【面接でキャリアプランを聞かれたら】答え方・回答例を解説!

記事監修

鎌田 睦
キャリアアドバイザー
鎌田 睦

「どんなキャリアプランを考えていますか?」
「5年後はどうなっていたいですか?」

面接で聞かれたときには、とても答えづらい質問ですよね。先のことなんてわからないと頭を抱える就活生も多いのではないでしょうか。

今回は、面接でキャリアプランについて聞かれたときに困ってしまう就活生のために、キャリアプランを聞く意図や、具体的な回答例までを一挙解説。記事の終盤には例文も載せているので、困ったときの参考にしてくださいね。

キャリアプランって何?


そもそもキャリアプランとは、これから自分がどのような仕事をしていきたいか等、目的や目標をもって、それを実現するために計画を立てることです。

キャリアプランを考える時には、自分がどうなっていたいかの最終目標を決め、そこから逆算をして計画を立てていきましょう。

また、面接では「3年後はどうなっていたいですか?」「5年後はどうなっていたいですか?」などという聞かれ方をされる場合が多いです。いずれも、最終目標を決めてそこから逆算をして計画を立てれば、矛盾せず説得力のある回答ができるでしょう。

企業がキャリアプランを聞く意図は

逆算力を知りたい

キャリアプランを尋ねることによって、目標設定の仕方や、その目標を達成するためにどう行動するか(=逆算できる力)を見ていると考えられます。この逆算力は、社会にでてからとても重要視されるスキルです。

例えば営業職の場合、会社から売り上げ目標が与えられます。その目標を達成するためには、今どう行動するか、どれくらいの量行動するかなどを計画立てて動かなくてはなりません。また、計画を元に動いた結果を踏まえて、翌月はどう行動するかを目標を立てる…この繰り返しです。

会社では、学校と違ってテストがありません。では、どう評価されるのかというと、このように計画に基づいた行動量や、結果をみられます。

そのため、今からこの逆算力が身についている学生は、企業からすると将来活躍するイメージがわき、他の就活生と差をつけることができるでしょう。

ただ理想をいうだけでなく、現実的な目標設定と、それを実現するためにどんなことをしようと思っているのかなど、具体的に伝えられるようにしておくと良いでしょう。

自己理解の程度を確かめたい

キャリアプランを語るには、自己理解をした上でなりたい姿や目標を明確にしなくてはなりません。

自己理解が浅いと、理想だけを語ったキャリアプランになりがちです。逆にいえば、自分を理解した上での目標をもっている学生は、入社後も着実に成長ができるイメージがわきます。

自社で実現できるかどうかを確かめたい

企業は長く勤めて活躍できる人を採用したいと思っています。そのため、あなたが語るキャリアプランと企業が目指す方向性が一致しているかどうかも確認したいところです。

キャリアプランを聞いた上でそれが自社で実現できそうなことであれば、ミスマッチがなく、離職するリスクが低い人材として、採用される確度が高くなるでしょう。

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キャリアプランの作り方

STEP①これまでの経験を振り返る

まずはこれまでの経験の棚卸しをすることで、自分を客観的に捉えてみましょう。自分をよく知らずに目標を決めてしまうと、突拍子もない目標になってしまったり、目標に向けて走り出したあとにミスマッチだったことに気づく、なんてことになりかねません。

時間は巻き戻すことができないので、後悔のないよう着実に計画を立てていきましょう。

経験の棚卸しにおすすめなのは、モチベーショングラフや自分史の作成、好き嫌い/得意不得意のマトリクスを作成することです。

モチベーショングラフについては、こちらの記事で詳しく解説しています↓↓↓

▶︎就活で役立つ!モチベーショングラフの書き方解説

 

STEP②自分が活躍できる環境を知る

過去の経験から、自分がどんな環境の時に実力を発揮できていたか、楽しめてたかを知りましょう。

例えば、自分が一番実力を発揮できていたときがチームで目標に向かって切磋琢磨しているときなのであれば、同じようにチームで進める仕事の方が向いているのかもしれません。過去の経験から、自分が活躍できる環境を予測することができます。

STEP③なりたい姿を考える

自分が活躍できる環境の中で、どうなりたいか、プランを立てましょう。ポイントは、応募した企業で実現可能なプランを立てることです。

先ほど述べたように、企業はキャリアプランを聞くことで、企業の目指す方向性とずれがないかを確認しています。そのため企業研究を通して目指す方向性を知った上で、実現可能な目標を立てましょう。

キャリアプランを聞かれたときの答え方

どんなことを話せばいいの?

キャリアプランを聞く意図を踏まえた上で、質問を受けたときに答える内容のポイントを確認していきましょう。

面接では、「10年後、どうなっていたいですか?」といった聞き方を多くされます。

3年、5年、10年先の将来に、どのような立場でどのような業務をしたいか、具体的に答えられるようにしましょう。

また、そうなるために今の自分に足りないことを洗い出し、そのスキルをどう身につけていくかまで考えておくことで計画性や本気度をアピールしましょう。

答える際の注意点

キャリアプランを答える際に注意したいのは、具体的になりすぎないことです。

「え?具体的な方がいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。たしかに、あまりに抽象的すぎるとイメージがわかずに考えが浅いという印象を持たれてしまう可能性はあります。しかし、具体的になりすぎるのもリスクです。

例えば、総合職採用の選考を受けている就活生が、3年後のキャリアプランを聞かれた時に「三年後には営業部○○課で、御社の主力商品である○○を扱いたいです」と答えたとします。一見、具体的で明確なビジョンだと思うかもしれませんが、企業側からすると「扱いづらい」というのが本音です。

総合職採用であれば、確実に営業として採用されるかどうかもわかりませんし、あまりに具体的すぎると「その商品に携われなかったら辞めてしまうのでは?」と懸念されてしまう可能性もあるのです。そのため、ほどよく具体的な目標を設定するのが良いでしょう。

例えば、「どこでも活躍できる人材になりたいという目標を達成するひとつの手段として、営業職としてキャリアを積みたい(=どこでも活躍できる人材になれるのであれば、他の部署でも検討可能)」というくらいの具体性にとどめておくのが無難です。

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キャリアプランを語るときの流れ

キャリアプランを伝えるときは「相手に伝わるかどうか」を考えて発言をしましょう。時系列に沿って説明すると、分かりやすく、聡明な印象を与えることができますよ。今回は、未来から現在にかけて説明する場合をご紹介します。

①まずは、最終的な目標を提示する
面接において、結論から話すことは基本テクニックです。なぜその目標を設定したのかまで答えられるようにしておきましょう。

②その目標までに経験したいことを伝える
入社してからどこの部署で、どんな立場で、どんな業務をするのか、具体的に述べましょう

③最後に、目標のために現在取り組んでいることを話す
現在取り組んでいることを伝えることで、熱意をアピールしましょう。

回答するときは、簡潔に話すことを心がけましょう。一度に集中して聞けるのは、60〜90秒ほどと言われています。
自分では気づかずに話しすぎてしまうこともあるため、実際に時間を測るなどしておくのがおすすめです。

例文

私は10年後には、海外事業部門の中心的役割を担い、事業拡大に貢献したいと考えます。そのために、まずは国内の営業部門において経験を積んでいきたいと考えています。営業を経験しながら、御社の製品への理解を深めるとともに、お客様のニーズを読み解く能力を培いたいです。また、海外展開には語学力が不可欠です。現在、毎日朝夕欠かさず語学勉強を続けております。直近の目標として、現在TOIEC○○○点のところ、○○○点取れるよう努力しているところです。

これはNG!な答え方

■実現不可能なキャリアプラン
面接で大きな夢を語ることも悪くはないでしょう。しかし、あまりにも実現不可能な夢では、現実味がなく漠然とした印象を与えかねません。

■非注力の部門や少人数部署でのキャリアプラン
非注力部門や少人数部署への配属は、それだけ限られているでしょう。
そういった部門や部署でのキャリアプランを熱心に語ってしまっては、採用の可能性を狭めてしまう他、さきほど述べたように「希望の配属にならなかったときにやる気を無くしてしまうのではないか?」と面接官を不安にさせてしまう恐れもあります。

■プライベートを重視しすぎたキャリアプラン
プライベートを重視することは全く問題ありませんが、わざわざ面接で伝えてしまうのは、企業からの印象はいまいちかもしれません。
面接では、あくまで企業があなたを採用することで得られるメリットを念頭に話しましょう。

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キャリアプランに困ったら…


とはいえ、働く前からやりたいことなんてわからない・・・という就活生もいますよね。
キャリアプランを立てることに滞りを感じたら、まずは未来から逆算して考えると良いでしょう。

自分がどんな人間になっていたいか、どんな生活をしたいかを考えてみてください。仕事に限らず、プライベートなことで大丈夫です。
もし浮かんでこない場合は、”やりたくないこと・したくないこと”を考えてみましょう。

その絶対に実現したい、またはしたくない生活のためには仕事上でどんなポジション、働き方であれば実現できますか?そこまで見えてくれば、目標も立てやすくなりますよ。

また、先輩のキャリアプランを参考にしてみるのも良いでしょう。0B訪問できるのであれば、企業の現状に触れることができ、企業の目標に沿ったキャリアプランを立てることも可能です。

まとめ

キャリアプランを伝える際には、とにかく具体性が大切になります。
より具体的で、情熱的なキャリアプランで、企業への熱意を伝えましょう。

またキャリアプランを考えることを通して、自分の価値観を見つめ直すことや、企業をより理解することのきかっけにもなります。
就活生にとって働いてからのことを想像するのは至難なことですが、きっと自分のためになるので、恐れずに取り組みましょう。

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鎌田 睦
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鎌田 睦
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