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自己PRに”笑顔”はNG?効果的な自己PR方法と意識すべきポイント

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自己PRに”笑顔”はNG?効果的な自己PR方法と意識すべきポイント

応募書類の自己PR欄で「笑顔」をアピールしようと思いつく人がいるかもしれません。
感じのいい笑顔、人を引きつける笑顔はたしかに大きな魅力であり、アピールポイントになりそうです。

でも「笑顔なんて誰にでもできる」「アピールされなくても見ればわかる」と一蹴されてしまう可能性はないのでしょうか?
「笑顔」は自己PRに使えるか、そして使えるとしたらどうアピールするべきか、詳しく見ていきましょう。

「笑顔」を自己PRに使うのはあり?


そもそも自己PR欄とは強みや長所を書く欄です。
「この人材が欲しい」と企業に感じてもらうためには、企業に貢献できそうな、あるいは仕事に役立ちそうな持ち味や特性をアピールする必要があります。

となると、自己PRが「笑顔」というのは、接客業や介護職ならともかく、他の業種ではちょっと弱いかもしれません。
それを補うには、笑顔を活かして実際に成果をあげた具体的なエピソード、あるいは笑顔を仕事にどう活かすかという現実的なプランなど、説得力のあるPR文が必要になります。

“笑顔”を使った自己PRの作り方

基本的な構成

一般的に自己PRは次のような流れで組み立てると充実します。

①書き出し(結論すなわち自己PRのテーマ)
②その長所や強みに自分が気づいたエピソード
③結果として獲得した効果や評価、気づきや学び
③それらを仕事に活かせるというビジョンと根拠

自己PRとして「笑顔」を思いつくからには、なにかしらきっかけとなる体験があったのではないでしょうか?
それをすみずみまで思い出し、上記の要領で文章を練りましょう。

ちなみに応募書類の自己PR欄は250字から350字くらいにまとめると読みやすくなります。
では基本形がわかったところで、次はそれぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

ポイント①:書きだし

自己PRは多くの場合結論から本題に入った方がスマートにまとまります。
ただ、アピールポイントが「笑顔」の場合、「私の強みは笑顔です」ではストレートすぎてインパクトに欠けるかもしれません。ですから、

「つらい時でもとにかく笑顔で人と接するのが私のモットーです」
「私の強みは落ちこんだ時もピンチの時も笑顔で乗り越えていく前向きな姿勢です」

など、簡潔でありながらひとひねりした文章を考え、冒頭に持ってきてみましょう。
笑顔だけでは弱いと思ったら、他の長所をセットでアピールするのもお勧めです。

ポイント②:エピソード

書き出しでテーマを明確にしたら、今度はテーマに「笑顔」を選んだ理由を伝えます。
裏付けエピソードを簡潔に紹介しましょう。
コツとしては、「このあとどうなるんだろう」と興味を持ってもらえるようなシチュエーションや、気持ちのいい笑顔と人柄の良さがにじみ出るようなエピソードを選ぶことが挙げられます。

ポイント③:本文

続いて、そのエピソードを通じて自分がどんなことに気づき、どう行動して何を得たかという成長のプロセスを伝えます。
自己PRでは、自分の得た成果を誰にでもわかるように伝えることが大切です。
ですから「困難を乗り越えた」「効率が上がった」「大切なことに気づいた」などの成果が効果的に伝わるように文章を練りましょう。

たとえば「〇人」「〇割」「〇%」など、はっきり数値で表せる成果を盛り込む方法があります。
単に「笑顔のおかげで雰囲気が良くなりました」と書くよりも、「笑顔をキープすることで徐々に空気がやわらぎ、最終的には〇人の列席者が全員××してくれました」のように数値化することで、臨場感や話の信頼性は大きく高まるでしょう。

たとえ数値で示せる成果がなくても、

・「教師や責任者に〇〇と評価された」と第三者の客観的な反応を盛り込む
・「××を目指す原動力になり、のちの資格取得につながった」など、その後のステップアップをアピールする

など、話を自分の主観だけで終わらせない工夫をこらしましょう。

ポイント④:仕事でどう活かしたいか

最後に自分の笑顔が仕事に役立つことをPRします。

「笑顔を絶やさずムードメーカーになって社内の雰囲気づくりとチームワークの向上に貢献したいと思っています」
「笑顔を軸にしたコミュニケーション能力で少しでも多くの案件獲得と成約を目指します」
「常に笑顔を忘れないことでお客様の笑顔を引き出し、指名率にも売上にも貢献していきたいです」

といった感じです。

「ニコニコしているだけなら誰でもできる」と思われてしまわないように、「この子の笑顔ならそれが可能なのだろう」と思わせるアピールを考えましょう。

例文

私の長所は相手がどんな人でも笑顔でアプローチできるところです。
たとえば私のバイト先では、むやみにクレームをつけるお客様に悩まされた時期がありました。
他の店員はそのお客様をひたすら敬遠していましたが、私はいつも自分から笑顔で声をかけていました。
どんなお客様にもわけへだてなく接することが、私のポリシーであり性分だからです。
きつい言葉もさんざん浴びましたが、最後には15人いた店員の中で私だけがそのお客様と打ち解け、お話をしていただけるようになりました。
その件がバイト先に評価されて、半年前からバイトながら新人の教育係をまかされています。
今後も、偏見や先入観をもたずに自分から笑顔で話しかけることで、社内の方ともお客様とも円滑な人間関係を築いていきたいです。

笑顔を自己PRに使う場合の面接で気をつけること

面接中は笑顔を意識

ESや履歴書で笑顔をアピールしたのなら、面接でも笑顔の威力を実証する必要が出てきます。
ただ口元をほころばせているだけでなく、喜怒哀楽をはっきりさせて表情豊かに面接を受けましょう。

コミュ力を感じさせよう

「笑顔」というキーワードからは、人柄の良さ、ポジティブな姿勢、周囲への配慮など対人スキルの高さがイメージされがちです。
ですから笑顔だけでなく、発言の内容にも温かみや明るさが表れるように意識しましょう。

面接で上手な笑顔を作るには

日頃から練習をしておこう

そうは言ってもいざ面接当日を迎えると、緊張や気合で顔がこわばり、うまく笑顔が出ないことがあります。
けれども笑顔をアピールしたからには、「たしかに素敵な笑顔ですね」と面接官に言われたいと思いませんか?

緊張に負けないように、日頃から鏡を見て自分の表情を研究しておきましょう。
いかに可愛く見えるかではなく、性別や年代の壁を超えて親しみを感じてもらえるような、気持ちのいい笑顔が目標です。
日頃から折を見て練習しておくといいでしょう。

普段の生活の中で、口角を下げない練習をする

口元の表情は感情を相手に伝える重要なシグナルです。
中でも最も重要なパーツがくちびるの両端、つまり口角でしょう。

面接中に一生懸命答え方を考えたりしていると、知らず知らずの内に口角が下がり、きつい顔つきになることがあります。
笑顔を自己PRのテーマにした人は、考え込む時も表情が暗くならないように、口角を上げ、目線も斜め上を向けて明るい表情をキープしましょう。

笑顔のトレーニング方法

笑顔は表情筋と呼ばれる顔の筋肉の動きで作られますが、人が日常的に使っている表情筋は全体の3割程度と言われています。
筋肉は十分に活用されないと衰えたりこわばったりして美しい笑顔が作れなくなってしまいます。
ふだんからなるべく表情豊かに暮らすことを心がけ、必要に応じて下記のような顔トレをしてみましょう。

舌回し
口の中で歯の表面をなぞるように舌を回します。右周りに20回回したら、次は左周りに20回回します。口周りの筋肉を「ほぐす」効果と「鍛える」効果が両方期待できます。

口角アップ
口を「イ」と発音する時の形にして、口角を大きく引き上げ30秒間キープします。この時、奥歯で割りばしを噛んで行なうとさらに効果的です。


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まとめ

「笑顔」という言葉によく結びつけられる動詞のひとつに「こぼれる」があります。
笑顔は本来、意識して作るものではなく、「こぼれる」のが自然なのかもしれません。
いわゆる「営業スマイル」のような作られた笑顔より、無意識にこぼれ出た純粋な笑顔にこそ、心持ちや温かい心情が表れ、相手が共鳴するのではないでしょうか。
「いつでも笑顔を作れます」と作り笑顔で答える学生よりも、「自然に笑顔になってしまうんです」と心からの笑みで答えられる学生の方が、面接官の好感度は高いでしょう。
もしもあなたが後者で、今まで笑顔からたくさんの恩恵を受けてきた事実があるのなら、自信を持ってその素敵な笑顔をアピールしてください。


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