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学歴フィルターはどの大学まで?その実態と低学歴でも突破する方法

学歴フィルターはどの大学まで?その実態と低学歴でも突破する方法

この記事は、2018年1月に投稿された記事を一部リライトしたものです。

ここ最近話題にのぼるワードのひとつに、「学歴フィルター」というものがあります。
「学歴だけで面接にも参加できないって本当?」「あの企業に行きたいけど、私の学歴じゃ無理なの?」などと不安になっている就活生も多いですよね。
今回は、人材業界出身であるキチョナビ編集部メンバーが実際に体験した、学歴フィルターの実態から、学歴に自信がなくても内定につなげるコツまでをお伝えします。

学歴フィルターって本当にある?

学歴フィルターとは就職活動の際に使われている用語のひとつで、企業が学歴の高い就活生だけを選んで選考することをいいます。
結論からいうと、学歴フィルターがあるのは事実です。
大体が書類選考のときに使われていて、中には会社説明会の申し込みの際におこなう企業もあるようです。

この学歴フィルターですが、下記2つのパターンに分けられるといえます。

デジタルに学歴で足切りをされる場合

大手企業のように大多数の学生からの応募がある場合や、逆に採用数を絞っている企業の場合は、デジタルに学歴でフィルターをかける場合もあります。
このパターンの場合は、思いきって他の企業に切り替えてしまうのが良いでしょう。
「中身をみてくれない企業なんて、こっちから願い下げ」くらいのスタンスで、あまり考えすぎない方が良いですよ。

合否を判断する要素の1つになる場合

確かに「面接では高学歴の方が就活に有利」と言われていますが、売り手市場の今は必ずしも学歴が内定を決めるとは限りません。
しかし、低学歴であるということは、受かる理由にはなりにくいですが、落とす理由にはなります

面接官も人間なので、面接評価がほぼ同じ就活生のうち1名のみ採用する場合、「やはり高学歴の方が安心」という思考になってしまうのも不思議ではないですよね。
そのため、面接ではハンデがあるということを念頭におき、自分のPRポイントなどはしっかりと準備をしておく必要があるのです。

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企業が学歴フィルターを使う理由って?


では、一体なぜ企業は学歴フィルターを使うのでしょうか。

高学歴=優秀というイメージがある

一番の理由はこれです。高学歴であることは、その大学に入学するために努力をし、且つその大学に入学できる頭脳も持ち合わせているということ。
採用側は、「学歴が全てではないのはわかっているが、優秀だと思う学生はやはり学歴が高い」というのが本音ではないでしょうか。

企業の採用ルールや方針にもよりますが、大手企業の中には学歴重視で選考をおこなっている場合は意外とあるもの。
大手企業となると、かなりの数の学生からの応募があるため、全学生と会うにはとても手がまわりません。
その場合、一番手っ取り早い手段として、学歴で足切りをするということをせざるを得ないのです。

採用コストを下げたい

また、学歴を重視する理由のひとつに、採用コストも関係しているかもしれません。
株式会社マイナビの調べ(2016年度マイナビ企業新卒内定状況調査)によると、企業が学生1人を採用するのにかかるコストは平均45.9万円。
面接や書類選考をするのにも人件費などのコストがかかります。
できるだけコストを下げるためにも、選考は効率よく進めたいと考え、結果学歴でフィルターをかけるということもあるでしょう。

学歴フィルターは偏差値でかけられる

では、学歴フィルターはどの大学なら大丈夫で、どの大学はNGなのでしょうか。
基本的には偏差値を目安にみられていると考えてよいでしょう。就活市場では、学歴フィルターとして、以下のような分け方をすることが多いです。

①旧帝大
・・・東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、九州大学、北海道大学、名古屋大学、同等偏差値の大学
②早慶上智
・・・早稲田大学、慶應大学、上智大学、同等偏差値の大学
③MARCH(G)、関関同立
・・・明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、(学習院大学)の大学および同等偏差値の大学
④日東駒専、産近甲龍
・・・日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、および同等偏差値の大学

上記にでている大学以外がNGという訳ではなく、あくまで偏差値の基準として設けている場合が多いです。
しかし、ナビサイト等でデジタルにフィルターがかけられている場合は、偏差値がいくら同等レベルでも、企業側のターゲットから外れてしまう可能性もあります。

企業側により、設けている学歴フィルターはまちまちですが、コンサルティングファームや銀行、総合商社などの大手人気企業は早慶上智以上の学生のみ選考をする傾向にあり、その他の大手企業でもMARCH以上というのがひとつの大きなフィルターとなっている場合が多いでしょう。

低学歴が学歴フィルターを突破する3つのポイント


デジタルにふるいをかけられている場合は対策の打ちようがないのが実情です。
しかし、学歴が採用基準の要素のひとつである場合は、努力次第では突破できる可能性があるのです。
では、どうしたら高学歴の学生に負けないのでしょうか。以下より紹介していきます。

一番大切なのは、自己分析から導かれたブレない志望動機

星の数ほどある企業の中から「なぜうちの会社を選んでくれたのだろう」という志望動機は、面接官としては絶対に聞いておきたいもの。
しかし、ただ単に相手を褒めるだけの志望動機では、高学歴の学生に勝つことはむずかしいでしょう。

ここで大切なのは、自己分析を徹底し、それをもとに導かれた志望動機を伝えること。
どんな社会人になりたいのか、いつまでにどうなっていたいのかを具体的に説明することができますか?その理由はなんでしょうか?
そこから、「それを実現できるのは、○○(企業の具体的な強み)な御社だからです。」ということが伝われば、より納得力のあるブレない志望動機になりますよ。

徹底的な企業理解から、それに合わせた自己PRを

次に重要なのが、企業があなたを採用するメリットが伝わること。
「自分が入った暁にはこれだけのメリットをもたらします」という自分PRを、エピソードを交えて伝えましょう。
効果的な自己PRには、まず相手を知ることが大切です。
絶対に合格したい!という気持ちがあるのであれば、企業研究を徹底しましょう。

詳しくはこちら

人事に刺さる!魅力的な自己PRの書き方とは?

キャラで勝負

面接官も人なので、”この人が入社してくれたらおもしろそう”という気持ちにさせることができたら、内定をもらえる場合もあります。
就活は格式ばった硬い場所と思いがちですが、思い切って普段のキャラを出してみるのも良いかもしれません。
もし、誰もやったことないであろう経験を語れるのであれば、印象にも残りやすいですよ。

面接のコツについては、こちらの記事も参考にしてください。

就活の面接にコツってあるの?内定獲得のための面接対策はこれで完璧!

企業が学歴以外に気にしているところって?

学歴に関わらず、会社の業績アップに貢献している人、入社早々リーダーやマネージャークラスに昇格する人はたくさんいます。
では、学歴以外で採用のポイントになるポイントはどんなところなのでしょうか。
もちろん企業ごとに違いますが、以下より一般的なものを紹介していきます。

社風と合っているかどうか

企業も気にしているのが、離職率。一生懸命お金も時間も愛情もかけて育てた人材が、すぐにやめてしまっては、会社の成長にも繋がりませんし、できるだけ早期離職は避けたいと思っているのが企業の本音です。

仕事では、辛いことが必ずあります。このときに社風が合っていないと、些細なことでも窮屈に感じてしまったり、働きづらさを感じてしまうもの。
逆に働く人との相性が良ければ、辛いことが会っても乗り越えられることがあるのです。

向上心があるかどうか

就職=ゴールと考えていませんか?面接で今後の目標を聞かれたとき、なんと答えるべきだと思いますか?

「◯歳までに起業したいので◯歳までには◯◯のスキルセットを身につけて、◯歳にマネージャーになる」や「ゆくゆくは海外を視野に入れたビジネス展開を考えているので、◯歳までに◯◯のスキルをものにしたい」など、前向きな意欲がある人は内定につながりやすいです。

当事者意識が強いかどうか

「自分が会社でどうなるか」よりも「自分がこの会社をどうするか」。
やはり、高い目的意識がありリーダーシップを持って働いてくれる会社の方が組織として成長が期待できますよね。

しかも、当事者意識が高い人の方が教育し甲斐があるもの。
「自分が会社を回してやるんだ」くらいの意気込みや気構えがある人はぐんぐん伸びるし、どこへ行ってもきちんと結果を残すことができる人材だと考えられるでしょう。

素直さがあるかどうか

やはり、素直な学生は飲み込みも早く、成長が見込めると考える人が多いようです。
「優秀なのはわかるけど謙虚さがない」という学生は意外と多く、そんな学生と一緒に働きたいと思わないという厳しい意見があるのも事実。
自信があるのは悪いことではないですが、社会人としての経験は0。謙虚な姿勢でいたいものですね。

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実際に就活生は学歴フィルターがあると感じている?

キチョナビ編集部周辺の就活生の声を聞くと、MARCH・関関同立以上の学生は、書類選考が通りやすいと感じていることがあるようです。
中には、学歴を「東京大学」にして、とあるナビサイトに再登録してみたら、説明会が空席だらけになったという経験をもつ就活生もいました。
書類選考に通らなくて四苦八苦している就活生を横目に、楽に面接まで駆け上がれる可能性があるというのは事実かもしれません。

しかし、近年は売り手市場と言われており、企業側も「採用がなかなかうまくいかない」と悩みを抱えていることも多いです。
企業も「選ぶ存在」から「選ばれる存在」へ変わったことを自覚しつつありますので、昔ほど学歴フィルターを気にする企業は減っていると言えるかもしれません。

履歴書での学歴の書き方

履歴書の学歴欄には、新卒の場合は中学生から書くのが一般的。休学、留年した場合は理由も明記しましょう。
「休学なんて書いたら評価が下がるかもなぁ」「留年なんてイメージ悪すぎるよなぁ……」と不安に思うもの。

ですが、一番大切なことは素直でいることです。あなたが面接官の立場だったらどうですか?
ごまかして書く人よりも、包み隠さず書いてある人の方が「素直な人だな」と好印象を抱くはずです。あと、嘘をつくとずっと嘘をつき続ける羽目になってしまいますよ。

まとめ

「学歴フィルター」によって、高学歴以外の就活生を切り捨てる採用スタイルは確かに存在します。
けれど、それが必ずしも採用を決定づけるものではありません。
学歴ばかり気にせずに、準備をしっかり行い、第一志望企業からの内定を勝ち取りましょう!


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