【面接でうまく話せない】面接が苦手な就活生のための対策方法

記事監修

長倉 優貴
キャリアアドバイザー
長倉 優貴

ESでの選考を追加し、せっかく面接に進んでも緊張のあまりうまく話せず落ち込んだ経験はありませんか?

面接は緊張しやすい場なので、苦手という学生も多いかもしれません。

そこで今回は、面接における緊張の原因と対策についてご紹介します。次の面接が始まる前に、チェックしていきましょう。

面接で緊張する原因は?


人は緊張や不安を感じると、体内でノルアドレナリンという神経伝達物質が分泌されます。

このノルアドレナリンは、冷や汗、動悸、手の震えといった身体症状を引き起こし、それらを意識すればするほど緊張は高まってしまいます。つまり、緊張しやすい人とそれほど緊張しない人の差は、ノルアドレナリンが分泌されやすい体質かどうかが関係します。

とは言っても、体質ならどうしようもない。なんて諦めるのは早いかもしれません。

普段からあがりやすい人、特に面接で緊張しやすい人は、そもそも自分がなぜあがってしまうのか、緊張の原因やトリガーを突き止めることで対策ができる可能性があります。

準備不足

面接であがってしまう原因のひとつとして、面接に対する準備不足が考えられます。
人は、未知の事態に直面すると極度に緊張します。

つまり、

・どういう質問が来るかまったく予測ができない
・適切に回答できる自信が無い
・そもそも面接がどんな風に進行するか想像ができない

といった状態で面接に臨んでしまうと、どうしても不安が高まり、緊張しやすくなってしまうのです。

苦手意識


一度面接で失敗をしてしまうと、それがトラウマとなって面接自体に苦手意識を持ってしまい、面接のたびに過度に緊張するようになることがあります。

たとえば

・面接官とのやりとりの中で、自分が社会人との会話に慣れていないことを痛感させられた
・面接中、「あの時はこう答えれば良かった」「あの答え方はまずかった」という反省や後悔が多かった
・いきなり圧迫面接にあった

といったような場合に、そのネガティブな感情を引きずってしまって次も緊張するパターンです。

この場合は気持ちのコントロールがとても大切になります。

背伸びのしすぎ

面接は自分の良さや強みを企業にアピールするための大きなチャンスです。
ライバルに差をつけ、企業に「ぜひ我が社で働いて欲しい!」と思ってもらう為にも、自分の魅力を最大限にアピールすることは大切です。

ただし気負いすぎると、いつも以上に緊張してしまうパターンも考えられます。
さらに言えば、自分を大きく見せようとするあまり、背伸びをしたり、話を盛ったりしすぎたせいで、相手に反感や不快感を抱かせて逆効果になる危険もあるのです。

面接では、自分を偽ってまで無理にアピールをするのではなく、自分らしさや本来の持ち味を的確に伝えるように心がけましょう。
自然体の自分で素直に受け答えをした方が、無用なプレッシャーからも解き放たれて、のびのびとした対応ができ、面接官に好感を持ってもらえるかもしれません。

緊張を和らげる対策


十分な対策をして、ポジティブな姿勢を目指し、自然体を心がけても、やはり緊張してしまうという人もいるでしょう。面接での緊張をできるだけ和らげるためのテクニックをいくつかご紹介しますので、「緊張してきた…」と思ったら試してみてください。

ゆっくり話す

緊張すると、自分でも気づかない内に早口になったり、声が小さくなったり、肝心なところで噛んでしまったりしてしまうことがあります。また、想定外の質問をされたり、自分がうっかり失言をしたことに気づいたりすると、動揺してますます慌ててしまうのも面接ではよくある失敗です。

これらを防ぐためには、面接ではとにかく意識的にゆっくり、はっきり、話すように心がけましょう。落ち着いて話すと、自然と気持ちもリラックスしてきます。

そのため、あがりやすい人ほど面接の時には自分の声のトーンとスピードに気をつけてみましょう。緊張を和げるだけでなく、相手に好印象を与えることが期待できます。

失敗を恐れすぎない

「絶対に失敗できない」と自分で自分にプレッシャーをかけてしまうとかえって緊張が高まり、表情や仕草も硬くなって相手に与える印象にも影響することがあります。

慣れない面接で就活生が緊張していることは面接官も理解してくれています。

ですから少々言葉遣いを間違えたり、緊張のあまり一瞬言葉に詰まったりしたとしても、それだけで「はい、不合格」というほど厳しい面接は、実際にはそれほど多くないのです。

たとえ失言や失敗をしてしまっても、フォローや挽回のチャンスはあります。「絶対に失敗できない」ではなく、「万が一失敗しても落ち着いて切り抜けよう」という風に考え、緊張をほぐし面接に臨むのがコツです。

練習する

対策本をただ黙読するよりも、実際に姿勢を正して椅子に座り、声に出して練習をした方が面接の対策としてはずっと効果的です。さらに、面接官役をやってくれる人がいれば、より効果的な面接練習になります。

こうした実践的な練習を繰り返すと、スラスラと話せるようになり、時間配分もつかめてくるでしょう。すると本番の雰囲気が想像できるようになり、いざ当日を迎えた時に過度に慌てずにすむようになります。

ですから緊張しやすい人ほど、何度も声を出して練習を重ね、面接の流れ、雰囲気を体に染み込ませておくと良いでしょう。

準備には時間的に十分な余裕を


面接時間の直前まで必死に対策本を読んだりしていると、かえって焦りが高まり、緊張と混乱につながるかもしれません。

試験前の一夜漬けと同じことで、短期間にたくさんの情報を吸収しようとがんばっても、頭が疲れてしまってなかなか思うような成果は出ないものです。

そして脳に記憶を定着させるには睡眠も大切です。できれば面接日が決まったら、充分に余裕をもって準備にとりかかり、前日の夜は「できるだけのことはした」という穏やかな心境で早めに休みましょう。

そして面接当日や直前の時間は、心配な点や大切なポイントをさっとおさらいする程度にしておきましょう。

準備不足から来る緊張の対策方法として、ネットなどでできるだけ面接についての情報を集め、対策本を読み込むなどして、頻出の質問とそれに対する模範的な回答だけでもしっかり頭に入れておきましょう。面接の前には志望企業に合わせて企業研究・業界研究・自己分析を丁寧にやり直し、目指す企業に合わせて回答スキルを磨いておきましょう。

マナーと身だしなみもぬかりなく

せっかく練習を積み、受け答えに自信を付けても、だらしない服装やマナー違反があれば面接に落ちかねません。

特に第一印象の良し悪しは面接の進行に大きく影響します。

悪い先入観を相手に与えないよう、身だしなみや立ち居振る舞いについてもしっかり予習しておきましょう。そしてノックの仕方、おじぎの角度、持ち物の置き方や挨拶のタイミングなど、基本的な面接マナーも頭に叩き込んでおきましょう。

まとめ

プロの芸能人やアスリートの中にも「本番はとても緊張する」という人はいます。人生のかかった面接を前に、就活生が緊張するのは当たり前と言えるでしょう。

大切なのは、その緊張を少しでも和らげ、プレッシャーに負けないことです。事前にできるだけの対策をすることで、面接に対する抵抗力を付けましょう。そしてどうしても緊張が解けなかったとしても、最後まであきらめずに誠意を持って面接に臨むことで、結果につなげていきましょう。

記事監修

長倉 優貴
キャリアアドバイザー
長倉 優貴
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