就活にTOEICは必要?評価の基準と有利になる業界まとめ

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就活にTOEICは必要?評価の基準と有利になる業界まとめ

グローバル化が進む今日の社会では、企業へのエントリーをする際に、TOEICのスコアを書く欄が設けられていることも増えてきました。でも実際のところ、「TOEICは就活に必要なのか」、「必要だとしたら、どのくらいのスコアを取れば良いのか」について疑問に思っている人も多いはず。

そこで今回は、就活に向けてTOEICの受験を考えている方に向けて、TOEICが就活で必要とされている理由、TOEICのスコアを持っていると有利になる業界や就活で評価されるスコア基準について解説します。

これから始まる就職活動に向けて、少しずつ準備をしていきましょう。

この記事を書いたのは

実際、TOEICって就活に必要なの?

TOEICは就活を有利に進めるための手段の一つ

就職したい業界や企業にも左右されますが、基本的に、TOEICは就職活動において必要不可欠な資格ではありません。しかし、それでは「TOEICは就活において役に立たないか」と言われればもちろんそうではなく、TOEICで高いスコアを持っていれば、企業からの評価が上がることは間違いありません。

「高い」の基準は、記事の後半で解説する通り、就活生の所属大学のレベルや選考を受ける企業によって様々ではありますが、自分の努力を証明してくれるTOEICは就職活動を有利に進める上で大切な資格と言えます。

多くの学生や社会人が受けている

TOEICの他にも、様々な語学の試験や資格がある中で、TOEICが就活で重視されるのは、TOEICの受験者数と関係しています。日本でも約250万人ほどの受験者がいると言われているTOEICは、受験者数が多いこと、また試験自体がメジャーであることからスコアの比較やそのスコアがどれくらいのレベルを指しているのかを理解するのが簡単です。

そのため、企業でも就活生の能力を測るためにTOEICを活用しているところが多く、TOEICのスコアを持っていると就職活動においてもアピールできるポイントとなるのです。TOEFLやIELTSを評価してくれる企業もありますが、それらのスコアを持っている場合でも、併用してTOEICのスコアを持っていると安心です。

高いスコアは自己PRの良い材料になる

TOEICのスコアの中でも、特に850点や900点以上の高いスコアを持っている場合には、そのスコアをESや面接の際の自己PRとして、効果的に使うことができます。

なぜなら、TOEICのスコアは、単に英語力を証明できるだけでなく、集中力や思考力、自分のこれまでの努力の証明にもなるからです。その点においても、TOEICは就職活動において、持っておくと評価の対象となる有利な資格と言えるのです。

TOEICが就活に有利になるのは〇〇だから!


ではTOEICが就職活動において有利になるのはなぜなのでしょうか。その理由のいくつかをここから見ていきましょう。

TOEICはビジネスシーンを想定した試験だから

まず、TOEICが就職活動において有利な資格と考えられているのは、TOEIC自体がビジネスシーンを想定した試験だからです。TOEICのHPにある、『国際舞台で活躍できる「人材づくり」に貢献』という文字通り、TOEICのテストにはビジネス英語力アップの秘訣がたくさん詰まっているのです。

そのため、ビジネスシーンを想定したTOEICで高いスコアが取れることは、就職後のお仕事においても、英語を使って活躍できるのではないかという印象につながるため、就職活動において有利になる傾向があります。

比較がしやすいスコア形式だから

TOEICが就活で重視される背景には、TOEICの結果が、比較しやすいスコア形式であることも影響しています。これはどういうことかというと、例えば英検は「〇〇級」といったように結果が送られきますが、このくくりの中では大まかなレベルの実力しかわかりません。そのため、同じ「級」の中でも能力に差が出てきてしまいます。

しかしTOEICは、5〜990点の間で5点刻みのスコアが出るため、細かなレベルで実力が確認できます。そのため、就活生同士の比較もしやすく、就職活動においてより高いスコアを持っている人が有利になるのです。

グローバルに活躍できる人材が求められているから

TOEICのスコアを持っている人が就活において有利になるのは、グローバル化の影響も関わっています。グローバル化が進む今日の社会においては、日本の会社に就職したとしても、海外の会社と取引をしたり、海外に支社を作ったりと、何かと英語を使ってお仕事をする機会が急増しているのです。

その中で企業は、グローバルに活躍できる人材を求めています。そのため、TOEICで自分の持っている高い英語力を証明できる人は、企業からも重宝され、就職活動においても有利になるのです。

英語力以外の能力もアピールできるから

また、TOEICを持っていることでアピールできる能力は、英語力にとどまりません。TOEICでアピールできる能力としては、例えば、TOEICの試験において高いスコアを取るために今まで頑張ってきた努力や向上心、目標の達成能力などがあります。

また、帰国子女や留学経験者であった場合、TOEICのハイスコアの背景にあるそれらの経験についてもアピールできるきっかけとなる場合もあります。高いスコアをそのままアピールするのではなく、自分の持っているそのほかの能力やこれまでの努力、経験についてを関係させながら話すことができたら、TOEICの効果も2倍・3倍にアップします。


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TOEICを持っていると有利になる業種・業界


実際にTOEICを持っていると有利になる業種や業界には、どのようなものがあるのでしょうか。様々な業種・業界で英語力は重視されてきていますが、ここではその中から4つのカテゴリーをご紹介します。

商社

グローバルな仕事と聞いてまず思い浮かぶのは商社ではないでしょうか。そのイメージ通り商社では、海外の会社との商談や契約の機会も多く、英語を使って交渉ができる能力が求められます。

また、海外出張や海外への駐在の機会も多く、仕事のみならず、海外で生活していく上でも英語力が必要となってくるお仕事です。そのため、TOEICで高いスコアを持っている人の評価は高く、求められている高い英語力の証明ができれば、選考においても有利になること間違いなしです。

メーカー

メーカーは、現在グローバル化が進んでいる業界です。海外への輸出や輸入の他に海外拠点を持っている企業も多いことから、英語でのコミュニケーション能力が求められます。

一昔前までは、英語を必要とするのは外資系の企業と言うイメージがありましたが、今では自動車メーカーや電機メーカー、化学メーカー等でも海外部門がある企業では、英語力が必要とされています。

旅行・航空業界

旅行業界・航空業界は英語を使うイメージが一番しやすい業界かもしれません。旅行業界については特に、海外旅行のアテンドや現地での宿泊・交通等の手配の際、また日本に来る海外からの観光客と関わる際に英語が必要となってきます。

航空業界については、国際線のフライトに関わる場合、英語でのコミュニケーションスキルが求められます。旅行業界でも航空業界でも、海外のお客さんと直接関わる機会が多くあるため、より実践的な英語力が求められます。

小売業界

海外からの観光客が増加している日本では、小売業界においても英語の重要性が高まってきています。特に東京オリンピックをきっかけとし、今後も外国人観光客の数が増加することが予想されており、小売業界において英語で接客ができる人材は重宝されるようになってくるでしょう。

就活で求められるTOEICのスコア


就活でTOEICは大事だということがわかってきたところで、次に気になってくるのが求められているスコアのレベルではないでしょうか。就活で求められるTOEICのスコアについて、4段階でご紹介します。

足切りに使われるのは600点

履歴書にTOEICの点数を書きたい場合に必要となってくる、最低ラインの点数が600点です。特に、多くの人が応募する大手企業の選考では、600点は足切りに使われる点数であることも多く、言い換えれば600点は、就職活動においてスタートラインに立つために必要なスコアであるといえます。

しかし、600点あれば、履歴書にアピールとして書くことはできますが、同じレベルのスコアを持っている人がたくさんいるので、そこまで有利になることはありません。就活で自分のスコアをアピールしていくためには、さらに上のスコアが必要となってきます。

アピールするには700点以上は欲しい

就職活動において、TOEICのスコアを強みとしてアピールしていきたい場合に必要となる最低ラインが700点です。このレベルのスコアを持っている人は、ビジネスにおいても英語を使いながら業務を進めていけるだろうと考えられるレベルであるため、将来的な期待も込めて評価をしてもらえる可能性が高い点数です。

しかし、外国語系の大学や学部に所属する学生である場合には、少々物足りなく感じさせてしまう可能性もあるので、それらの大学・学部に所属している方はもう一つ高みを目指して勉強してくことがおすすめです。また、外資系やグローバル企業への就職を考えている方も、就職活動においてアピールするためにはもう少し高いスコアを持っている方が安心です。

就活で光るのは800点以上から

就職活動の中で、TOEICのスコアをアピールしていく場合に、一つの目標として目指したいスコアが800点です。ビジネス英語を不自由なく使うことができるとされている、800点以上のスコアを持っている人は、選考の際に自分の英語力やこれまでの経験・努力について、適切にアピールすることができたら、就職活動の中でも有利になっていきます。

特に、外資系の企業やグローバル企業を目指している就活生は、このレベルのスコアを必要とされることが多いです。海外出張のある企業であれば、860点以上のスコアがあると、働き始めた後も安心です。

また、東大・一橋・東工大レベルの大学に通う学生が、TOEICのスコアを自己アピールの内容として使いたい場合は、800点が一つの目安となります。通っている大学のレベルが高いため、求められるTOEICのレベルも高くなりますが、その分、学歴に見合ったスコアを持っている場合には就職活動においても有利になること間違いなしです。

間違いなく有利になるのは900点以上

900点を超えると、翻訳などの英語をメインで使うお仕事も問題なくこなせるレベルです。このレベルを達成できた場合には、どのような企業においても間違いなく評価される対象となります。

全体の受験生の中でも、900点以上を達成する人の割合は限られており、ここまでのハイスコアを達成するのは大変ですが、このスコアを目標として掲げ、努力を積み重ねていけば、就職活動を有利に進めること、また就職後のキャリアの選択肢を広げることにも役立ちます。

就活に間に合う受験スケジュール

出来るだけ早めに受けておくことがおすすめ

これは言うまでもないことであるかもしれませんが、就活を始める期間に間に合うように、必要とされるスコアを取得するため、思い立ったその日から対策を始め、TOEICを受験してみることがおすすめです。

なぜなら、一発で目標のスコアを取れる人は少なく、自分の求めているスコアを取るまでに何度も受験する必要があるから、また、TOEICのスコアは伸びるまでに時間がかかるからです。就職活動が始まるまでに自分の目標とする点数を取るため、早めに一回目を受験してみてテストに慣れること、自分の今の実力を知って適切な対策を取ることが必要です。

遅くても就活が始まる1ヶ月前までに受験しよう

TOEICの結果は、送られてくるまでに1ヶ月ほどかかります。そのため、就職活動の中でTOEICのスコアを使用したい場合には、遅くとも就活が始まる1ヶ月前までに試験を受けることが必要です。

受験日は就活が始まる1ヶ月前でもギリギリ間に合いますが、注意したいのは申し込み期間です。TOEICの申し込みは、試験日の約1ヶ月半前に締め切られるため、申し込み自体は就活が始まる3ヶ月ほど前にしておくことが必要となってきます。

各テストのスケジュールについては、TOEICの公式HPに載っているので、そちらをこまめにチェックしながら、就活に間に合うスケジュールで受験ができるように準備をしておきましょう。

まとめ


就職活動において、TOEICのスコアを持っていることは、選考を有利に進めていくために必要となる要素のうちの一つです。

自分が就職を希望する業界や企業、また今所属している大学や学部によって、必要とされる点数は変わってきますが、就活においてTOEICを強みにしたい場合には、自分の就活スケジュールに合わせて目標の点数が取れるよう、今日から準備を進めていきましょう。

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