既卒者が面接で必ず聞かれる3つの質問と回答例

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既卒者が面接で必ず聞かれる3つの質問と回答例

学校を卒業した後、1年から2年に渡り、一度も正社員として勤めたことのない若者を「既卒者」と言います。
既卒者の就活は、新卒の学生とは少し違います。
どうしても「就職浪人」というレッテルを貼られ、新卒よりマイナスのイメージを持たれがちだからです。
今回は、既卒者が採用面接で押さえておくべきポイントと、よくある質問・回答例をご紹介します。
不利な条件に負けず、今度こそ内定を勝ち取りましょう!

既卒と新卒、どう違う?面接の心構え

新卒であれば、履歴書の学歴欄の最終行には「◯年3月◯◯大学◯◯学部◯◯学科 卒業見込み」と書くのが普通です。
けれども既卒者の履歴書の同じ欄には、「◯年3月◯◯大学◯◯学部◯◯学科 卒業」と書かざるを得ません。
新卒か既卒者かは、この部分で一目瞭然です。

残念ながら、この違いに気づいた人事の脳裏には、不安や警戒心が浮かびます。
「既卒者か。就活に失敗したのかな」
「なぜ在学中に就職先が決まらなかったんだろう」
という疑問が湧きおこり、そのあとに続く質問も、「なぜ既卒者なのか」という1点に集中するかもしれません。

既卒者はこのあたりの人事の心理をあらかじめ念頭に置き、人事の不安を払拭できる答えを用意しておく必要があります。
もしも病気やケガ、土壇場での内定取り消しなどやむを得ない事情があったのであれば、証明できる書類などを用意しておきましょう。



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よくある質問と回答例

なぜ既卒になったのか?

質問の意図:
既卒者であることに不安を感じた人事は、必ず「なぜ」という点を追求してくるでしょう。
「在学中、真剣に就活をしなかったのではないか」
「理想が高すぎるのではないか」
など、本人に何らかの原因があるのではと疑ってしまうからです。
特に今は少子化の影響で、新卒者にとっては「売り手市場」です。
「それでも決まらなかったのは、よほどのことがあるのでは」と人事が思うのも無理はありません。

ですから、
「なぜ新卒で就職しなかったのですか?」
「在学中、真剣に就活はしたのですか?」
「内定は1社ももらえなかったのですか?」
など、一見意地悪に聞こえる質問が浴びせられることは覚悟しておきましょう。

回答時のポイント:
以上のことから、
・反省すべき点をよくわかっている
・改善するために努力をしている
の2点をアピールすることが大切です。
既卒の理由を聞かれたら、次のように答えて相手の不安を振り払いましょう。

回答例1:

あなた
真剣に就活はしたのですが、当時はまだ認識が甘く、就職先に多くを求めすぎて、内定につなげることができませんでした。今は、経験も無いのに人気の求人をねらいすぎていたと心から反省し、今度こそという意気込みで就活に取り組んでいます

回答例2:

あなた
在学中は、どうしても行きたい企業(あるいは業界)があり、こだわりすぎた結果、内定にいたりませんでした。その反省から、今は視野を広く持ち、自分がやりたいかどうかより、『貢献できるかどうか』を意識して就活をしています

たとえどんな事情があっても、
「運に恵まれず~」
「受けた企業に理解が無く~」
など、「自分は悪くない」というニュアンスの発言は避けた方が無難です。

空白期間は何をしていたのか

卒業から期間がある場合は、その間何をしていたのか、なぜ空白期間があるのかなどを質問される可能性があります。
アルバイトをしていた、就活をしていた、資格取得のための勉強をしていたなど、なんらかの積極的な活動をしていたと答えましょう。

「卒業後、今まで何をしていたのですか?」と聞かれて、
「家で家事を手伝っていました」と答えたのでは、相手が不安を掻き立てられてもしかたありません。

「就活を続けながら、親に迷惑をかけないために〇〇のアルバイトをしていました」というように、真剣に何かに取り組んでいたことを印象づけましょう。

志望動機

「既卒は新卒と比べると不利なんだろうな…」と不安に思う人もいるでしょう。
けれども、既卒者には既卒者ならではの経験値があります。
新卒には無い新たな目線で、逆に新鮮さをアピールできるかもしれません。

その意味で、志望動機はとても大切です。
既卒者ならではの着眼点や経験談を素直に盛り込んでみましょう。

回答例1:

あなた
卒業後も就職先が決まらず、正直、非常に落ち込みました。
でも、内気すぎたために面接で自分をうまくアピールできなかったという反省から、今はあえて人と接する販売員のアルバイトをしています。
最初は『やっぱり自分には無理だ』と何度も思いましたが、最近ようやくコツをつかみ、成果も出てきたところです。
もともとの性格も、意思と努力次第で克服できることを学びました。
この自信と経験を活かし、新卒の頃なら乗り越えられなかったハードルも越えていけると思っています。

あなた
士業と呼ばれる職種にあこがれ、どうしても公認会計士の資格を取りたくて勉強を続けてきましたが、今は家庭の事情もあり、就活に専念しています。
夢をあきらめたわけではありませんが、社会人として働きながらでも勉強はできること、そしてこれまで勉強したことが活かせる職種は士業以外にもあるということに気づきました。
自己分析とリサーチを重ねた結果、御社の財務部門でお役に立ちたいと思っています。
未熟ではありますが、新卒の頃には足りなかった切迫感と真剣さがあります。
新卒以上の働きをしてみせますので、よろしくお願いします。

面接では第一印象が大切!

既卒者という引け目があると、ついつい態度も萎縮しがちです。
けれども、既卒者といえども、採用されれば新社会人です。
新卒に負けないフレッシュさと明るさを意識してアピールしましょう。
変に遠慮していると、「これだから内定が取れなかったんだな」と相手に思われかねません。
性格や能力に問題があるのではないとわかってもらうためにも、元気よく、堂々と選考に臨みましょう。

自信がないのなら・・・

とはいえ、やはり自信がない、不安、、、という人もいるかもしれません。
そんな時は就活のプロに相談してみるのもよいでしょう。
自己分析や企業紹介、企業への推薦など、効率的に自分のペースで就活を進めることができますよ。



DiG UP(ディグアップ)は、ひとりひとりに合わせた親身なサポートが評判の就活サポート会社です。

まとめ

既卒者の就活は、たしかに不利かもしれません。
でも、やみくもに就活をしていた在学中の自分と今の自分とを比較すると、「成長した」と思う部分があるのではないでしょうか?
その部分をうまくアピールできれば、内定の獲得は決して夢ではありません。
挫折を知り、反省を経て、また新たな気持ちで就活に臨む今の自分を、志望企業に認めてもらって内定につなげましょう。


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