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学校推薦で就職する時の”トリセツ”とは?知るべきメリット・デメリットを解説

学校推薦で就職する時の”トリセツ”とは?知るべきメリット・デメリットを解説

 この記事は2018年2月に公開した記事を一部リライトしたものです。

就活が始まり、「学校推薦」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「学校推薦」が欲しい!という就活生も多いはずです。
しかし「学校推薦」は必ずしもいいものでもありません。

学校推薦のメリット、デメリット。どうしたら学内推薦が貰えるのか、確認していきましょう。

学校推薦とは

学校推薦とは学生が学校の推薦を受けて企業に応募するタイプの就活です。一般的な流れは次のとおりです。

1.企業が採用推薦枠を設けて学校に学生の推薦を依頼
2.学校が学内で志望者をつのり、要件を満たす学生に推薦状を付与
3.学生が推薦状を企業に提出してエントリー

これにより企業は学校お墨付きの優秀な学生を選考対象にすることができ、学生も採用実績のある優良企業に学校のバックアップ付きでチャレンジできるというわけです。

選考時期

理系の場合、6月〜9月に説明会、選考会を行うところが多いようです。
学校、企業によっては、4月から始まる場合があったりなど時期にずれもあるので自分の学校、推薦をもらいたい企業はどの時期なのか早めに確認しておきましょう。
自由応募に比べ選考の期間は短いですが、選考中に応募が終わってしまう企業がある場合もあります。
何箇所か行きたい企業がある場合はよく考えてから推薦を選択するか決めましょう。

学内推薦のメリット

合格率が高い

推薦枠をくれるということは企業がその学校の業績や卒業生を高く評価しているということです。
つまり学校推薦を受けた学生は、イコール「信頼できる学校から太鼓判を押された人材」ですから、最初から信用があり好意的に見てもらえます。

試験や面接が免除あるいは簡略化されるケースも多く、自由応募よりはるかに有利に就活を進めることができます。合格率も、企業にもよりますが5割~8割という高さです。

選考期間が短い

学校推薦は自由応募より選考のプロセス自体が短く、選考が始まったとたんに内々定が出ることもめずらしくありません。
最終学年ともなれば卒業研究や卒論・修論に専念したい大切な時期。学校推薦なら就活についやす時間と労力を大幅にカットすることが可能です。

学内推薦のデメリット

内々定後の辞退ができない

学校推薦で内々定をもらったら、まずキャンセルはできないと思っておきましょう。
学校推薦は「合格したら必ず就職します」という暗黙の協定にもとづく選考です。内々定が出たのに辞退をすれば、学校と企業との信頼関係にひびが入り、何の落ち度もない来年度以降の後輩から就職のチャンスを奪ってしまうかも。

学校が保証人になってくれたからこそ得られた就職です。内定・内々定が出たら必ず受ける覚悟でのぞみましょう。

入社後に辞めづらい

学校推薦は学校の看板を背負ってのぞむ就活です。
そしてその看板は入社後もついてまわります。

問題行動や素行不良が続くと、出身校の評判を落とすだけでなく、推薦してくれた恩師の期待を裏切り、在職中のOB・OGにまで肩身のせまい思いをさせるかも…。「きみはあの学校の出身者だったな」というほとぼりが冷めるには何年もかかります。

特に入社後すぐに辞めてしまうことは「即辞め」は定着率の低下につながり、今後の推薦枠に影響しかねないので要注意です。

企業が限られている

学校推薦を採用している企業は、そもそもあまり多くありません。
たとえば特定の学科の出身者をピンポイントで確保したい理工系企業や、学校との関係を友好に保ちたい地元企業にしぼられがちです。

テレビCMなどでおなじみの大手企業の推薦枠はどうしてもネームバリューのある学校に流れてしまうので、たとえ就職したい企業があっても自分の学校にその企業への推薦枠があるとは限りません。
応募できる人数も限られています。

学内推薦を利用すべき時ってどんなとき?

第一志望企業への推薦枠を運よく自分の学校が持っていたなら、ぜひとも学校推薦を検討してみましょう。

学校推薦による応募者は、企業から見れば就職の意思と熱意が最初から保証されており、内定を出せば必ず入社してくれる安心・安全な人材です。
そのためたいていは自由応募より選考基準がゆるく、自由応募なら激戦の狭き門でも、学校推薦なら大きく門戸が開いている可能性があります。

成績が気になる、倍率が高そうなど、気おくれする要因がある人も、一度学校の就職窓口に相談をしてみましょう。
そしてこれまでの採用実績や選考傾向を聞いた上で結論を出しましょう。

油断は禁物

学校推薦なら100%内々定が出るかといえば、決してそうではありません。
学校推薦にも色々あり、推薦状があればほぼ受かるところもあれば、推薦状があってもなくても合格率にさほど影響しないシビアな企業もあるのです。

そのため、たとえ学校から推薦された学生だとしても、面接で志望意欲やあなたがどんな人物なのかをしっかりと伝えることができなければ、たとえ推薦状があっても勝ち残るのはむずかしいでしょう。
また、学校推薦で選考に落ちてしまってから慌ててほかを探しても、すでにめぼしい企業はエントリーを締め切ったあとかもしれません。

推薦状があるからと気をぬかず、自由応募と併願しておく用心も必要です。

学内推薦をとるには?

やはり成績優秀でなければ学校推薦は受けられないのでしょうか?実はそうとばかりも言えません。
学校にとって学校推薦の最大のメリットは、毎年一定数の学生を必ず採用してもらえるという安心感にあります。

ですから推薦枠を減らされないよう、枠が埋まるだけの人数はきっちり送り込みたいのが本音です。
実際、先着順に推薦状を付与してしまう学校もあるほどですから、多少成績に自信が無くても可能性がないとは言いきれません。

弱気にならず、思いきって学校のキャリアセンターや就職課など担当窓口に相談してみましょう。学校にとって就職率の高さは大きなアピールポイントです。
少子化が進み新入生獲得が大きな課題になっている今、ほとんどの学校が就職相談窓口を置き、専門の職員が親身になって相談にのってくれます。

学校が開催する就職セミナーや就職ガイダンスにもどんどん参加して広く情報を集めましょう。
情報を制するものは就活を制す、です。思い込みであきらめる前に、まずは行動してみましょう。

まとめ

学校推薦は学校の関係者が長い年月をかけて確保してくれた優遇枠です。
その重みを十分に理解し、誠意をもって利用しましょう。

推薦状が獲得できても油断は禁物!志望企業が職場見学会やOB・OG訪問会を開催していたら、できるだけ参加することです。
実際に働いている社員の話はとてもためになりますし、面接でイベントの感想を聞かれることもあるからです。また学校推薦では面接が大きなウェイトを占めています。

どんな研究に取り組んできたか、どんな学生生活を送ってきたかなど、さまざまな質問をされるでしょう。気が重いかもしれませんが、面接は自分の長所や就職にかける思いをアピールするチャンスです。
綿密にシミュレーションして万全の体制でのぞみましょう。


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