【例文あり】就活メールの件名基本マナーと気をつけるべきポイント

記事監修

長倉 優貴
キャリアアドバイザー
長倉 優貴

就活が始まると、社会人とメールをやりとりする機会が出てくるかもしれません。ビジネスメールの基本的なマナーを勉強中の人もいるでしょう。ただし、メールの構成や敬語には細心の注意を払っても、意外とおろそかになってしまうのがメールの「件名」です。

今回は就活メールの「件名」について、適切な件名・不適切な件名、両方の具体例を挙げながら解説していきます。

就活メールで件名が大切なのはなぜ?

メールの件名にはマナーや常識が反映されるから

メールの件名には、就活生のマナーや常識が反映されます。メールを受け取った採用関係者が、失礼なメールを送ってきた就活生に好印象を抱くでしょうか?

就活を勝ち抜くにはどんな小さなマイナスポイントも徹底的に避けなければなりません。たかが件名とあなどらず、常に適切な件名を設定し、ライバルと差をつけられることが無いようにしたいところですね。

メールの件名は対応の優先順位を左右する

メールの件名は、開封や返信の優先順位を判断する材料でもあります。件名から要件や差出人がわからないメールは、処理を後回しにされてしまうことも十分にあり得ます。逆に言えば大切な要件や緊急の要件は、内容がひと目でわかる件名をつけることで真っ先に開封してもらえるかもしれません。

そのため、適切な件名をつけ、自分のメールを確実に採用担当者に開封してもらえるようにしましょう。

件名によっては迷惑メールと間違われて破棄される恐れがある

また、メールの件名は、そのメールの安全性を確認する判断材料のひとつです。最近は悪意のあるウイルスメールやフィッシングメールの被害を避けるため、一見して怪しいメールは未開封のまま破棄するのが常識になっています。

ですから件名を見た相手が「怪しい」と思ってしまったら、せっかく送った就活メールも読んでもらえない恐れがあるのです。就活中に限らず、大切なメールは内容と送り主を件名に明記することで、「このメールは安全だ」と相手に伝える必要があります。

就活メールの件名で気をつけるべきポイント4つ

件名だけでメールの内容がわかるようにする

就活メールの件名で最も意識すべきポイントは、開封前でもメールの中身がひと目でわかるようにすることです。送信するメールの要点をひと言でまとめた件名をつけましょう。

件名から 差出人までわかるようにする

前述のように、誰が送ってきたメールなのかわからなければ、相手は開封をためらったり、処理の優先順位を下げたりするかもしれません。就活メールでは最低限、大学名と自分のフルネームを件名に入れましょう。

長すぎる件名は逆効果

件名は「詳細」ではなく「要約」であるべきです。あまり長々と書きつらねると、画面上で全文が確認できず、相手がストレスを感じたり、結局は開封しないと中身がわからず、せっかく考えた件名の効果が半減してしまう恐れがあります。

パソコン画面に表示される件名の文字数は、メーラーによっても異なりますが、たとえばメルマガの世界では45字が限度とされています。このことから、就活メールの件名は20~30字程度に収まるように調整するのがおすすめです。

Re:を上手に使い、件名をコロコロ変えない

ひとつの話題が続いている限りは、「Re:」のついた状態で返信するのが一般的です。毎回件名を変えてしまうと、かえってお互いに受信ボックスの中で返信メールを探しにくくなるからです。もちろん、あまりにも「Re:Re:Re:」が続くようなら、「Re:」をいくつか消してもかまいませんが、基本的にはそのテーマが完結するまで「Re:」のついた件名を使い続けてかまいません。

【シチュエーション別】就活メールの件名例文


では、就活で考えられる様々なシチュエーションごとに、適切と思われるメールの件名の例をご紹介しますので参考にしてください。

エントリーシートを送付するときのメールの件名は?

エントリーシートを送付するときのメールの件名は以下の例を参考にしてみてください。

エントリーシート送付【〇〇大学 山田花子】
エントリーシートを送付致します【〇〇大学 山田花子】

送付先のアドレスが、エントリーシート受付専用のメールアドレスとは限りません。他の要件のメールに埋もれて担当者に見逃されないように、「エントリーシート」の文字を必ず件名に入れるのがポイントです。

エントリーシートを添付するメールの書き方・例文・送り方を解説

OB訪問をするときのメールの件名は?

OB訪問をするときのメールの件名は以下の例を参考にしてみてください。

OB訪問のお願い【〇〇大学 山田花子】
OB訪問日程のご連絡【〇〇大学 山田花子】
OB訪問の御礼【〇〇大学 山田花子】

OBやOGのメールアドレスが個人のアドレスである場合には、スパムメールと間違われないよう特に配慮が必要です。必ず毎回大学名と氏名を入れて、怪しいメールではないことをアピールしましょう。

【例文付】OB訪問のメールの書き方・マナー【ポイント3つで解説】

面接後のお礼メール

面接後のお礼をするときのメールの件名は以下の例を参考にしてみてください。

〇月×日の面接の御礼【〇〇大学 山田花子】
採用面接の御礼【〇〇大学 山田花子】

就活に使われる企業のアドレスには、就活生からの応募、質問、日程調整の打診など、様々なメールが届いているでしょう。担当者がいちいちメールを開封して中身を確認しなくてもいいように、件名だけでお礼のメールであることが伝わるようにしましょう。

面接後のお礼メールは必要なの?お礼メールの基本マナーから例文まで解説

インターンシップ関連のメール

インターンシップ関連のメールの件名は以下の例を参考にしてみてください。

インターンシップ参加の申し込み【〇〇大学 山田花子】
インターンシップ面接候補日についてのお願い【〇〇大学 山田花子】
インターンシップ参加辞退のご連絡【〇〇大学 山田花子】

どんな要件にしろ、「インターンシップ」というキーワードを必ず件名に盛り込みましょう。その上で、一番伝えたい内容を簡潔にプラスするのがポイントです。

【インターン参加時のメールの書き方・返信マナー】例文あり


これはNG!就活メールに不適切な件名


最後に、NGな件名の例を挙げておきますので、よく読んで失敗の無いように気をつけてください。

挨拶のみの件名

「こんにちは」「初めまして」といった挨拶のみの件名は、怪しい迷惑メールとの区別がつきにくく、就活メールと認識してもらえない恐れがあります。

抽象的な件名

「説明会の件」「面接について」といったあいまいな件名は、日程の連絡なのか、質問なのか、あるいは参加・不参加の意思表示なのかといった要点が相手に伝わりにくく、不親切と言えます。「説明会資料送付のお願い」「面接の日程について教えてください」など、具体的な件名を心がけましょう。

絵文字や感嘆符や疑問符を使った件名

ビジネスメールでは、絵文字やスタンプはもちろん、「!」や「?」も非常識と見なされることがあります。件名だけでなくメール本文にも使用しないように気をつけましょう。

誤字脱字がある件名

件名に限りませんが、パソコンの予測変換の結果をしっかり確認せずにいると痛い目を見ることがあります。「資料」が「飼料」になっていた、「依頼」が「以来」になっていたなど、笑えないミスをそのまま送信しないよう、必ず何度も読み返して誤字脱字をチェックしましょう。

まとめ


社会人にとってメールの件名は学生が思う以上に重要です。特に毎日大勢の就活生からメールを受け取る採用担当者は、重要なメールとそうでないメールを件名で振り分けているかもしれません。

本文をいくら丁寧に仕上げても、件名でハネられてしまったら、せっかくの努力が水の泡です。件名の重要性をしっかりと理解して、メールを書くたびに総仕上げとして必ず適切な件名を考えましょう。

記事監修

長倉 優貴
キャリアアドバイザー
長倉 優貴
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