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就活の適性検査の内容・特徴と対策方法を全て解説!

就活の適性検査の内容・特徴と対策方法を全て解説!

就活でほとんどの企業で行われている「適性検査」。
適性検査では性格と学力がわかるとされていますが、企業は適性検査をどのようにみているのでしょうか?
適性検査で落とされやすい人の特徴を確認し、対策を練っていきましょう。

適性検査ってなに?


最近は、本格的な選考の前に適性検査を受けさせる企業が増えています。
なぜなら適性検査は企業にとって次のようなメリットがあるからです。

ESや履歴書ではわからない応募者の情緒、知能、資質などを確認できる
応募者をふるいにかけて、採用の見込みの高い人材だけを残すことができる
応募者の総数を減らし、その後の選考にかかる人手と労力をおさえることができる

応募する方は大変ですが、企業にしてみればこのように適性検査はとても便利なシステムなのです。
ですからこれからも導入する企業は増えることが予想されます。

適性検査には大きくわけて次の2種類があります。

①学力や知能を見る「能力検査」
②性格や適性を見る「性格検査」

適性検査と言われたら、たいていはこの2つがセットになっています。

適性検査では何をみられているの?

能力(学力)検査


能力検査は、基礎的な学力と一般常識を確認するものです。
読解力や文章力、ことわざなどの力を見る「言語系」と、理数系の知識とセンスを見る「非言語系」、2つのジャンルがあります。
暗記量や知識量より、設問を正しく理解し、論理的に解決法を探し、効率よく処理するという、企業で働く上で必要な能力が問われます。

性格検査

性格検査で見られるのは大きくわけて次の3つです。

性格上の特性
・行動面の特性(社交的か内向的か、行動派か慎重派かなど)
・情緒面の特性(人目を気にするか、気持ちの浮き沈みは激しいかなど)
・社会面の特性(自分の意見を主張するタイプか、他人の意見を尊重するタイプかなど)

仕事の適性
・どんな仕事に向いているか(集中力が必要な仕事、人と関わる仕事、誰かと協力し合う仕事など)
・どんな能力がすぐれているか(機転がきくか、自発性があるか、プレッシャーに強いかなど)
時には本人の気づいていない潜在能力が結果に現れることもあります。

組織への適応性
どんな組織になじみやすいかを見られます。
革新的な企業、保守的な企業、秩序を重んじる企業、社員の自主性を重んじる企業など、企業の社風はさまざまです。
性格検査の結果をもとに、自社にマッチする人材かどうかを判断されます。

適性検査の種類について

問題を作っている主な会社は以下の3社です。

リクルート社:SPI
SHL社:玉手箱、GAB、CAB、IMAGES
ヒューマネージ社:TG-WEB

企業がそれぞれ自社用の適性検査を独自に作るのは大変です。
そのため多くの企業は既製品の検査を導入しています。
有名な商品には次のようなものがあります。
なお、文中に出てくる「テストセンター」「WEBテスト」などの語句についてはのちほど詳しくご説明します。

リクルート社のSPI
国内No.1のシェアを誇る採用専用の適性検査です。対策本もたくさん出ている、非常にメジャーな適性検査です。
ちなみにSPIとSPI2はすでに廃止され、現在は最新バージョンのSPI3がSPIと呼ばれています。

日本エス・エイチ・エル社の玉手箱、GAB、CABなど
SHLの適性検査は非常にラインナップが豊富です。スタンダードなWEBテストの「玉手箱」をはじめとして、次のようなテストがあります。

・新卒の総合職志願者をターゲットにした「GAB」
筆記テストのGAB、WEBテストのWEBGAB、テストセンターのC-GABがあります。
・SEやプログラマーなどIT関連職に特化した「CAB」。
筆記テストのCAB、WEBテストのWEBCAB、テストセンターのC-CABがあります。
・大量受験用に簡略化されたペーパーテストのIMAGES
他にも営業職用のSAB、事務職用のOABなど、採用目的に合わせて様々な種類があります。

ヒューマネージ社のTG-WEB
キャリア採用向けのハイレベルなテストで、「対策なしでのぞめば8割が落ちる」と言われます。
もとはハイパフォーマー、すなわち「確実に成果を出せる人材」の選出に使われていましたが、近年、導入する企業が増加しているので注意が必要です。
難易度の高い「従来型」と出題量の多い「新型」があります。


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受験形式について

適性検査にはいくつかの受験形式があります。
まずWEB受検か紙受検かという回答方法のちがいがあります。
それから、自宅で受けるか会場で受けるかという受検場所の違いがあります。
代表的な受験形式をまとめてみました。

テストセンター
会場受検型のWEBテストです。
前述のリクルートなどこの業界の大手各社は、それぞれ専用受験会場をもうけて希望者が自社の適性検査を受けられるようにしています。
この受験会場がテストセンターです。
企業からテストセンターの受験結果を提出するよう指示されたら、応募者は自分で会場に予約を入れ、自宅で性格検査を受けたあと、会場で能力検査を受検します。
顔写真入りの身分証明書で身元確認をされるので、替え玉受験などの不正リスクが低く、信頼性の高い結果が得られます。

WEBテスティング
自宅受検型のWEBテストです。大学や企業内で受けるケースもありますが、たいていは自宅のパソコンから受験します。電卓や辞書を使っても問題ありません。
替え玉受験や協力者の同席など結果の信頼性に問題はありますが、まずは次の選考に進む人数をしぼりたい企業でよく使われます。

紙ベースの筆記テスト
適性検査を企業内で受ける場合によく使われます。マークシート式が主流です。
パソコンで受けるテストと違い、時間配分が自由で設問全体を見わたせるので、得意なジャンルから始めて確実に点をとることができます。

適性検査で落ちる人の特徴


どうしても適性検査を通過できない人には次のような要因が考えられます。

 能力検査の準備不足
小中学校レベルの問題でも、最後に学習してから何年もたっていると忘れたり使いこなせなくなったりしていることがあります。
問題集に目を通すだけで全然違いますから、すき間時間を利用してコツコツと思い出しておきましょう。
もうひとつ大切なのがWEB受験への備えです。
テストセンターやWEBテスティングでは、設問が1問ずつ画面に表示されて順に進行するタイプが多く、わかる問題から答えるというテクニックが使えません。
また画面の片隅で制限時間がカウントされているので、焦ってペースが乱れることも。
ネット上の無料体験コンテンツはぜひとも体験しておきましょう。

 性格検査に矛盾がある
選考に通りたいあまり答えを操作していると、一貫性や整合性に矛盾が出るので不信感を持たれます。
無理に回答をコントロールすると結果に現れてしまうので注意が必要です。
ただし正直に答えすぎた結果、メンタルの弱さや攻撃性など性格上の欠点が明らかになり、警戒されてしまうパターンもあります。
明らかにマイナスイメージを持たれる回答は避けた方がいいでしょう。
また○×形式の「△」や、「どちらともいえない」といった中間的な選択があまりに多いと、特性が分析できないので評価が下がります。
使用頻度は最低限にしましょう。


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適性検査の対策方法

性格検査

能力検査と違って性格検査に正解・不正解はありません。
ただ、企業が応募者に求める特性や期待する資質はあるので、その部分とのミスマッチが大きすぎると選考を通らない可能性があります。
選考を通るのは、

回答にブレがない(よく見せようという操作をしていない)
そこから導きだされる人物像が企業の求める人材像と近い

この2つを満たす応募者です。

これを両方クリアするにはコツがあります。
まず企業の求める人材像を把握し、イメージされるキーワードをいくつか選びます。
次に選んだキーワードの中から自分の性格とあまりかけ離れていないものを3つほど選びます。
そしてテスト本番では、この3つのキーワードを意識して回答します。

これで回答結果に一貫性が出ますし、企業の期待する特性をきわだたせることもできます。

ポイントは「自分を偽らない」ことです。
性格検査の結果は、もしかしたら配属先や与えられる職務内容の決定に影響するかもしれません。
性格検査を操作したせいで性格に合わない仕事につかされてしまったら、あとあと苦しむのは自分です。
あくまでも、もともと自分の中にある志望企業にマッチした部分を光らせるにとどめましょう。

効果的な自己分析のやり方って?これで内定レベルの自己分析が完了!

能力(学力)検査

就活が本格化する前から備えておくのが一番ですが、現実には直前になって慌てる人も多いでしょう。
そこで効率のいい勉強法をお教えします。

まず古本でも先輩の使いまわしでもなんでもいいので、適性検査の対策本を1冊手に入れます。
ざっと目を通し、いくつか試しに解いてみます。
すると「この辺はなんとかいけるかな」というジャンルと、「やばい、全然わからない」というジャンルが見えてきます。
まんべんなく勉強していたらとても時間がたりません。弱点だとわかったジャンルだけを重点的に勉強しましょう。
ときどき無料の模擬試験などで仕上がり具合を確かめるといいでしょう。

【就活の筆記試験攻略法】落ちる人の特徴・対策・突破方法とは

まとめ

選考の前半でおこなわれる適性検査は、多くの場合、応募者数を減らすための「ふるい」です。
ふるいの網目を通らなければ、せっかく苦労して仕上げたESも、見てもらうチャンスすらありません。
能力検査も性格検査も、ある程度は対策が可能です。
特に能力検査は、やればやっただけ成果が出ます。
事前にできたはずの対策をせず、いきなり本番にのぞむのは、入社にかける熱意と意欲が欠けているととられても仕方がありません。
今できることの積みかさねが内定に繋がるのです。
志望企業の指定した適性検査は早めにしらべて形式に慣れておきましょう。


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