最近コロナウイルスの影響で自宅にいる間ゲームをやる時間が増えた方も多いと思います。
また近年ではスマートフォンの普及などでいつでも手軽にできることからゲームに関心を持つ人も多くなっていると思います。
小さい頃からゲームが好きで、ゲーム業界で働きたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなゲーム業界への就職とはどんなものなのか解説して行きます。
ゲーム業界の主な企業
まずはゲーム業界にどんな企業があるのかを知りましょう。今回はゲーム業界をリードする代表的な5つ企業の概要を解説します。
任天堂
任天堂はもともと京都に本社を置き玩具の販売をおこなう会社です。日本を代表するソフトメーカーでありながら1983年発売のファミコンを皮切りに様々なゲーム機を生み出してきました。現在はゲーム事業に加えスーパーマリオシリーズやゼルダの伝説シリーズなどのキャラクタービジネスも国内外問わず行なっています。
ソニー
ソニーはゲームだけでなくPCや家電を開発を始め子会社を通してエンタメや教育など幅広い分野を事業としている企業です。様々な商品を開発してきた技術力を活かし、PSシリーズのような高性能ゲーム機の開発を行なってきました。
自社でのソフト開発も行なっていますが、近年は海外の人気ソフトをPSの専用ソフトとして販売することでコンテンツの充実を図っています。
スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックスはもともとはスクウェアとエニックスという別々のゲーム会社が合併してできた会社です。スクウェアは「ファイナルファンタジー」、エニックスは「ドラゴンクエスト」の開発元で、スクウェア・エニックスはこうした現在も続く人気シリーズを抱える国内有数のソフトメーカーと言えます。
バンダイナムコエンターテインメント
バンダイナムコエンターテインメントも以前はバンダイとナムコという別の企業でした。
現在はガンダムシリーズやアイドルマスターといった独自コンテンツを武器に様々なゲームや商品を生み出しています。
ガンホー
ガンホーは主にアプリゲームの開発を行う会社です。「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の大ヒットとともに一気に有名企業になりました。スマートフォンの普及とともにアプリゲーム市場は大きく広がり成長し続けていますが、ガンホーはその象徴とも言える企業です。
ゲーム業界の主な職種
ゲーム業界には具体的どのような仕事があるのか、その一部を解説します。ここに記載してある職種以外にも、その企業ごとに様々な職種があるので、志望先企業のHPでどんな職種があるかをチェックしておきましょう。
プランナー(文系職)
プランナー職はゲーム製作全体を監督する仕事です。ゲームの世界観やシナリオ考案、デザイン決定、予算・スケジュール管理など多岐に渡ります。多くの部門に関わる点でコミュニケーション能力を要求されます。
シナリオライター(文系職)
ゲーム内の物語やシステム、各キャラクターに対するセリフなど、脚本を書くのがシナリオライターの主な業務内容となります。
学生時代に小説や脚本などの執筆経験がある人はその経験を活かすことができるでしょう。
プログラマー(理系職)
プログラマーはゲームの企画や仕様に合わせて、キャラクターの動き、BGMや効果音などサウンドの設定、エフェクトやシステム構築など、ゲームが正しく動くようにプログラムを組む仕事です。
もちろんプログラミングの知識が必要となりますので知識がない人は書籍や大学のカリキュラムを活かして勉強しておくことが必要です。
営業職(文系職)
営業職ではゲームショップやバイヤーに対して商談会等で開発された商品の営業・提案・プロモーションを行います。
ゲームの魅力を人に伝えるためのコミュニケーション能力や、プレゼン能力が求められます
ゲーム業界に就職するには
実際にゲーム業界での就活を進めていく上でのヒントをご紹介します。
「ゲームが好き」なだけではだめ
ゲーム業界を志望する学生のほとんどがゲームが好きという人です。他の学生と差別化するため、自分だけの強みを持つことが大事です。
また、ただ好きということではなく、自分がゲームのどこが、なぜ好きなのかを自己分析と合わせて言語化することで面接やESでゲームへの思いをより伝えることができます。
大手だけではなく中小企業もチェックする
自分の知っている大手以外にも、ゲーム業界内で様々な企業の採用を受けることで、企業ごとの差や共通点が理解できるようになり、業界研究が自然と進みます。
また、ゲーム業界は様々な新技術が次々と生まれる業界でもあります。なので多くの企業を受けることでそうした新技術に触れる機会が増え、知識も身についていきます。そうすることで面接で話すことや答えられることも増え、他の学生と差をつけることができます。
まとめ
ここまで解説したようにゲーム業界には様々な職種や企業があるので、自分が働くイメージを具体的に持つことが大事です。十分な準備をして就活に挑みましょう。