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女性の総合職どう考える?一般職との違いやその実情とは

女性の総合職どう考える?一般職との違いやその実情とは

『総合職で働く女性』と言われると、どのような女性を想像しますか?
総合職でバリバリ働く女性は、同性から見てもとてもかっこいいものだと思います。
しかし総合職の女性は「結婚ができない」または「結婚または子供が生まれたら仕事を辞めなくてはならない」といったイメージが強く、希望する女性が少ないのも現実です。
今回は、総合職と一般職の違いや女性が総合職で働くことの実情についてまとめています。

総合職と一般職の違い


総合職と一般職は、具体的には何が違うのでしょうか。
まず、どちらにも共通することは”正社員”であることです。この正社員の中に総合職、一般職といった区分があります。
コース別雇用管理制度(※1)という採用手法を取っている企業もあり、総合職や一般職の他に技術職などの区分を設けていることもあります。
区分方法については企業によりまちまちです。具体的な違いについて、以下より解説していきます。

一般職は、総合職を補佐するような業務がメインで、業務がマニュアル化されていることがほとんどです。
基本的に転勤や残業がほぼなく、部門、部署も変わることは少ないと言われています。
しかし、コース別雇用管理制度を導入している企業では、約8割が転換制度を実施しており、希望次第で総合職を目指すことも可能です。
年収は初任給が約18万程度、入社後の伸び幅は低く、入社して5年〜は総合職の年収の7割程度、10年以上経つと、総合職の年収の5割程度の年収になります。

(※1)コース別雇用管理制度とは
「総合職」「一般職」といった、労働者の職種、資格などに基づき複数のコースを設定し、コースごとに異なる配置・昇進などの雇用管理を行うシステムをいいます。

出展:平成26年度コース別雇用管理制度の実施・指導状況(厚生労働省)

一方、総合職は幹部候補として業務を担当していきます。
一般職に比較し裁量のある仕事を任されることが多く、マニュアル通りではいかない仕事も多いため、一般職と比較すると苦労することが増えるかもしれません。
国内外問わず転勤の可能性があり、部門部署間での異動の可能性もあります。
初任給の平均額は20万程度であり、残業がある分、残業代で年収がアップすることもあります。

エリア総合職(地域総合職)とは

エリア総合職という区分を聞いたことがある就活生もいるかもしれません。簡単に言ってしまえば”転勤がない総合職”と理解するのが良いでしょう。
扱いは総合職と一般職の間と言われており、総合職ほど給与は高くないものの、出世することも可能です。
地元から離れたくないという場合は、エリア総合職を希望してみるのも良いかもしれません。

どんな人が総合職に向いている?

総合職に興味はあるけれど、本当に自分に務まるのか不安を抱えている女性も多いですよね。
では、どんな女性が総合職に向いているのでしょうか?

臨機応変に対応ができる女性

決められたマニュアル化した仕事でなく、自らが考えて動くことができる人は総合職が向いているかもしれません。

すぐに行動できる、チャレンジできる

普段の自分の行動を振り返ってみたときに行動的であったり、チャレンジすることが好きな人は、一般職では物足りなくなってしまうかもしれません。

評価されることがやりがいに繋がる人

一般職の仕事が評価されないわけではありませんが、総合職の方が裁量が大きい分、自分がしたことが良くも悪くも評価されやすいと言えるでしょう。
その分責任もありますが、自分の力をためしていきたい人には総合職があっているかもしれません。

お金を多く稼ぎたい人

たくさんお金を稼ぎたいのであれば一般職より総合職がおすすめ。
しかし、会社の経営によっても大きく左右されてきますので、金銭による「安泰」は必ずしも手に入るものではないことは理解しておきましょう。

何よりも大切なのはやる気

多くの仕事をこなし、男性顔負けの仕事をこなしているようなかっこいい女性を目指している人は、総合職の方が向いているのではないでしょうか。

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仕事と家庭、両立できる?

両立させるための企業選びを

総合職で働くにあたり、仕事と家庭を両立できるのか不安を抱える女性も多いですよね。
総合職の女性は結婚もできず子供も育てることできないのかというと、そういうわけではありません。

では、両立のためには何が大切になってくるのでしょうか?
就活生の皆さんに言えることは、まず第一に「家庭との両立に理解のある職場を選ぶこと」、第二に「理解のある旦那さんを見つけること」が大切ということです。

“企業選びを間違わなければ”、仕事と家庭の両立はできますし、実際に結婚もして子供を育てながら働く”ワーママ”も多く活躍しています。
国でも「男女共同参画社会基本法」を掲げており、性によって働きにくいことがない社会を目指して様々な取り組みを行なっています。
その影響もあり、最近は女性総合職を積極採用する風潮もできつつありますし、今後はより女性を積極的に採用していく企業が増えることが予想されます。

中でも、「くるみんマーク※1」や「えるぼしマーク※2」を取得している会社は、女性の働きやすい会社、女性の活躍している会社として国に認められている企業です。
これらを企業選びの軸とするのも良いでしょう。
就活サイトでも「女性積極採用」との表記をする企業が増えていたり、女性が総合職で働くことに対しては追風であると言えます。

しかし、国全体で女性の働きやすい環境が整いつつあるといっても、そのような体制が整っている企業はまだそう多くありません。
実際に、女性の総合職の中で子どもがいない人は半数を越えるとされています。また、未婚率も半数近いと言われておりなかなか家庭を持つことを考えると難しい面が多いようです。
こういった実情から、将来的に家庭に入ることを考えている女性は一般職を志望することが多く、「総合職=男性」「一般職=女性」というイメージがまだまだ強いのかもしれませんね。

ゆくゆくは子供を育てながら仕事もしていくことを視野に入れている場合は、先ほどお伝えしたような国から認定を受けている企業を選んだり、残業があまりにも多すぎる企業や、産休育休制度の取得実績がない企業を避けるなど、企業選びを慎重に行う必要があるでしょう。

※1…「くるみんマーク」ー厚生労働省に「子育てサポート企業」として認定されている証です。
出典:くるみんマーク・プラチナくるみんマークについて(厚生労働省)
※2…「えるぼしマーク」ー厚生労働省に女性の活躍推進に関する取組、実施状況が優良な会社として認定されている証です。
出典:今後の雇用均等行政について(厚生労働省)

▼ 結婚相手の選び方についてはこちら ▼

オトナの恋愛講座〜結婚相手編〜こんな男は選んじゃダメ!

結婚後はどうしてる?

もちろん、結婚したからといって仕事を辞める必要はありませんが、事実、結婚を機に退職をする女性は27%※3を超えています。
相手の収入で暮らしていけるからという理由で退職を選ぶ女性もいますし、勤務地の都合など理由はそれぞれあるのでしょう。
また、結婚後すぐではなくても夫の転勤や出産を機にそのまま退職を決意する女性も多いのが実情です。

出産後に落ちつたら再就職をしようと考えている方もいるかもしれませんがこれにも注意が必要。中途採用の採用枠は新卒採用と違い”1名”であることは多いのです。
そう考えたときに、入社当初から時短で勤務する人且つ仕事におけるブランクがある人と、そうではない人を比較すると採用されることが難しくなってしまうことも予想できますよね。

※3…出展:男女共同参画白書 平成25年版 第3節 女性のライフステージと就業(厚生労働省)

女性の働きやすい企業選び

女性にとって働きやすい企業を選ぶ基準として、上記のような「くるみんマーク」「えるぼしマーク」は一つの基準にはなりますが、他にも「男女平等」なのか「女性優遇」なのかということもあります。
企業選びの際の基準にしてみましょう。

「男女平等」の会社

男女に平等に出世の機会を与えてくれる企業では、自分の頑張り次第で男性たちに負けないくらい出世できます。
女性だから。という理由で出世し辛くなるのは嫌だ!という人は「男女平等」を掲げている企業を選ぶのがいいでしょう。
ただし、残業や飲み会への参加なども多く、若いうちは何とかついていけても子どもができるとなかなか難しいのが現状のようです。
それでもバリバリ働きたい場合は、保育園の他にも旦那や母親などの親戚に協力を求めるか、ベビーシッターなどを雇う必要があるでしょう。

「女性優遇」の会社

会社によっては、男性よりも女性を優遇している企業もあります。
このような企業は総合職の女性にも産休が取りやすく、復帰しやすい環境を作ってくれたり、子どもができれば時短勤務をさせてくれたりと、女性にとって働きやすい環境を用意してくれます。
しかし、そのぶん男性のように出世はで気ないためバリバリ働きたいという女性には向かないでしょう。

“女性は総合職に就きづらい”ってホント?

総合職を目指したい、という気持ちがあっても、実際に総合職って受かりづらいのは?という不安もありますよね。
実際のところはどうなのでしょうか。

男性との”差”はどれくらいか

コース別雇用管理制度を導入している企業の中での女性総合職の割合は約22%、採用倍率は女性44倍、男性で30倍(平成26年度)となっています。このように聞くと女性が総合職になるのは難しそうに感じますよね。

しかし、女性活躍推進法が国会で成立したことにより、労働者が301人以上の民間企業等では、女性活躍に向けた行動計画の策定・公表などが義務化されました。
そういった背景から、「女性の雇用を増やしたい」という企業が増えてきているというのも事実です。

出典:平成26年度コース別雇用管理制度の実施・指導状況(確報版)(厚生労働省)
参考:女性活躍推進見える化サイト(内閣府男女共同参画局)

企業のホンネと女性のホンネ

総合職で活躍できるチャンスは増えているといっても、先ほど伝えたように、入社後すぐにやめてしまう女性はまだまだ多いです。
事実、女性の就業率は結婚を機に約3割減、第一子出産を機に約7割減との調査結果も出ています(平成25年度調査)。
本来あってはならないことですが、企業側もそれを懸念して採用を見送るというケースもあるようです。

一方、女性側としては「出産前後の産休が取りづらい」、「復帰後の子どもの体調不良による休暇などが続き居づらくなってしまった」など、会社からの理解が得られずやめてしまう場合が多いようです。やはりまだまだ企業からの理解や環境整備が進んでいない企業が多いものかもしれません。

参考:男女共同参画白書(概要版)平成25年版 第3節 女性のライフステージと就業(内閣府男女共同参画局)

総合職女性は男性ウケが悪い?

マイナビ学生の窓口調べによると、一般職と総合職であれば一般職の女性の方がウケがいいようです。

理由としては
・自分より相手の女性の方が給料が高いとプライドが傷つく
・女性には家庭にいてほしい
・転勤があると大変
と言うようなものが挙げられます。

しかし全ての男性がそう言うわけではなく、給料がいい、自立してそう、と言う理由から総合職の女性を好む男性も少なからずいるようです。
結局のところは総合職か一般職かと言うよりもお互いの相性が一番ですし、総合職だから対象外というような判断をする男性のことは特に気にしなくてもいいでしょう。

総合職をポジティブに捉えてみよう

総合職というと、「結婚できない」「結婚できても子どもができない」「激務で残業が多い」「休みが取れない」「転勤が多い」などネガティブなイメージが多いため、どうしても総合職を志望するのには少し勇気がいりますよね。
しかし、しっかりと企業を選べば、休みもしっかりとれ、転勤も少なく、家庭との両立をすることは可能です。
そのような会社に入社できた場合は、やりがいがあり、頑張った分だけ評価されるという素敵な環境で働けるのではないでしょうか?
総合職に少しでもなりたいという気持ちがある場合は、一度総合職のポジティブな面にも目を向けてみるといいかもしれませんね。

 
記事を読んでも、自分が総合職向きなのか、一般職向きなのかわからない。という場合はプロに相談して見ましょう!
総合職、一般職だけでなく、あなたにあった企業をご紹介できます。

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まとめ

いかがでしたか。
まだまだ総合職の女性は少ないですが、働き方改善が進められている今、徐々に女性総合職も増えてくるのではないでしょうか?
自分が仕事に何を求めるのかをもう一度考え直し、総合職でも、一般職でも、自分にあった企業に就職できるように頑張りましょう!


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