就活で留学経験はどう生かす?アピールできる期間・伝え方・例文

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就活で留学経験はどう生かす?アピールできる期間・伝え方・例文

日本から海外に留学する人の数は年々増加しています。
文部科学省の発表によれば、1980年代には2万人に満たなかった日本人留学生は、2000年代に入ってすぐに8万人を超えました。
さらに、平成29年度の独立行政法人日本学生支援機構「平成29年度協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」によると、10万人を越えたとの調査結果もでています。

もはや「留学をした」というだけでは、大きな強みにならない時代と言えるでしょう。
でも、「せっかく留学したのだから、留学で得たものを就活に活かしたい」と考える留学経験者もいるのではないでしょうか?
今回は、留学経験を最大限にアピールするためのポイントと方法をご紹介します!

そもそも、就活でアピールできる留学期間は?

数ヶ月程度の留学だと、たとえ中身の濃い日々だったとしても説得力がないかもしれません。

仮に、自己PRは何ですか?と聞かれた場合、それが数ヶ月の留学経験でのエピソードだとどうでしょう。
「たった数ヶ月の出来事が、一番PRできることなの?」と不安に思われてしまう可能性があります。

どうしても話したい内容がある場合は、そこでの学びが留学時だけではなく、継続して身になっていることを伝えられると良いでしょう。
あるいは、自分のスキルや長所の裏付けとして留学のエピソードを伝えるのであれば、他のエピソードも準備しておくことをおすすめします。

留学した、という事実はアピールできない

留学は新しい経験の連続です。
そのため、ついつい特別な経験をしたように思ってしまいがちですが、冒頭で述べた通り、日本における留学経験者は年々増加しています。
「留学をした」という事実だけで感心してもらえる時代ではないのです。
そのことを念頭におき、「何を目的に留学したのか」「留学によって何を得たのか」など、留学が有意義であったことをしっかりアピールしなければ、就活で評価してもらうことは難しいでしょう。
では、具体的にどんな伝え方をすればいいのでしょうか?



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留学体験を効果的にアピールするポイント

留学経験を効果的にアピールするには、アピールしたいポイントをはっきりさせることが大切です。
何を目的に留学を決め、留学中にどんな努力をし、留学によってどんな成果を得られたのかを具体的に伝えましょう。
できれば、留学経験を今後どのように活かし、仕事に役立ててていくかという、将来の展望も含めたいところです。

留学をしようと決めた明確な理由

留学経験をアピールするのであれば、「なぜ留学しようと思ったのですか?」という質問は覚悟しておきましょう。
「語学力を上げたかった」だけではちょっと弱いです。

「将来、〇〇の仕事につきたいと考えており、その夢を実現するには、〇〇の本場であるアメリカで実践的な経験を積むことが必要と考えた」という具合に、より具体的な理由を答えられるようにしておきましょう。

留学して学んだこと・身についたこと

留学の成果として真っ先に思いつくのは「語学力アップ」ですよね。
けれども、それだけでは平凡すぎて、評価につながらないかもしれません。

語学力だけでなく、

・一番努力したこと
・一番つらかったこと
・国籍や文化の違いを乗り越えて得たもの

など、留学だからこそできた経験について語れるようにしておきましょう。

留学経験をどのように仕事に活かせるか

就活では、「留学経験が仕事に活かせる」というアピールも大切です。

「海外赴任に抵抗がない」
「外国籍の社員や顧客とのコミュニケーションがスムーズにとれる」
「日常会話にとどまらず、ビジネス英語やビジネスメールも使いこなせる」

といった感じで、「実戦で役に立ちます」というアピールをして、ライバルに差をつけましょう。

ワーキングホリデーの体験をアピールしてもOK?

ワーキングホリデーと聞くと、「ホリデー(休暇)」という言葉のイメージから、遊びがメインと考えてしまう選考官がいるかもしれません。

「当時の自分の語学力では、現地の講義についていけないと思い、まずは日常会話のレベルをあげたくて、ワーキングホリデーを選びました」
「ワーキングホリデーなら、仕事のスキルと語学力を同時にのばすことができ、さらに経済的負担も軽減できると考えて参加を決めました」

など、しっかりした目的があってワーキングホリデーを選んだ点を強調する必要があるでしょう。


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留学経験を活かす自己PRの例文

具体的には、以下の例文を参考に留学経験をアピールしてみましょう。

私は自己成長意欲の高い人間です。
私は、コンプレックスである「他人の機嫌を伺って自分の意見を言えない」ということを克服するために1年間のアメリカ留学を決意しました。
アメリカはストレートにものをいう国民性です。留学では、それに負けないように自分から意見を発信するように努力をしました。
留学当初は意見を言うことが怖くて躊躇していましたが、周りが自分の意見を受け入れてくれ、徐々に自分から発信することへの恐怖がなくなりました。
また、議論を通じて仲間と分かり合ったり、講義の内容を深く掘り下げたりすることの楽しさや重要性も学ぶことができました。
社会に出ても、傍観者になるのではなく、主体性をもって仕事に向き合う姿勢を大切にしていきたいです。

留学経験が不利になることはある?

英語に無縁な地方の中小企業などでは、せっかくの留学経験を理由に敬遠されるパターンが無いとは言えません。

「せっかく留学までしたのなら、それを活かせる業界を目指したら?」とか、
「うちには語学力を活かせるポジションが無いから、ご縁が無いかもしれないね」
など、意地悪な質問をされることも無きにしも非ずです。

そんな時は、とにかく志望動機を充実させましょう。
留学を持ち出したのは、あくまでも自分の長所や強みをアピールするためであり、仕事は別の尺度で考えていることを相手に伝えましょう。

また、あらかじめ拒否反応が予想される企業や業界に対しては、最初から留学に触れないという選択肢も検討すべきかもしれません。

まとめ

就活で留学経験をアピールするポイントは、留学を通じて何を身につけ、どんな成長をしたかを的確に伝えることです。
エピソードに選ぶのは、刺激を受けたこと、ヘコんだこと、嬉しかったことなど、なんでもかまいません。
たとえ地味な経験であっても、留学中に一番印象に残り、そのおかげで人としての深みや幅が増したと思うことを、自分の言葉でアピールして、高評価につなげましょう。


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