【SPI徹底解説】SPIの特徴と就活を有利に進めるための対策方法

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【SPI徹底解説】SPIの特徴と就活を有利に進めるための対策方法

「そろそろSPI対策をしなきゃ…!」と考えている就活生もいるでしょう。
でも、「どう対策すればいいかわからない」あるいは、「問題集を買ってみたけど、難しすぎて無理…」なんていう人もいるかもしれませんね。
そもそもSPIとはなんなのでしょう?
今回は、企業がSPIを採用する理由や、SPIの内容と形式・対策について解説します。

就活でよく聞く「SPI」とは?


SPIとは、「Synthetic(総合的な) Personality(性格・人格の) Inventory(調査票)」の頭文字をとった言葉で、日本語に訳せば「総合適性検査」となります。
1970年代に現在のリクルート社が開発して以来、何回かの改良とバージョンアップを重ねながら、主に採用試験の筆記テストとして、多くの企業に利用されてきました。
最新バージョンはテストセンターに対応した「SPI3」のシリーズです。

SPIには大卒向け、中途採用向け、高卒向けなどいくつかのバリエーションがありますが、この記事では大卒向けの「SPI3-U」について解説していきます。

企業はなぜ就活生にSPIを受けさせる?


SPIは、単に知識や学力のレベルを調べるテストではありません。受験者の性格や思考の傾向、適性や持ち味などについて「総合的に」判定する検査です。

ですからSPIを導入することにより、企業には大きく2つのメリットが期待できます。
ひとつは、応募書類や面接だけでは測れない受験者の本質を見抜くこと。
そしてもうひとつは、組織や職務に対するミスマッチを回避して、早期離職を未然に防ぐことです。

企業にとって採用の失敗は大きな時間的・費用的損失です。
特に新卒採用は、過去の実績を比較・検討できないので、慎重に進めなければなりません。
つまり企業は、採用活動における失敗やロスを最小限に抑える目的で、SPIを導入していると言えるのです。

就活で必要なSPIの内容とは?

SPIは「性格検査」と「能力検査」の2つに分けられる!

SPIは、性格上の特性を見る「性格検査」と、国語力や数学力を見る「能力検査」の2部構成になっています。
パソコンで受験する場合は、まず性格検査を受け、その後時間をおいて能力検査を受けるパターンが普通です。

SPIの「能力検査」は4つに分けられる!

基礎学力を見る「能力検査」は、さらに大きく分けて4つのジャンルに分かれます。

①言語能力検査
ざっくり言えば国語力を見る検査です。
類義語や対義語、ことわざや熟語はもちろん、長文の読解問題や文章の並べ替え、空欄の補充なども含まれます。

②非言語能力検査
こちらは理数系の能力を見る検査です。
難易度は中学から高校前半レベルと言われていますが、分割払いや損益算といった計算問題を皮切りに、確率や速度、地図の縮尺や方位など、出題範囲が広いので油断できません。

③英語力検査
英語はオプションとなっており、受験せずにすむ企業もあります。
大手企業や外資系企業、あるいは旅行業界など、入社後に英語力が必要とされる企業では、SPIで英語の受験を指定してくる可能性があります。

英語は、選択肢の中から同じ意味の単語を選ぶ問題や、並べ替え、空欄補充、長文読解などが出題されます。
言語、非言語系の検査と比べると、難易度は若干高めと言われています。

④構造的把握力検査
こちらもオプションの検査です。
出題パターンには「文章問題の仕分け」と「文の仕分け」の2つがあります。

「文章問題の仕分け」は、基本となる短文を元に、文章の構造が似ている短文を選択肢から選ぶ問題、「文の仕分け」は、複数の文章を与えられた条件に基づいてグルーピングする問題です。
文章をきちんと整理して内容を正確に把握し、的確な結論を導き出す「ロジカルシンキング」の能力が問われます。


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SPI対策が必要な就活生とは?


大手企業を受けるなら、足切りとしてSPIが導入されている確率は高いでしょう。この場合、SPIを突破できなければ、その後の選考に進むことはできません。ぜひともしっかりと対策をしておきましょう。

また、中小企業でも気を抜くことはできません。
なぜなら近年、自社で筆記試験を準備する代わりにSPIを採用する企業は増えているからです。

リクルート社の調べによれば、選考に適性検査を取り入れている企業は、2016年の時点で7割にものぼっています。
つまり、今や就活生という立場になったら、SPI対策は避けて通れないと言っても過言ではないのです。

参考:適性検査をはじめて導入する人に知ってほしい、適性検査を使う理由

SPIの受験方式は4タイプ!


SPIを受験するには4つの方法があります。
どれを指定されても慌てないように、内容を把握しておきましょう。

テストセンター

もっとも多く選ばれている受験方式です。
テストセンターと呼ばれる専用会場に就活生が出向き、パソコンでSPIを受験します。

Webテスティング

自宅のパソコンでSPIを受験する方式です。
テストセンターと違って電卓を使用できますが、選択型ではなく入力型の問題が多いなど、若干の相違があります。

ペーパーテスティング

テスト用紙に筆記で回答する受験方式です。
テストセンターやWebテスティングでは「能力検査」と「性格検査」は別々に行なわれますが、ペーパーテスティングでは連続して一気に受ける可能性が高いでしょう。
回答方法はマークシート方式が多くなっています。

インハウスCBT

CBTとは、「Computer Based Testing」の略で、パソコンを用いたテストの総称です。
この場合は、企業の用意した会場(たいていは企業内の一室)に出向いて、会場内のパソコンで受験する方式を指します。
「自宅でのWebテスティングでは不正が心配」という企業などで実施されることがあります。

SPI対策って何をすればいいの?

性格検査

性格検査に関しては、あまり意図的な対策はしない方がいいかもしれません。無理に自分を偽ろうとすると、回答に矛盾が生じたり、その後のミスマッチにつながったりするからです。
性格検査の対策は、ネガティブな側面や個性的な側面が表われすぎないように加減する程度にとどめましょう。

能力検査

こちらは対策次第で得点を伸ばすことが可能です。
まずは過去問や模擬問をひと通り解いてみて、自分の弱点や理解度を把握しましょう。
その上で苦手な部分にポイントをしぼり、確実に解答できるジャンルを広げていく方法がおすすめです。

PCでの受験に慣れておこう!

テストセンターにしろ、WebテスティングやインハウスCBTにしろ、パソコンでのSPI受験には事前対策が必須です。
パソコン操作に慣れておくだけではなく、画面上の問題を目で追う感覚や、時間配分、設問の言い回しなどを、過去問サイト等を活用して必ず経験しておきましょう。

まとめ


SPIを受けるタイミングは、書類審査と並行して、あるいは書類審査の通過後すぐというパターンが多くなっています。つまり、就活を開始した途端にSPI受験を指示される可能性もあるわけです。

しかし就活が本格化してしまった後では、十分に対策時間を取るのは難しいでしょう。
ですから、遅くとも大学3年の年明け頃には、SPI対策に取りかかっておくことをおすすめします。

すき間時間を上手に使い、コツコツと過去問を解くことで、少しでも「捨て問」を減らしておきましょう。


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