就活で役立つ!モチベーショングラフの書き方解説

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就活で役立つ!モチベーショングラフの書き方解説

「モチベーショングラフ」という言葉を聞いたことはありますか?モチベーショングラフとは、自分が経験してきた過去の体験とその時の自分のテンションをグラフ化したもので、自己分析にとても役立つツールのひとつです。

就活では自己分析が大切だとわかっていても、具体的な自己分析の方法がわからない人もいると思います。今回はそんな就活生のために、モチベーショングラフの書き方やポイント、そしてモチベーショングラフを就活に活かす方法について解説します。

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モチベーショングラフとは?


モチベーショングラフとは、自分のテンションを基準にして「自分史」をまとめたグラフのことです。グラフの横軸は今まで生きてきた時間と、その間に経験したイベントや思い出、縦軸は自分のテンションの上下です。つまり自分の気分がいつどんな時に落ち込み、いつどんな時に高揚したかを整理したグラフがモチベーショングラフです。

モチベーショングラフはなぜ就活に役立つの?


モチベーショングラフの詳しい作り方はのちほど解説することにして、まずはなぜモチベーショングラフが就活に役立つのかをご説明しましょう。

モチベーショングラフを使えば、就活でアピールできるエピソードが見つかる!

モチベーショングラフを作る作業は、過去に自分が経験した楽しかったことや辛かったことをひとつひとつ確認する作業です。

喜びを感じたこと、拒絶感や抵抗を感じたことなど、自分の経験と感情を詳細に思い返すことで、就活でアピールするのにふさわしいエピソードが見つかりやすくなります。

モチベーショングラフを使えば、 就活の軸が見つかる!

モチベーショングラフを作る作業は、自分の心の動きを整理する作業でもあります。

今まではただ漠然と、「あの頃は楽しかったな」と思っていただけのことも、モチベーショングラフに表してみると、「あの頃は目標に向かって全力を尽くしていたから楽しかったんだ」「あの時は人の役に立てるというポジションが自分に合っていたから充実していたんだ」という風に、自分の価値観や大切に思うものが具体的に見えてきます。

その中で気づいた本音は、就活の軸になり得ます。モチベーショングラフを作りながら、「自分はこういう能力を発揮できるとテンションが上がる人間なんだ」「自分はこういうポジションやシチュエーションでこそベストパフォーマンスができる人間なんだ」そんな気づきを得られたとしたら、それがあなたの就活の軸と言えるでしょう。

モチベーショングラフを使えば、自己分析が深まる!

モチベーショングラフを作っていくと、今まで気づかなかった自分の一面に気づくことがあります。

たとえば、自分では苦悩と苦難しか覚えていないようなできごとも、周囲の人に聞いてみれば、「すごくがんばってたよね」「あれがあったからこそ、その後の〇〇があったんだよね」というように、別の見方や感想を聞けるかもしれません。こうした第三者からのフィードバックは、自分についての新たな発見や、より深い自己理解につながる可能性があります。

つまり、モチベーショングラフをしっかりと分析したり、気づいたことを第三者と共有したりすることで、自分自身を客観的に知り、自己分析を深める効果が期待できるのです。

モチベーショングラフの書き方


ではいよいよモチベーショングラフの具体的な書き方について見ていきましょう。

縦軸と横軸を引き、自分のモチベーションに関わるできごとを書き込む

まず、横向きに置いた紙の中央に横線を1本引きます。これが横軸となる時間の経過です。向かって左側が幼少時、右に行くほど現在に近づきます。

次に、向かって左寄りに縦線を1本引きます。これが縦軸となるモチベーションの高低です。横軸より上ならプラスの感情(気分の高揚)を、横軸より下ならマイナスの感情(気分の落ち込み)を表わします。

土台ができたら、自分の人生を振り返り、印象に残っていることや一大イベントとして記憶していることを書き込んでいきましょう。楽しかったことは横軸より上に、辛かったことは横軸より下に、時系列で書いていきます。

あまり幼い頃のことまで無理に思い出す必要はありません。思い出しやすい中学・高校時代からでもかまわないので、熱中していたことや感銘を受けたことなど、できるだけ多くの項目を書き込んでいきましょう。

モチベーションの高さを点や黒丸で固定し、線でつないでグラフ化する

次に、書き込んだそれぞれのイベントについて、自分のモチベーションの高さを点や黒丸で示していきます。楽しかったことほど高い位置に、辛かったことほど低い位置に、前後のできごとと比較しながら高低を決定していきます。点の位置が決まったら、線でつないでグラフを完成させましょう。


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モチベーショングラフを書く際のポイント


いざ作業に取り掛かってみると、意外と苦戦してしまうかもしれません。そんな時は、次のような方法を試してみてください。

飾らない、ありのままの自分史を目指す

モチベーショングラフを作る目的は、自分自身をよく知ることです。そのためには、辛かったこと、恥ずかしかったことなど、あまり思い出したくないできごとも、記憶に蓋をせずにどんどん書き込んでいきましょう。

モチベーショングラフを書く前に情報を整理する

やみくもに項目を書き込んでいくと、時系列がおかしくなったり、盛り込むべき項目がわからなくなったりすることがあります。そんな時は、まず別の紙に情報を整理してみましょう。

たとえば、モチベーショングラフに盛り込むべき項目の一覧表を作る方法があります。年齢や学年を縦軸にした表を作り、それぞれの年齢や学年ごとに、心に残っているできごとを箇条書きにしていくのです。学校でのできごととプライベートでのできごとを分けると、自分の重視するものがわかりやすくなるでしょう。モチベーションの高さを5点満点程度で採点するのもおすすめです。

モチベーショングラフの作成にスマホやパソコンを利用する

モチベーショングラフを作るのに、手書きにこだわる必要はありません。パソコンのエクセルやパワーポイント、スマホの手書きアプリなどを利用して、自分の一番ラクな方法で作成すればOKです。

エクセルなら、各項目をセルではなくテキストボックスに入力した方が、後から自由に位置を変えられて便利です。また、土台となるサンプルやテンプレートをネットでダウンロードすることも可能です。

モチベーショングラフを分析して就活に活かそう!


では、できあがったモチベーショングラフを就活に活かすにはどうすればいいのでしょうか?

モチベーショングラフから自分の性格の傾向を読み取ろう

モチベーショングラフをよく見て、自分のモチベーションが高いところと低いところ、それぞれの特徴や共通点を探りましょう。たとえば、

・モチベーションが上がっているのは、学業が充実している時か、プライベートが充実している時か
・モチベーションが下がる原因は、自分自身の性格・能力の問題か、それとも人間関係など周囲環境の影響か

こうした傾向がはっきりすれば、自分がどんなことに達成感や幸福感を感じ、あるいはどんな状況に苦痛や挫折を感じやすい人間なのかが見えてきます。それらは、自分の長所・短所を見つけたり、企業選びの軸を探したりする時の有力な手がかりになるでしょう。

ひとつひとつの項目を深掘りして自己分析を極めよう

モチベーショングラフの浮き沈みをよく見て、各ターニングポイントについて「なぜ?」の深掘りをしてみましょう。たとえば、「自分は新しい友人ができるとモチベーションが上がる」という事実に気づいたとします。

「なぜ新しい友人ができるとモチベーションが上がるのか」
→「気持ちが充実するから」

「なぜ気持ちが充実するのか」
→「人とコミュニケーションをとることが好きで、その気持ちが満たされるから」

「なぜ人とコミュニケーションをとることが好きなのか」
→「人と接することで自分が成長したり人としての深みが生まれたりすると思うから」

という具合に、自分の感情をとことん掘り下げてみましょう。
そこから、こんな自己PRが可能になります。

私の長所は人見知りをしないところです。新しい出会いによって、自分の知らなかった世界が開けたり、新しい価値観に触れたりするとワクワクします。この物怖じしない性格を武器に、人との関わりを積極的に広げながら、売上アップに貢献できる人材になりたいです。

まとめ


就活で成果を出すには、説得力のある自己PRができなければなりません。一方で、納得のいく就職先を見つけるには、自分の譲れない軸がどこにあるのかを正確に把握しておく必要があります。

モチベーショングラフは、この2つの難問を一気に解決してくれるツールです。モチベーショングラフを作りながら、自分の深層心理をしっかりと掘り下げ、自分史を客観的に振り返りましょう。自己分析が深まるだけでなく、面接の深堀り質問への対策にもなって一石二鳥です。

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