「エントリーしてみたけど周りと比べて少なすぎる(多すぎる)かも?」や「これからエントリーしていくけど何社程度エントリーすればいいかわからない…。」といった思いで自分のエントリー状況に不安を感じていませんか?
今回はあなたに最適なエントリー数が何社なのか解説します!
INDEX
普通どれくらいエントリーするの?
近年の平均エントリー数
ここ3年間のエントリー社数は以下の通りです。
4月時点ではおよそ25社前後エントリーするのが一般的だといえるでしょう。
昨年の4月時点と比べてみるとやや減少傾向にありますがほぼ横ばいといえます。しかし新型コロナウイルスの影響で内定取り消しや採用そのものの中止などの不安が広がり5月までのエントリー数は昨年と比べて増加してくる可能性もあります。
出典:ディスコ「<速報>4月1日時点の内定率は34.7% ~キャリタス就活2021 学生モニター調査結果(2020年4月)」(https://www.disc.co.jp/press_release/7612/)
エントリー社数が多いことのメリット・デメリット
エントリー社数が多いと実際にどうなるのか、メリット、デメリットを確認してみましょう
メリット
・多くの企業を知ることができる
多くのエントリーをするということはそれだけ多くの企業の説明会や面接に足を運ぶことになります。よって結果として多くの企業を知ることができ、自分に合った企業も見つけやすくなります。
・多くの選択肢を持っていることで精神的余裕が生まれる
事前に多くエントリーしておけば、就活序盤で上手くいかなったとしても焦ることはありません。序盤での失敗を反省し、経験として活かす次の機会があります。
・他業界を受ける機会を増やせる
多くのエントリーをすればそれだけ受ける企業に幅を持たせることができます。志望業界とは違う業界の企業も知ることができれば思ってもみない自分の可能性に出会うこともあります。
デメリット
・スケジュール調整が難しい
多くのエントリーをすると面接や説明会などの時間が被ってしまったり、ES提出の期限に追われるあまり他の会社のものと勘違いしてしまうなど思わぬトラブルが起こる可能性があります。こまめに日程をチェックし無理のないスケジューリングをしましょう。
・企業研究に時間を使えない
エントリー数が多くなると、どうしても一社あたりにかけられる時間が少なくなってしまい、企業研究はおろそかになってしまいがちです。移動の合間などを上手く活用していきましょう。
・志望動機が思いつかなくなる、または薄くなる
「最初はすらすらと書けていたけどだんだんとネタ切れに…。」というのもよくあることです。こちらも合間時間に企業研究や自己分析を行うことで書けるようになることもあります。
志望動機が思いつかないという方はこちらを参考にして見てはいかがでしょうか?
エントリー社数が少ないことのメリット・デメリット
それでは次にエントリー社数を少なくしたときのメリットとデメリットについて考えていきましょう。
メリット
・一社当たりに使える時間が増える
一社ごとに多くの時間を割くことができるのは大きなメリットです。企業研究や面接対策など綿密な準備をすることで選考通過に近づきます
・交通費などのコストが抑えられる
就活をしている中で実はかなりお金がかかるのが交通費です。
出典:ディスコ「10月1日時点の20卒就職活動調査 ~キャリタス就活2020 学生モニター調査結果(2019年10月)」(https://www.disc.co.jp/press_release/7316/)
これらの出費は一人暮らしの学生にとっては大きな痛手となりますからこれを抑えられるのはうれしいですよね。
デメリット
・上手くいかなかったときのリスクが大きい
少ないエントリーの中で選考が思うように進まないと「あと何社しかない…。」とつい焦ってしまいがちです。そのぶん上手くいかなかった理由を考えて改善していく時間的余裕はあるので落ち着いて就活に臨みましょう。
・他業界を知る機会を失う
多くの会社を知ることで自らの視野を広げることができますが、エントリー社数を絞っている人はそれがなかなか難しくなります。その分深く会社、業界を掘り下げることが大事です。
・面接の場数が少なくなる
面接に慣れて自分らしさを発揮するには場数を踏むことが重要ですが、エントリー社数が少ない人は必然的にこれが少なくなります。模擬面接や面接における悩みをキャリアアドバイザーへ相談することで解決することが出来ます。
あなたに最適なエントリー社数
以上のようにエントリー社数の大小によってのメリット、デメリットがあることを理解したうえで、自分にあったエントリー社数はどれぐらいなのか考えてみましょう。
あなたはどのタイプの就活生?
・自分の可能性を試したい!
・希望の業種、業界がない!
といった方々は少し多めにエントリーをしてみましょう。
逆に
・長くなってもあせらずマイペースに就活をしたい!
といった方はエントリー数を事前に少し絞って見るとよいでしょう。
エントリー社数以外にも大切なこと
これまで解説したように、エントリー社数は就活をするうえで一つのキーになりますが、一方で「何社受けるか?」と同じくらい「どんな会社を受けるか?」が重要です。会社情報を確認したり、自己分析などを通してしっかりとした会社選びを行いましょう。
まとめ
限られた時間の中で納得いく就活をするためには、エントリー社数を上手くコントロールすることが不可欠です。自分に合ったスケジュールを適切に組んであなたらしい就活をしましょう。