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就活で留年は不利?留年生の実態や面接で聞かれた時の答え方

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就活で留年は不利?留年生の実態や面接で聞かれた時の答え方

行きたい企業の内定を獲得するために、あえて1年留年することは不利なのでしょうか?
一般論としては賛否両論あるでしょうが、現実問題として「あり・なし」のどちらがいいのかは当然気になるところです。
ただもし留年をしてしまっても、もうダメだとはあきらめないでください。留年したことを前向きに活かしていく方に意識を向けましょう。

今回は、「留年したことがある就活生」「就活がうまくいかずにもう一年留年をしようとしている就活生」に向けて、留年後の就活についてお伝えします。

就活において留年は不利?


就活において、留年は少なからず不利になる可能性はあります。
転職活動であれば、今までのキャリアや持っているスキルが重要視され、留年はそれほど影響しません。
しかし、就職活動となると、就業経験のない学生の判断材料は、学生時代の過ごし方になるからです。

企業の採用担当者は少なからず、留年した学生を「決められた年数を守れなかった」と捉えてしまうでしょう。
その結果、「計画性の無さ」「不真面目」という判断につながることがあります。

学歴社会から学生の中身をみる選考に徐々に変わってきている企業が増えている採用条件が厳しい企業では、「4年で卒業するところを5年以上かかっていることが判明した時点」で採用にかなり難色を示すというところもあるようです。

もちろん留年経験のない就活生の方が企業に採用されやすいとはいえるでしょう。留年していれば、種類審査の段階でマイナス評価がつく可能性は高いです。
ただ、留年があるからといって就職が叶わないわけでは決してありません。採用担当者が納得する留年の理由が伝えられれば、その影響は大きくはならないでしょう。

留年する理由

留年してしまった理由は人それぞれです。ここでは考えられるさまざまな留年理由を紹介します。

●勉強をおろそかにしてしまった
単純に遊び過ぎた、怠けすぎた、アルバイト・サークル・部活に熱中し過ぎたなどの影響があります。
また、どうしても苦手な科目の単位が取れなったというケースもあるでしょう。
最終的に、単位数が足りない、出席日数が足りないというのが理由です。

●院試に落ちてしまった
大学院に進むつもりでいたが、結果的に院試に落ちてしまった。
そこから就活をする時間がなく、そのまま留年してしまったケースです。

●海外留学やワーキングホリデーに参加したため
積極的な勉強や今しかできない経験を積むために海外に出かけていたため。
期間が数か月~1年に及べば休学し、留年はやむを得ないでしょう。

●NPO・ボランティア活動のため
NPOに所属してボランティア活動をするため。
海外ボランティアでは英語で仕事をするため、英語力とビジネススキルの向上を考えてのことです。

●部活動や学業以外での全国レベルでの活動を優先したため
部活動において、全国大会や国際大会への参加に集中していたため。
また、学業以外で全国・国際舞台で活動・活躍をすることに力を注いでいたため。

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●本格的なインターンシップに臨んでいた
「本格的」というレベルでは、「出社は週2~3回」「期間は半年以上」で募集する企業が多いようです。
長期インターンシップでは「その職業を一通り理解できるくらい」を目指します。
休学・留年を選ぶ学生は少なくありません。

●資格試験勉強のため
例えば国家資格試験などに挑戦し合格するために、一時期勉強を休まざるを得なかったため、留年をしてしまったという場合もあります。

●経済的困窮
経済的な理由で継続して
学費や生活費を自らのアルバイトで稼がなくてはならない状況にあったため。

●健康上の不可抗力
自身の長期に渡る怪我や病気のため。

●家庭の事情
親や兄弟の病気・介護・他の諸事情があり、学業に専念できなかったため。

以上のように、一言に留年といっても、その事情は様々。
しかし面接官からとしては、その理由に関わらず”留年をした就活生”であることに変わりはありません。
では、留年をしたことがある場合、どのように就活を進めていけば良いのでしょうか。

就活では、留年について聞かれる?

就活の面接での質問はいろいろで、絶対ではないものの、留年経験者は留年の理由ほぼ聞かれると思っていた方がよいでしょう。
それでは、採用担当者に「なぜ留年したのか」と理由を聞かれた時には、どう回答したらよいのでしょうか?

留年したことの言い訳はせず正直に理由を伝える

「遊んでいた」「サボっていた」「テレビばかり観ていた」などとあまりにストレートな表現ではマイナスのアピールになってしまいます。

「自分のいい加減さや怠惰さが留年を招いてしまい反省しています」「留年してはじめて考えを改めて、留年分の学費をアルバイトで稼ぎました」「社会に出る前に自分の考えの甘さに気づけて良かったと思っています」などと、留年を真摯に受け止め、前向きに捉えていることを伝えましょう。

採用担当者は、その学生の人柄をよく観察しています。ウソや言い訳は面接官にすぐに悟られてしまいます。
失敗を隠そうとすることは、あまりおすすめできません。

留年経験を通して「得たもの」「学んだこと」を伝える

留年理由が、留学でも単位不足であっても、その経験からは何かしらプラスとして「得たもの」「学んだこと」があるはずです。
失敗から学んだ教訓、新たに得た社会性など、今後に役に立つ経験ができたことを伝えましょう。
さらに、留年中に打ち込んだことがあれば、内容として盛り込むことです。
例えば関連資格取得の勉強、応募職種に関わるアルバイト経験などです。

採用担当者は、留年経験をどう前向きに伝えて来るかに注目しています。
その回答の仕方から、ここでも人柄が見えてくるからです。

入社後の「これから」にフォーカスする

留年したことは、もう過ぎたことです。留年を卑屈に考えないようにしましょう。
最も大切なことは「留年経験を今後にどう活かしていきたいのか」です。

社会人になれば、学生時代にはないような苦境に立たされることがあります。
だからこそ、そこで留年経験が活かされて、困難を克服していく意欲があることをアピールしましょう。

面接で留年した理由を聞かれた時の例文

●不真面目や怠けグセが原因の場合

就活生
大学2年生の時に部活やアルバイトの方が生活のメインになってしまい、必須単位を落としてしまいました。
「何とかなるだろう」というだけの自分の甘い考えがあったことに気づかされました。
心から反省し、3年生からは生活習慣を改め、学業とその他の活動とのバランスを心掛けて、すべての授業に一日も休まず出席しました。
自己管理能力を養うための貴重な期間になったと思います。
入社後も、仕事とプライベートのバランスを保つことを忘れずに業務に専念していきます。

●病気や事故が原因の場合

就活生
2年生の夏にケガをして、4ヶ月間入院をしました。その間授業を欠席していたため、当然必須単位を落としました。
退院後の回復は良好で、現在はケガも完治しました。入院経験から、改めて健康管理の大切さに気づきました。
健康管理も社会人としてとても大事な要素だと心から実感しました。
社会人となっても、健康管理を今まで以上に徹底しつつ、元気に仕事に打ち込みたいと思っております。

●留学その他の課外活動が原因の場合

就活生
2年生の時に、どうしても学びたいことがあってダブルスクールを始めましたが、大学の授業と平行することがあまりに困難で、単位を落とす結果となりました。
意気込んで臨んだダブルスクールも、今思えばとても無理のあるスケジュールであったことは明白で、計画の甘さを痛感しました。
そのため、大学を1年間休学して専門学校に専念することを選択し、留年となりました。
留年後は気持ちを切り替え、次の年は単位をすべて取りました。
貴社に入社後も、無理のない計画を立てて業務に取り組んでいきたいと思っています。

留年しているだけでNGの企業も存在する

ここまで留年をしたときの就活方法についてお伝えしましたが、残念ながら、理由にかかわらず留年をしているだけで書類選考の段階でNGとなる企業もあります。
よく耳にするのは金融業界。その理由は、「お金を取り扱うので、まじめな人物が求められる」「年功序列傾向が強いので、留年生は扱いにくい」ということだと言われます。
留年生が金融業界を目指すのには、厳しさを覚悟する必要があるのかもしれません。

また、業界は限定しなくとも、中小企業の社長が「留年生は採らない」と頑なにこだわっている場合もあります。
無駄な時間を割かないためにも、事前にリサーチをしておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、就活留年についてお伝えしました。
留年したとしても、その期間は就活生にとっては人生の貴重な体験となります。
ただ同時に、留年が就活に不利になることがあるのも事実です。
そのことも踏まえて、最も大事なことは「今から」どうするかです。


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