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就活における食事会選考の意図と気をつける9つのポイント

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就活における食事会選考の意図と気をつける9つのポイント

「次回の選考は食事会形式を予定しています。つきましては…」
そんなメールが志望企業から届いたら、ちょっと緊張しませんか?
「選考で食事会って、何を見られるの?」「食事のマナーに自信が無いかも…」と慌ててしまうかもしれません。
今回は食事会選考に招かれた場合のマナーや対処法についてご紹介します。

食事会選考の意図って?

本来の姿を見たい

学生にしてみれば、通常の面接では緊張しますし、会話も堅苦しくなりがちです。
企業にしても、画一的なリクルートスーツに身を固めた就活生から、本来の姿や持ち味を見抜くのは難しいものがあります。
その点、食事会形式であれば、おいしいものを食べながら、リラックスした雰囲気の中で、面接よりのびのびと会話ができる可能性は高いでしょう。
つまり食事会選考には、就活中の形式ばった姿だけでなく、学生のありのままの姿を見たいという意図があると考えられます。

相互理解を深めたい

面接官を前にすると、「こんなことを聞いてもいいのかな」「こんな発言は不適切かな」など、頭の中でついつい計算をしてしまいませんか?その結果、無難な回答を選んだり本音を飲み込んだりした経験はないでしょうか。
けれどもそうした上辺(うわべ)だけの受け答えでは、お互いに深く理解し合うことは難しいでしょう。
隠したり飲み込んだりしてした本音の部分が、いずれ入社後のミスマッチにつながるかもしれません。
その点、食事会選考なら、面接ほど畏まらずに、飾らない言葉で「腹を割った」話し合いができると考えられます。

囲い込み

食事会に招かれた時点で、すでに企業が採用の意向を固めている可能性も考えられます。
その場合の食事会は選考というよりは親睦会的な意味合いが強く、主な目的はお互いの親交を深めることと言えます。
その企業に対して良いイメージを持ってもらうことで、他社の選考を断ってほしいという「囲い込み」的な意図もあるかもしれません。

どんなことを見られている?


では、実際にはどんなことを見られているのでしょうか。
食事会選考でよく見られているポイントをまとめてみました。

気配りができるかどうか

何人かで食事をすると、誰が気配りができる人で誰ができない人かよくわかります。
周囲にさりげなく目を配り、必要に応じて他の人を手伝える学生は、入社後も気持ちよく一緒に働けるイメージで見てもらえるでしょう。
逆に用意や片付けを周囲にまかせきりだったり、ひたすら自分の食事に専念したりしている人は、「空気が読めない」「気がきかない」という印象を持たれるかもしれません。

社交性

社交性やコミュニケーション能力は多くの企業に歓迎される要素のひとつです。
初対面でも大人数にすんなり溶け込める人柄であれば、入社後の人間関係もスムーズに展開すると予想されるからです。
ですから食事会では笑顔を忘れず、聞かれたことにハキハキ答えて、できるだけたくさんの人と会話を交わしましょう。

食べるものの偏りがないか

目上の人が同席する選考の場で、自分の好き嫌いを言い立てるのは、あまり感じがいいとは言えません。
嫌いなものを選り分けて残すのも食事のマナーとしてNGです。
「子どもじゃないんだから…」「親のしつけが甘いんじゃ…」などと思われることがあるので気をつけましょう。

食事会で気をつけるポイント~基本編~

着席時は下座、一番最後に座ろう

食事会では参加者の役職や立場によって、あらかじめ席が決まっていることが多いので、間違ってもそそくさと好きな席に座ってしまってはいけません。
基本は出入口から遠い奥の席に来賓や役職の高い人が座り、新人や部下は「下座」と呼ばれる出入口に近い席に座ります。
判断が難しいシチュエーションもありますから、「こちらにどうぞ」と案内されるまでは着席しない方がいいでしょう。

スマホはマナーモードに

食事中にスマホをいじるのはやめておきましょう。テーブルに出しておくのもNGです。
面接の時と同じようにマナーモードにしてバッグにしまっておきましょう。

タバコは吸わない

タバコも我慢した方がいいでしょう。煙やにおいが苦手な人もいますし、喫煙自体に良い印象を持たない人もいるからです。
食事の席ではもちろん、食事の合間に喫煙コーナーへ行くのも、選考中という立場を考えるとおすすめできません。

全ての社員と会話をする

前述の通り、食事会では社交性やコミュニケーション能力を見られていることがあります。
特定の人や就活生同士だけで話をするのではなく、全ての人と満遍なく会話をするように心がけましょう。
また、大人数の食事会の場合は輪に入れずにいる人がいたら話をふってあげましょう。

周りへの気配りをする

カトラリーやおしぼりなど、何かを探したり欲しがったりしている人がいたら率先して取ってあげましょう。
社員がそうしたことを始める前に、自分から動くことも必要です。

食事会で気をつけるポイント~ランチ編~

メニューは社員と同じが無難

食事会がランチや軽食の場合は、その場で好きなメニューを選ぶように言われるかもしれません。
会計が先方持ちの可能性が高いので、極端に高価なメニューは遠慮した方がいいでしょう。
社員の頼むものをよく見て、同じくらいの値段のメニューを選ぶのが無難です。
もし「この店はこれがおすすめだよ」などと社員の人にアドバイスをされたら、その中から選んだ方が感じがいいでしょう。
また、時間がかかりそうな料理にしてしまうと、先に料理がそろった人たちをお待たせしてしまう危険があるので注意が必要です。

ナイフやフォークをとる

カトラリー、紙ナプキン、水など、自分の手が届く範囲にあるもので他の人も利用するものがあれば周りの人の分もとってあげるなど気を配りましょう。
ただし出しゃばりすぎたり仕切りすぎたりすると逆効果になることがあるので、張り切りすぎないように加減してくださいね。

先に食べ始めない、先に食べてもらう

自分の料理が最初に来てしまっても、いきなり食べ始めてはいけません。他の人の分がそろうまで会話をしながら待つのが礼儀です。
ただし「冷めない内に食べて」などと強く勧められた場合は、一言断ってからゆっくり食べ始めましょう。
逆に社員の人の料理が先に運ばれて来た場合は、「どうぞ召し上がってください」と勧め、先に食べ始めてもらいましょう。
あとは食べ終わりの時間が他の人とそろうように周りを見て調節しましょう。

食事会で気をつけるポイント~飲み会編~

勧められたものは受け入れる

勧められた料理やお酒は素直にいただきましょう。ただし本当に限界を感じたならお断りしてもOKです。
アルコールが飲めない人も、かたくなに拒否するのではなく、「飲めないのですが形だけ頂きます」とコップに少しだけついでもらいましょう。
ちなみに乾杯をする時は、目上の人よりグラスを低く構えるのがマナーです。

飲み過ぎに注意

お酒が入るとつい気がゆるみ、いつもより開放的な気持ちになったり口が軽くなったりしてしまいがちですが、食事会選考ではしっかり自制しなければいけません。
うっかりグチをこぼしたり、わきまえを忘れたりしないように、お酒の量はきちんとコントロールしましょう。

食事会選考マナーQ&A

会場は押さえるべき?

会場は企業側が指定してくるのが一般的です。
特に指示が無い限り、こちらで手配することは無いと考えていいでしょう。

スーツじゃないとダメ?

招待状や招待メールにドレスコードの指定が無ければスーツを来て行くのが無難です。
食事の席でもありますし、企業は就活生の本来の姿を見たいわけですから、社風によってはブラックのリクルートスーツにこだわらず、ネイビー、グレー、おとなしめのストライプなど、自分らしいスーツを選んでもいいでしょう。
ただしメイクやヘアスタイルは通常の面接に準じましょう。

苦手なものは伝えていいの?

事前に「〇〇は食べられますか?」「お酒は飲めますか?」など好みを確認されるかもしれませんが、あまり細かい要望は出さず、おまかせした方がいいでしょう。
わざわざ自分から言い出すのも、やめておいた方が無難です。
ただしアレルギーがある場合は、先方にご迷惑をかけないためにも必ず伝えておきましょう。

会計はどうすべき?

食事会と言えども選考の一部ですから、お支払いは会社負担になる可能性が高いでしょう。ごちそうになったら必ず丁重にお礼を言いましょう。
いつの間にか会計が済んでいるパターンもあるので、お支払いをする場面や気配が無かったら、店を出るタイミングでお礼を言いましょう。
また別れ際にも重ねてお礼を言うとより丁寧です。


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まとめ

食事会選考では、肝心の食事マナーもおろそかにしてはいけません。
会場がわかったら、予想される料理に合わせてマナーブックなどを読んでおきましょう。
また、どんなになごやかな雰囲気になっても、口がすべったり悪乗りしたりしないようにしっかり自制することが大切です。
会話が弾めば弾むほど、通常の選考ではわからなかった企業の姿が見えてくるかもしれませんが、同時に自分の素顔や本音も相手に見られていることを忘れないようにしましょう。


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