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大学院生の就活は有利?不利?学部生との違いって?

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大学院生の就活は有利?不利?学部生との違いって?

この記事は、2018年4月に投稿された記事を一部リライトしたものです。

就活が始まり、周りが説明会に足を運んだり面接を受けている中、「大学院に行ってもっと勉強をしたい」と感じていませんか?
しかし、大学院生の就活というと「文系は受かりにくいらしい」「理系も受かりにくい専攻があるらしい」なんてネガティブな噂を聞きがちですよね。
「勉強はしたいけど、後々就活が難しくなるくらいなら」と大学院は諦めて就活に専念する人もいるかと思います。
それでは本当に大学院に進むと就活が難しくなるのでしょうか?
大学院生の就活事情について調べました!

大学院に進むと就活が難しくなるって本当?

院進学が就活に不利になるかは本人次第!

就職だけではなく、大学院進学も選択肢に入れている場合、院進学後の就職状況について気になりますよね。

大学院生はスキルが高く、年齢も高いため、一般的に基本給が高くなる傾向があります。
そのため優秀でスキルは高いが人件費が高くなる院卒採用をするのであれば、より少数精鋭で行いたいと企業側は考えるため、競争率が高く就活が難しくなると言われています。

大学院に進んで本当にその研究がしたいのか、その後どのような道に進みたいのかをしっかりと考えた上で、大学院進学を検討したほうが良いでしょう。

学部卒との就活の違いは?

大学院生の就活は、学部生の就活とほぼ同じです。

企業側が大学院生のみ別の採用スケジュールで採用試験などを行うことはほぼないでしょう。
採用枠の中に「技術職採用」が設けられていて、そこに優先的に割り振られる可能性がある程度と考えるのが良いかもしれません。

しかし、日々研究や論文作成に忙しい大学院生にとって、就活に必要な資料作りや企業研究などの作業を行う時間が学部生より少なくなることは頭に入れておきましょう。

就活に有利な大学院生と不利な大学院生。あなたはどっち?

文系院生は懸念されることがある

就活において、文系の大学院生は敬遠される傾向にあります。
それは文系の場合、大学院で学んび身につけた専門的な知識やスキルが、企業の事業と直結することが少ないからです。

文系の大学院生の場合、専門性以外のアピールポイントや企業に貢献できるようなスキルや経験を持っていることを重点的にアピールすると良いでしょう。

機械、電子、通信は受けがいい!

文系に比べて、理系の大学院生、特に機械・電子・通信系の場合は企業からの需要が高い傾向にあります。
技術職や研究職は、その企業の将来を支える中心的な役割を担うことが多く、どの企業も優秀な学生をほしがっています。
しかし、該当する学生が少なく、企業間で取り合いのような優秀ですぐに戦力となる若手人材はどの企業も必要としています。

数学科は就職しやすい?


一見、汎用性が効かない学科を思われがちですが、現在、多くの企業がビッグデータやAIを活用して、市場調査・情報分析・将来予測を行い、将来の事業展開に備えた準備を行っています。
研究内容にもよりますが、企業の方向性を決めるための大きな戦力となる数学科の学生は、幅広い業界から人気といってよいでしょう。

化学系・バイオ系はピンポイント

化学系の中でも、有機系や化学工学系の大学院であれば、就活の幅はかなり広がります。
製薬メーカーや化粧品メーカーはもちろんのこと、素材メーカーや自動車メーカー等、自社製品の開発に力を入れている企業であれば、化学系の専門知識をもった人材は広く求められています。

一方、無機系の場合は専門知識を活用できる業種が限られており、ピンポイントで就職を狙っていくしかありません。
バイオ系はさらに募集自体が少なく、競合企業も限られるため、一本釣りをするくらいのつもりでひとつひとつの選考を大切に行うようにしてください。

理系の院生はコネでの入社も多い

理系の大学院の場合、企業と共同研究をしていることが多く、教授がさまざまな企業と親しいこともあります。
そのツテを使って、就職先を紹介してもらえるケースもよくあります。

大学院生が就活成功のためのすべきことは

研究と就活を両立

企業が学部生ではなく、大学院生を採用するのは、高い専門性を持っていることを期待しているからです。
就活に取り組むことはもちろん大切ですが、専門性をしっかりと磨いておきましょう。

特に理系の大学院に進んだ際には、当然ですが真面目に研究に取り組んで成果を出すことが、就職先を得る近道かもしれません。

視野を広げよう


大学院生の就活の場合、専門性を活かした職種にこだわって志望企業を探す傾向にあります。
ですが、研究分野にこだわらずに業界や職種を探してみるのも一つの手です。

研究分野や専門分野以外でも、大学で学んだことはたくさんあるはずです。
視野を広げながら業界調査や企業研究を行うことで、新しい魅力を感じる企業を見つけることができるかもしれません。

自己分析・企業研究も怠らないこと

大学院生は専門性を重視されるといっても、学部生同様、志望動機や将来の夢などはしっかりと確認されます。

高い専門性を持っているからこそ、その能力を活かしてどのようなことを成し遂げたいのか、どのような将来を見据えているのか、社会にどのように貢献したいか、などをしっかりと思い描いておきましょう。

自己分析・企業研究をじっくり行って、専門性やスキルだけではなく、資質や人物像も含めた上で、まさにその企業に必要とされる人材と思ってもらえるように、自己PRを考えることをオススメします。

研究内容以外の院生の強みを理解し、高める

上記で、文系の院生は専門性以外のアピールポイント、社会に貢献できるスキルがあることを重点的にアピールすることが大切であると説明しましたが、主に大学院まで進んでいる学生には以下のような強みがあるのではないでしょうか?
自分の強みを見つけたら、その裏杖となるエピソードを用意し、より説得力のある自己PRをしましょう。

・リサーチ能力
→物事を観察し、問題を分析する力。

・プレゼンテーション能力
→物事を提案していく力。

・言語能力
→正確に思考した内容を他者に伝える力。

・フィールドワーク経験
→その仕事に関わる現場で調査などをして学術的に客観的な成果をあげた経験。

・ファシリテーション能力
→組織や参加者の活性化や協働を促すなどの、リーダー的能力。

備えておくべき質問は?

なぜ、大学院に進んだのですか?

就活に失敗して大学院に進む・・・。という学生は以外と多いものです。
企業側もそのような学生がいることは理解しています。
だからこそ、目的があって大学院に行ったのかどうかは聞かれることが多いでしょう。

なぜ自分が大学院に進んだのか。
「就職に失敗して・・・。」という場合も、それ以外の理由も少しはあったのではないでしょうか?
その理由について振り返ってみましょう。

何について研究しているのですか?

この質問には、全くその分野について知らない人もある程度は理解できるようにわかりやすい言葉で説明することが大切です。
わかりにくい言葉ばかりであると「言語能力の低い子だな」と思われてしまう可能性もあります。
また、物事についてわかりやすく説明できるということは、そのことについてしっかりと理解できている証拠にもなります。
自分の研究内容はいつ聞かれても大丈夫なように、わかりやすい言葉で練習しておきましょう。

なぜ、学者(研究職)ではなく、就職されるのですか?

なぜ院に行ったのに御社に?と思われる可能性もあります。
こんな質問があった場合は、研究職などに対して素敵な仕事であるとしたうえで、それでもその企業に入社したいと感じた理由を伝えましょう。
研究職が嫌だからこの業界に・・・というよりも、研究職も魅力的だけれどそれでもこの業界が良かった。といった理由であると説得力がでます。

大学院に向いてる学生、院に行かない方がいい学生って?

大学卒業を前にして、就職するか、大学院に進学するかは悩みところですね。

ただしどちらを選ぶにしろ前向きな理由で選ぶように注意してください。
一部には「もう少し自由でいたい」「まだ学生でいたい」といった理由で大学院に進む学生もいるようです。
中途半端な理由で大学院に進んでしまうと、その先の就職がさらに厳しくなるだけになりかねません。

なぜその道を進みたいのかをしっかりと確認し、大学院に進むのであれば、その先の就職をどうするかも常に考えて勉強に励んでください。


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まとめ

大学院への進学は、大学4年間で学んだことをさらにつきつめて勉強できる素晴らしい選択肢です。
しかし、あなたの人生はそこで終わるのではありません。大学院を修了した後のこともしっかりと考えた上で、進学を決めましょう。

そして大学院に入ったからには、専門性を極められるように研究に励みましょう。それが卒業後の就職の助けになってくれるはずです。


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