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OB・OG訪問で聞くべき質問10選とアポの取り方・マナー

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OB・OG訪問で聞くべき質問10選とアポの取り方・マナー

本格的な就活が始まる前に、興味のある業界や会社に勤めている人に仕事について話を聞きに行く『OB訪問』。
しかし、周りが行っているからという理由だけでOB訪問をしても、せっかく時間を取っていただいているのに、特に何も得ることはなく終わってしまいます。
それでは、どうしたら有意義なOB訪問をすることができるのでしょうか。

今回はOB訪問で聞くべき質問やアポの取り方、訪問当日のマナーまでを解説していきます。

OB訪問って?


OB訪問とは、社会人となった卒業生を就活生が訪問して、話を聞いたりアドバイスをもらったりする企業研究の一種です。
現役社会人の生(なま)の声を聞ける貴重なチャンスですから、志望企業にOBがいるならぜひ訪問を申し込んでみましょう。

時期は早い方がいいでしょう。
OBには仕事があるので1シーズンに何人も相手をしてくれるとはかぎりません。
就活生も選考がはじまってからではスケジュールの調整が大変です。

おすすめは就活が本格的になる前、1月から4月くらいでしょうか。
訪問時間は手短に、1時間くらいで切り上げます。

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どんな質問をすればいいの?

OB訪問で有効な質問とは

①企業文化について
社内の雰囲気や独特のルールなど、いわゆる社風について聞いてみましょう。
保守的な会社だとか、自由に発言できる雰囲気があるとか、働いている人だけが知る社内の空気を教えてもらいましょう。

②企業の突出した部分について
業界内でひときわすぐれた技術や商品があるなら、ぜひくわしく聞いておきましょう。
志望動機を考えるとき、あるいは競合他社と比較するとき、絶好の判断材料になります。

③企業の課題について
企業単体でも業界全体でもいいので、不安な点や改善すべき点についてOBの意見をうかがってみましょう。
良いところだけでなく悪いところも知らないと正確な企業理解はできないからです。

④社員の定着率について
社員の定着率は働きやすさのバロメーターです。
退職者があまりに多いようなら原因も確認してみましょう。

⑤転勤や部署移動について
転勤や異動がしょっちゅうあるなら、それなりの覚悟が必要です。
入社後の配属先についても、どのくらい希望が通るのかなどを教えてもらいましょう。

⑥OB自身の仕事について
具体的な仕事内容、毎日大変に思うこと、思い出に残る仕事など、OBの実体験を聞くことで、入社後の仕事のイメージがつかめます。

⑦OB自身の就活について
どんなESを作ったか、選考ではどんな点が評価されたと感じているか、OBの経験から企業の求める人材像をさぐりましょう。

⑧自分のESについて
思い切って自分が書いた志望動機や自己PRを見てもらってもいいでしょう。
「うちの会社では○○をアピールした方がいいかもよ」など、具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。

⑨雑談的な質問
かた苦しい質問ばかりでは、おたがい疲れてしまいます。
「お昼はみなさん、どうされているんですか?」など、相手がふっとなごめる質問もまじえてみましょう。

⑩OB自身の感想と評価
OB自身が自分の会社をどう思っているかはぜひとも聞いておきましょう。
仕事にやりがいを感じているか、この会社に入ってよかったか、理由も含めてうかがってみましょう。

NGな質問


質問のレベルがあまりに低いとOBに対して失礼です。
ちょっと調べればわかることは質問リストからはずしましょう。

また、金銭面や福利厚生にあまり強い関心をしめすと、多少のことには目をつぶってがんばっている社会人を不快にさせることがあります。
賞与や有給について知りたい気持ちはわかりますが、常識の範囲内でさらりと聞くにとどめましょう。

アポの取り方

メールの場合


アポイントを取るタイミングは2週間から1ヵ月ほど前がベストです。
幅を持たせた曜日と時間帯を何パターンか提案し、先方の都合がいい日時を指定してもらいます。

相手の状況がわからないので、最初のコンタクトはメールが無難です。
ポイントとして次の3つをおさえておきましょう。

①自分は就活中の後輩で、目的はOB訪問だということが一目でわかる件名にする。
例:「OB訪問のお願い ○○大学 ××花子」など

②メールアドレスの入手経路を明らかにする。
例:「大学の就職課で××様のアドレスを知り」など

③要件を的確に伝える。
例:「私は現在就職活動中で、貴社に大変関心があります。
貴社への理解を深めるために、一度社風や仕事内容についてお話をうかがえませんでしょうか」など

誤字脱字には十分に気をつけ、心をこめてお願いしましょう。

OB訪問での依頼・お礼メールの書き方&例文


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電話の場合


電話をかける場合は「お忙しいところ恐れいります」「突然のお電話で申し訳ありません」など、ワンクッション入れてから名のりましょう。
その上で、「本日はOB訪問のお願いをしたくてお電話をいたしました」と要件を簡潔に伝えて相手の反応を見ます。

メールと違って電話は相手を時間的に拘束します。
本格的に要件を切り出す前に「今お時間よろしいですか?」と相手の状況を確認しましょう。

大学やサイトを利用する


大学によっては就職課やキャリアセンターがOB訪問をセッティングしてくれることがあります。
自力でOBを探すのがむずかしそうなら相談してみましょう。
また出身大学の壁を越えて協力者を紹介してくれるOB訪問専門のマッチングサイトも存在します。
善意の社会人が訪問会をセッティングしてくれる「ジョブカレ」、相手のプロフィールを見て就活生が訪問を申し込む「茶会人訪問」などが有名です。

事前準備

企業について研究しておく

当日までに企業研究は徹底的にしておきましょう。
企業理念や経営方針、業績などの基本情報はどこにでも公開されていますから、とことん調べて頭に入れておくのがマナーであり常識です。
当日になって「そんなことも調べてないの?」と言われないよう、調べてもわからないことだけをOBに聞きましょう。

質問リストを用意しておく

質問をリスト化しておくと当日の進行がスムーズです。
相手の分と自分の分と2部を用意しておけば、時間配分などが共有できてとても便利です。

あるいはリストを事前にメールで送っておく方法もあります。
プリントしたリストにはメモを書き込める余白を確保しておきましょう。

前日にメールを送る

前日に確認のメールを送ると確実ですし丁寧ですが、「忘れてませんよね」というニュアンスは失礼です。
「このたびはOB訪問をご快諾いただきありがとうございます。明日の○時に××にてお待ちしております。お会いできるのが楽しみです。よろしくお願いします。」
といった具合に、期待感と感謝の気持ちだけを伝える文章にしましょう。
あとは当日の思わぬすれ違いや行き違いにそなえて自分の携帯番号を書いておきましょう。

OB訪問当日のマナー


遅刻は言うまでもなく厳禁です。
特に社外の飲食店などを指定されているケースでは、OBより先に到着して席をとり、帽子やコートを脱いでお待ちするくらいの時間的余裕をもちましょう。
服装はスーツが基本です。同伴者がいたり別の場所に案内されたりしても対応できる格好で行きましょう。

手みやげや名刺は必要?

手みやげと名刺は迷うところですが、どちらも必須ではありません。
学生が名刺を持っていないのは理解していただけるはずですし、手みやげは会社に禁じられていたり、プレッシャーに感じるOBもいるからです。
ただ、オフィスでお会いする場合には、OBの顔をたてる意味でも、みなさんにお菓子か何かをお持ちすべきかもしれません。
その必要があるかどうか、あるなら何人分くらい必要かなど、事前にOB自身に聞いておきましょう。

名刺をいただいたらお礼を言いながら両手で受けとり、面会中は見えるところに置いておきます。
絶対に汚したり忘れて帰ったりしてはいけませんよ。

食事に行くことになったら?

もし一緒にお食事をという流れになったら、あれこれ迷わず相手と同じか相手より値段の安いメニューを選びます。
おごってもらえそうな様子が明らかでも、伝票をとる、財布を出すなど、支払う姿勢を見せましょう。

当然ですが別れ際は丁寧にお礼を言い、相手が見えなくなるまで見送ります。
社内でお会いしていた場合は、周囲のみなさんにもきちんとあいさつをしましょう。

OB訪問後のお礼の仕方

訪問後はその日の内か遅くても翌日までにお礼のメールを出しましょう。

例文

件名:OG訪問の御礼(〇〇大学 ××花子)
本文:○○株式会社
△△部××課 ●●様

本日OB訪問をさせていただきました○○大学の××花子です。
お忙しい中お時間を作っていただき、心から感謝しております。
おかげさまで、これまで疑問に思っていたことや自分で調べてもわからなかったことを詳しく知ることができました。
本日得た新しい知識を今後の活動に活かしてまいります。
本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

〇〇大学 ××花子
携帯番号:090-●●●●-●●●●
E-mail :×××@kicho-navi.com

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まとめ

タイミングやマナーなど色々と大変そうですが、OB訪問には労力をかけるだけの価値があります。
なにしろ現役社員のリアルな話と企業内部の様子が聞けて、なおかつ面接の予行練習も兼ねられるのです。
当日はしっかりとOBの話を聞き、存分に企業理解を深めてください。同時にOB自身の表情やオーラもこっそり観察してきましょう。
現役社員が仕事について生き生きと語れる企業なら、あなた自身も将来そんなふうに生き生きと働けるかもしれません。
OBがその企業でどんな社会人に育っているか、それを見せてもらうのも、OB訪問の大切なポイントかもしれません。


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