことで険悪な雰囲気になってしまい、さらにミスを誘発するという状態に陥ってしまいました。
コミュニケーションが不足してしまったり自分の作業に集中してしまうことが原因であると考えた私は、意識的に声かけをする、スタッフの良いところは言葉に出して伝えるということを行いました。
結果、ミスは軽減され、スタッフ間の仲も良くなったと感じています。
今回学んだことを活かし、社会人になってからも直言することを意識して精進していこうと思っています。

趣味の場合

タイトル:自分の限界に挑戦する楽しさ
私は趣味である「自転車」に力を入れてきました。
子供の頃にテレビで見た「ツール・ド・フランス」にあこがれて、ロードレーサーと呼ばれる自転車を中学生の頃に親に買ってもらい、それ以来ずっと自転車に乗り続けています。
しかし最初は小さな山の坂道を登るだけで精一杯で、テレビで見る世界と実際に乗ってみるのとでは大きく違い、ただ苦しさしか感じず、せっかく自転車を買ってもらったのにすぐに乗らなくなってしまいました。
ですが、あるとき思い立って苦手にしていた坂道に挑戦してみたところ、何とか登り切ることができ、その時の達成感は今までに味わったことがないものでした。
それ以来、苦しみながらも少しずつ走行距離を伸ばしたり、急な坂道を登れるようになることが楽しくなりました。
私は自転車と出会うことで、自分の限界に挑戦し、それを乗り越えると、新たな成長が待っている、その楽しみを知ることができました。

学業の場合

タイトル:地道な研究の繰り返し
私は○○の研究に力を入れてきました。
大学での研究は、担当教授が行っている研究プロジェクトのサポートの一環として行いました。
研究プロジェクトの結果を立証するための実験を1日に何十回何百回と行い、それを記録することの繰り返しでしたが、「いずれ世の中に出て利用してもらうためには万が一の誤りや間違いがあってはいけない」という思いが原動力になり、最後までプロジェクトを遂行しました。
まだ実用化には至ってはいませんが、この実験結果により研究が一歩前進したことは事実です。
こういった地道な研究を繰り返すことで商品ができあがっていくことを体験できたのは、非常に良い経験であり、今後開発の仕事をしていく上でも大切にしていきたいと考えています。

普段の生活の中

タイトル:外国人の友人を増やそう!
私は学生時代、50人を超える外国籍の友人を作ることができました。
私の通う大学では交換留学生を受け入れており、多くの外国籍の学生が在籍しています。
私の専攻や志望している進路には直接関係ありませんが、日本人とは異なる文化の人の考え方をたくさん知りたいと考えたからです。
学食や学祭、サークルなどに参加して出会った外国人学生に積極的に声をかけていきました。
その結果、ヨーロッパやアジアはもちろんのこと、アフリカや南アメリカの友人もでき、今ではどんな国の人とでも初対面で仲良くなる術を身に着けました。

NGなエピソード例

「ガクチカ」のエピソードを選ぶ際に、避けたほうがよい話題は以下のようなものがあります。

ネガティブな内容
誰かを批判したり、マイナスな問題は避けましょう。
誰かの評価を下げたりするようなエピソードは印象が良くありません。

宗教や政治
宗教問題や政治問題もNGです。
宗教や政治は様々な思想を持つ人がおり、いつどこでその話を聞いているかわかりません。
その企業自体が関連している場合もあります。
扱って良い範囲が非常に判断しづらいジャンルですので、そもそもエピソードとしてとりあげないほうが無難です。

専門性の高すぎる話
研究内容などをとりあげる際には、その分野について全く知らない人に説明するつもりでアピールを行いましょう。
専門用語を使いすぎたり、業界では当たり前のことを説明せずに端折ってしまうと、受け取る側は何のことかさっぱり理解できなくなってしまいます。

単発なエピソード
ガクチカは、基本的にはあなたが長期的に取り組んだことを話すようにしましょう。
以下のようなエピソードは、一見良く見えるかもしれませんが、ある突発的な問題に対して行った対処方法であり、企業が知りたいガクチカとは少しずれています。

(NGなエピソードの例)
私は学生時代に「○○サークル」の活動に力を入れていました。
このサークルは、和楽器を演奏するサークルで、日本古来の楽器を演奏するサークルです。
琴や横笛、太鼓などの和楽器をサークルのメンバーがそれぞれ担当し、毎年秋に地元のお祭で演奏会を行うのが主な活動でした。
ある年、メンバーの一人が家庭の事情で練習にあまり参加できなくなり、このままではコンサートが成立しなくなる危機に陥りました。
そのとき、他のメンバーとどうしたら少ない人数でもコンサートが成立するのかや、練習時間が少ないメンバーも何とか参加できる方法がないかを模索しました。
その結果、オリジナルの構成で演奏を披露できたり、出番は少なくても全員のメンバーがコンサートに参加することができ、全員がイベントに関わることができました。
できる人だけが参加するのではなく、全員が何らかの形で参加できる方法をギリギリまで探すことができた経験は自分の中でとても大きな糧になっています。

ガクチカ作成時に注意したいこと

相手に伝わる言葉を選んでいるか

まずは言葉遣いに気をつけましょう。
読んでもらう相手の立場に立って、相手が読みやすい言葉を選ぶことが重要です。
普段自分たちが使っている言葉遣いが、必ずしも一般的ではありません。
特に専門用語・業界用語を使う際には、意味がちゃんと通じる工夫が必要です。

誤字脱字がないか

誤字脱字は当然NGです。
書き終わったら、少し時間を置いてから読み直してみることをおすすめします。
もし協力してくれる人がいるのであれば、誰かに読んでもらうと良いでしょう。
人間は自分が書いた文章のミスは気づきにくい習性があります。(すでに脳内で理解してるため、誤字脱字があっても脳内で勝手に補完してしまいます)

手書きの場合、丁寧な字で書く

手書きで提出する場合は、丁寧な字で書くことを心がけましょう。
字がうまくなくても、ゆっくり書くことはできます。
急いで書くと字が走り書きになりますので、読む側はその雑さに気づいてしまいます。
下手でもよいので、時間をかけて丁寧に書くようにしましょう。

まとめ

「ガクチカ」を苦手としている就活生が多いようですが、カッコいいことを書こうとして筆が進まなくなるようです。
そうではなく、自分とはどんな人間か、何を大切にしたいか、を自己分析してみてください。
その「自分らしさ」を表すエピソードを見つけることができれば、あなただけのあなたらしい「ガクチカ」を作ることができるでしょう。


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