政府から景気対策として10万円が一律支給されることが決まりました。ではこの10万円を就活に使うとしたら何ができるでしょうか?データをもとにご紹介していきます。
10万円給付とは
ここでの「10万円給付」は政府がコロナウイルスによって落ち込んだ景気の回復、また収入を無くした人の損失補償のために国民の全てに一律給付する「特別定額給付金」のことです。
どうすれば受け取れるのか?
現在公表されている受け取り方は二つです。一つ目は指定の申請書を郵送する方法です。
市区町村から世帯主宛てに郵送された申請書に振込先口座を記入して、振込先口座の確認書類と本人確認書類の写しとともに市区町村に郵送します。
二つ目はオンラインで受け取る方法です。政府が運営するオンラインサービス「マイナポータル」から振込先口座を入力した上で、振込先口座の確認書類をアップロードし、申請します。本人確認書類は不要です。こちらはマイナンバーカード所持者のみ可能な受け取り方法となっているので、持っていない方は郵送で申請をしましょう。
いつ受け取れる?
現在給付の開始時期については各自治体に委ねられており、明確な時期は決まっていません。あくまで報道ベースではありますが5月中には支給が開始される自治体が出てくると言われています。
就活はどのくらいお金がかかるのか?
就活にいくらかかるかを事前に把握しておき、10万円の使い道を事前に想定しておきましょう。
19卒、20卒就活生の就活費用
参照:10 月 1 日時点の就職活動調査
(https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/gakuseichosa201910.pdf)
図を見ると就活にかかる費用は平均で13万円前後、主な要因は交通費で全体のおよそ半分近くを占めます。次に多いのがリクルートスーツに関する費用で次に宿泊費が続きます。
地域別の就活費用
参照:10 月 1 日時点の就職活動調査
(https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/gakuseichosa201910.pdf)
地域別に費用を見て行くと、都内就職を目指し東京にやってくる学生もいる地方在住の就活生は比較的多くの費用を費やしていることがわかります。最も費用をかけているのが北海道で、費用の総額は20万円を超えています。また交通費が比較的かからない東京でも10万を超えるなど、就活には非常にお金がかかることがわかります。
10万円じゃ足りない?就活の節約術
先ほどのデータを見ると平均的な就活をしても費用は10万円を超えてしまいます。どうすれば費用を節約できるのか考えて見ましょう。
受ける企業数を絞る
エントリー数を絞れば交通費や必要書類の郵送代などを節約することができます。一方で、受ける企業が少ない分面接の経験値が低くなるなど様々なデメリットを抱えることもあります。その詳しい内容は下記の記事でご紹介しています。
自分にあったエントリー社数を知りましょう。


自分に合ったエントリー社数は何社?
自分にあったエントリー社数がわかる解説をしています。
宿泊費を抑える
宿泊費を抑えるには基本的に夜行バスなどを利用して可能な限り宿泊しないようにしましょう。移動距離が長く、日帰りは難しいという方は少しでも宿泊費を抑えるためにカプセルホテルやネットカフェなどを利用することもできます。
スーツのネクタイなどを借りる
ネクタイやカバンなどサイズの影響を受けないものについては親や親戚に借りることで、スーツに関する費用を抑えることができます。また、ワイシャツはサイズが一緒なら借りることが可能です。
就活用SNSアカウントを作る
ネット経由で就活仲間を作ることで、わざわざ説明会などに直接足を運ばなくても就活に必要な情報を集められるようになります。このようにSNSを駆使すれば、情報収集にかかる交通費を抑えることができます。
WEBサービスを利用する
就活関連のWEBサービス(オンラインES添削やWEB面談など)を利用することで直接足を運ぶことなく就活準備をすることもできます。
Shaberuも下記バナーから簡単な無料のWEB面談を行なっているので、ぜひご利用ください。
まとめ
就職活動は多くの費用がかかってしまいます。給付される10万円を上手に使って就活を乗り越えましょう。