就活しないとどうなるの?メリット・デメリットやその後の進路まとめ

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就活しないとどうなるの?メリット・デメリットやその後の進路まとめ

大学生活が進んでいくと、直面することになる「就活」。多くの人が就活に取り組んでいく中で、「就活をしない」選択をした場合にはどのような未来が待っているのでしょうか?就活をしない理由をはじめ、そのメリットやデメリット、就活をしなかった場合に進む進路について解説していきます。

進路に悩んでいる方も、現在、就活をするかしないかについて考えている方も「就活をしない」選択肢について考えてみましょう。

就活をしない理由とは?


就活をしない選択をする理由は人によりさまざまですが、一般的な理由について確認してみましょう。

就活へのモチベーションの低下

もともとは就活をしていたのにも関わらず、途中で就活をしない(続けない)選択をする大きな理由が、就活へのモチベーションの低下です。最初はやる気も満々だったのに、思うように就活が進まず、納得のできる結果が出ない状況が続くうちに、「どうして就活を続けているんだろう?」「こんな気持ちになってまで就活を続けたくない」と思うようになってしまうことが原因です。

ポジティブな理由で就活をしない選択をする場合には、その後の自分の活動にも前向きに取り組める可能性が高いですが、ネガティブな理由でその選択をしてしまう場合には、卒業後の生活へのモチベーションが安定しない危険性もあるので、注意が必要です。

自分のやりたいことがわからない

自分のやりたいことがわからない人も、就職活動をしない選択や、就職活動を中断するという選択をとる場合があります。なぜなら、自分のやりたいことがはっきりとわかっていない状況では、就活をしていても目標が定まらず、自分が今就活をやっていることの意義を見失ってしまう可能性があるからです。

そのため、なぜ就活をやっているのか・やらないといけないのかについてわからなくなり、就活を中断したり、しないという選択をする傾向にあるのです。

働くことに良いイメージを持てない

企業の中で働くことに良いイメージが持てないことも、就活をしない理由の一つです。わざわざ正社員にならなくても、お金を稼ぎ、生きていくことは可能を考え、アルバイトやその他正社員になるという方法以外で生きていこうとするために、就活をしないという選択をするパターンです。

一般的な流れに乗っていくことへの不満

就職活動そのものへ参加することの不満も、就活をしないという選択肢を後押しする要因となります。自分の興味のある分野について、深く学ぶことのできる4年間のなかで、多くの時間を費やして就職活動に取り組むことに不満を感じ、それが在学中に就職活動しないという選択に繋がるのです。

一般的な「就活」をしなくても、就職をする方法はあるので、このパターンの方は就活以外の方法で就職先を見つけていく方法を模索することがおすすめです。

好きなことをして自由に生きていきたい

企業に入って働くのではなく、自分の好きなことをして生きていきたいと考えている人も、就活をしない選択をする傾向が高いです。企業に入るとどうしても、決まった就業時間に従い、そのスケジュールの中で活動していくことが求められるため、それに窮屈感を感じてしまう場合にはフリーで生きていくことを目標に掲げる人も多いのです。

自分でお仕事をつくり、好きなことに取り組みながら生きていくことが出来る生活は、チャレンジングですがやりがいがあり、とっても魅力的に映ります。しかしその分、大変なことや苦労が多いのも現実です。

就活をしないメリット


では実際に、就活をしないメリットとはどんなものがあるのでしょうか。ここでは大きく分けて3つのメリットをご紹介します。

大学生活を満喫できる

一般的に就職活動は、大学4年生の6月に開始となっていますが、実際にはその前に、自己分析や企業研究に時間を費やしたり、インターンシップやOB訪問を行うことが必要です。

そのため、少なくとも3年生の夏前から就職活動に向けた準備をしていくことが必要となります。中には2年生のうちから動き出している学生もいることから、4年間しかない大学生活の中で、就活に費やす時間は膨大です。

しかし就活をしなければ、それらの時間を大学の勉強や自身の研究、課外活動等に使うことが出来るため、大学生活を十分満喫することが出来るのです。

卒業後も時間を自由に使える

就活をせずに一般の企業に就職をしなかった場合、大学の卒業後も自由に自分の時間を使うことができます。企業に入ると、決められた就業時間や休暇の中での生活となるため、その枠からはみ出して生活することはできませんが、起業をしたり、その他自分で生活をしていくのであればどの時間に何をするのかを全て自分で決めることができます。

朝、満員の電車に揺られる必要もなく、会社員として働いていたら時間の取りにくい歯医者や病院へもいきたい時にいくことができます。その分、自分で自分を律することが必要ですが、自分のやりたいことをやりたい時間に出来る生活は魅力的ではないでしょうか。

会社員では経験できない体験ができる

就活をせず、一般の企業に就職をしなかった場合には、普通に会社に入って働く選択をした人には経験することのできない体験をすることができます。

起業をしたり、フリーランスとして活躍していく中での経験は、もちろん、楽しく充実したことばかりではないかもしれませんが、これらの経験は自分の力で人生の中でかけがえのない経験となることは間違いなしです。

就活をしないデメリット


反対に、就活をしない選択にはデメリットも存在します。

新卒一括採用の流れから外れてしまう

就活をしないことによる一番のデメリットは、現在の日本で主流となっている、新卒一括採用の流れから外れてしまうことです。日本での就活において、新卒ブランドはとても大きな力を持っており、自分にとっても新卒一括採用というチャンスは一度きりの貴重なものです。

新卒と既卒・第二新卒では、どうしても内定の取りやすさが変わってしまい、新卒一括採用の流れから外れた後の就職活動は想像以上に大変です。
そのため、「なんとなく就活はしたくない」という軽い気持ちで就活をしない選択をするのはおすすめできません。自分でやりたいことがあり、それを実現するために就活をしない選択をするのは良いですが、就活から逃げてしまうとそのあとに大変な苦労をしてしまうことになってしまう可能性が高いです。

就活を通して学ぶ機会を失ってしまう

就活には、「大変なもの」「辛いもの」というマイナスのイメージを持ってしまいがちですが、見方を変えると、就活というのは自分と真剣に向き合い、挑戦する成長の機会です。自己分析や面接を通して自分について考え、それを他者に伝えていくことで学べることも多いです。

就活だけが自分と向き合うことのできる機会ではもちろんありませんが、何か目標や出来事がないと取り組むことが難しいのが人間です。その点から、就活をしないということは、自分と向き合い、学ぶ大切な機会を失うことに繋がってしまうのです。

卒業後の収入が不安定になる

就活をせずに大学を卒業した場合、学生生活が終わった後の収入が不安定になることも、デメリットとして挙げられます。フリーランスになる場合も起業をする場合にも、フリーターやその他ボランティアとして活躍していく場合にも、会社員のように毎月安定したお給料がもらえることは稀です。

自分の時間で自由に生活ができたり、自分のやりたいこと・好きなことをしながらいきていけるというメリットがある反面、生活の基盤となる収入が不安定になってしまうことで不安を感じてしまう点は要注意です。

就職を考えた時に空白期間ができる

もしも新卒一括採用の流れで就職活動をせず、その後にやはり就職をしたいと思った際には、空白の期間について説明することが求められます。

それがデメリットとなるかならないかは、その空白期間の中で自分が何に挑戦していたか、そこで何を学んだかによって変化してきますが、なんとなく就活をしない選択をし、なんとなく毎日を過ごしていた場合には、その後の就職活動が難しくなってしまいます。

社会的信用が得られない場合も

就活をせず、企業に就職をしなかった場合には、社会的信用が得られない危険性もあります。自分で自由に時間を使って働くことができる反面、金融機関からお金を借りるのが難しくなったり、家や車を買う際のローンが組めないという事態もあり得ます。

これらの危険性は、後々自分が積極的にお仕事を獲得し、信用を得られるようになれば解決する内容ではありますが、特に大学を卒業したすぐ後の、実績がない状態での生活では社会的信用が得られずに苦労してしまう可能性もあります。


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就活をしなかった場合の進路


就活をしなかった場合に考えられる進路を8つご紹介します。

大学院に進む

大学の学部生の段階で就活はせず、自分の学問・研究を深めるために大学院に進むという選択肢があります。大学で学んでいる内容によっては、大多数の人が大学院に進む学部もあるので、就活をしないとはいえ、この選択はそこまで少数派ではありません。

大学院に進む場合には、就職活動に関する準備は必要ありませんが、大学院の入学試験に向けての準備が必要です。就職活動も大学院進学も、ある程度の期間までは同時進行で進めている方も多くいるので、初めからどちらか一方に絞る必要はありません。

フリーランスになる

自分で好きなことを仕事にし、自由に時間を使って生きていきたいと考えている方に多いのが、フリーランスになるという進路です。一口にフリーランスといっても、その人が持っているスキルによって働き方やお仕事は様々ですが、代表的なお仕事としてはライターやプログラマー、デザイナーなどが挙げられます。

大学在学中に専門的な知識・スキルを身につけ、個人で稼ぐ力があれば、新卒フリーランスという選択肢も大いに考えられますね。

起業する

「起業」と聞くと、なんだかかっこよくて、自分とは遠い世界の言葉に感じる方も多いかもしれませんが、将来起業することを考えている学生や、学生起業家は多く存在します。特に、失うものが比較的少ないと言われている若いうちに挑戦できるのが魅力で、就活ではなく起業の道を目指す学生が多いです。

しかし起業はキラキラとしたイメージとは裏腹に、大変なことも多いです。それでも自分で起業に挑戦したい場合には、就活をしないからと言って、決して楽な道ではないことを理解した上で、挑戦すると良いでしょう。

青年海外協力隊に参加する

就活・就職をせずに生きていく方法の中には、ボランティアとして生きていく方法があります。ボランティアといっても、全くお金がもらえないのでは生活していくことができませんが、青年海外協力隊に参加し、活動をしていく場合にはお給料をもらうことも可能です。

また普通に企業で働くという環境に比べて、海外で現地とつながり、活動していく取り組みは、自分が行なっている活動が現地に直接的に作用するため、達成感も感じやすいです。何十年も海外協力隊として活動していくことは厳しいかもしれませんが、長い人生の中で一度挑戦してみるのはおすすめです。

インターンからの採用

就活をしないからと言って、就職をしないわけではないという学生の中には、インターンとして働いていた会社から内定をもらい、その会社で働くという流れで就職先を見つけている学生もいます。

インターンからの採用を目指すのであれば、なるべく早くからインターン先の企業を探し、インターンに取り組む必要がありますが、今インターンをしている会社が自分の将来やりたいことにもぴったりで、雰囲気も社風も心惹かれるものがある場合には、いわゆる「就活」をしなくとも就職先を見つけることが可能です。

インターンとして関わることのできる企業は、数は少なくなってしまうかもしれませんが、その分その企業の奥の深い部分までをみて判断することができるため、入社後にも良い関係を維持しやすく、また自分の働きやすいと感じる環境の中で働くことができるのが魅力的です。

家業を継ぐ

自分の実家で何か事業をやっている場合、他の会社への就職活動をせずに家業を継ぐのも、選択肢の一つです。家業を継ぐという選択肢にも、それに固有の難しさや苦労がありますが、家族が行なっていることが、自分のやりたいこととマッチしていれば、そこを継がない選択肢はありませんよね。

フリーター・ニートになる

就活・就職もせず、自分でスキルや事業を持っていない場合には、フリーターやニートとして生きていくのも選択肢の一つです。初めからフリーター・ニートを目指すというのは就職活動からの逃げとなってしまう可能性があるためおすすめできませんが、何か目標があって、それを達成するために動き出すタイミングが今ではないと感じた際には、一旦立ち止まって考える期間も大切です。

アルバイトをしながら夢を追っていく生き方も、将来のやりたいことのために資金を溜める期間として考えることも、自分がこれで良いと心から思えるのであれば、その選択は意味のあるものとなること間違いなしです。

就活をしなくても生きていく方法


就活をしなくても、しっかりと生きていくためにはどのような準備をしておけば良いのでしょうか。

気になる企業でインターンに取り組む

これはインターンを通して就職先を見つけたいと考えている場合に必要となる内容なので、就活も就職もしないという方には当てはまりませんが、「就活」はしないけど企業で働きたいと考えている方は、今から、心惹かれる企業で長期のインターンを始めることがおすすめです。

インターンとして企業の中で活躍し、実績を残すことができれば、企業側からの評価も上がり、その企業において必要とされる人材に成長していくことも可能です。また、インターンを通して関わっていくことで、面接では伝えきることの難しい、自分の人間性や内側の魅力も伝えることができるため、採用に繋げることも可能です。

個人で稼ぐ力をつける

就活をせず、企業に所属しないで個人で生きていく選択をする場合には、大学在学中に自分自身の力・スキルで稼げる能力を培っていくことが必要です。大学を卒業してから、これらの能力をつけることももちろん可能ですが、その分卒業後に時間がかかってしまい、その間の生活が不安定になってしまいます。

そのため、就活をせずにまだ余裕もある在学期間に、これから自分が就職をしなくても生きていくことのできる見通しを立てておけば、卒業後の生活も安心です。

もしもの時の行き先を持っておく

一口に「就活をしない」と言っても、それが就活をしたくないからなのか、そもそも就職をしたくないからなのか、もう働く先があるからなのか等、ひとりひとりによって状況は様々です。しかし就職をしない選択をしても安心して生きていくためには、もしもの時の行き先を持っておくことが、心の安心にもつながります。

起業をするにしろ、フリーランスとして生きていくにしろ、ボランティアとして活躍していくにしろ、就活をしない選択をする前に、自分が生きていける手段や居場所を考え、見通しを持っておくことで就活をしなくても安心して生きていくことができます。

まとめ

「就活」をしなくても生きていく方法は様々ですが、安易に就活をしないという選択をするのは危険です。就活をしないメリット・デメリットを理解した上で、自分にあった選択をし、どの選択をしても大学卒業後に安心して生きていくことができるように、準備をしておくことが大切です。


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