就活において、ヘアピンを有効に活用できていますか?
扱いが難しそうなヘアピンですが、使い方さえ覚えてしまえばとても便利なアイテムです。
今回はそんなヘアピンの使い方についてご紹介します。
ヘアピンはどんな時に使う?
ヘアピンは使用頻度が人によって分かれるアイテムです。
毎日大活躍している人もいれば、「持っているけどめったに使わない」という人まで様々です。
まずはどんな用途があるのか見ていきましょう。
短い毛を留める時
一番一般的なのは、余計な髪が落ちたりはみ出たりしないように留める使い方でしょう。
髪をアップにした時にゴムまで届かない短い髪や、まとめきれずにこぼれた髪をスッキリまとめて固定するにはヘアピンがうってつけです。
前髪を留める時
就活中はできるだけ前髪が目にかからないようにと言われます。
けれどもせっかくブローで流しても、ワックスやスプレーで整えてみても、どうしても前髪が落ちてきてしまう時こそヘアピンの出番です。
どうしても落ちてきてしまう部分をヘアピンで固定して、残った髪でピンを隠せば、おじぎをしても崩れない前髪をキープすることができます。
就活向きのヘアピン
ヘアピンにはいくつかの種類があります。就活でもっとも使われるのはアメリカピン、通称アメピンでしょう。
ねじった髪を固定したり、多めのおくれ毛をまとめたりと様々な用途に使えます。色々なカラーがありますが、少しくらい見えても目立たないように、自分の髪色に近い暗色のヘアピンを選びましょう。
ちなみにスタンダードな5.5cm程度のものがアメピンで、4cm程度の小さめサイズはスモールピンと呼ばれます。前髪や顔回りの短い髪を留めるにはアメピンよりスモールピンの方が向いているかもしれません。
留めたい髪の量や部位に応じて使い分けましょう。
アメピンもスモールピンも、ストレートな方が髪表面、波型になった方が頭皮側に来るように使うのが正解です。
ちなみにこの2つには、先端に玉が付いたものと付いていないものがあります。玉付きは頭皮を傷つけないための安心設計です。不器用さんはこちらを使うと安心です。
就活向きの前髪の作り方
就活でもっともヘアピンが活躍するのは前髪をセットするときではないでしょうか。
上手な前髪の作り方とヘアピンの使い方を紹介します。
斜め前髪
前髪を7:3か8:2に分け、長く取った方の髪の先をピンで耳の上あたりに固定します。
量が多い人はアメピンを、少ない人はスモールピンを使うといいでしょう。
あとは残った髪をかぶせてピンをうまく隠せば完成です。
センター分け
前髪をちょうど真ん中で分け、それぞれの毛先をピンで耳の上あたりに固定します。
斜め前髪の時と同じように、残った髪でピンを隠して仕上げます。
いずれも、おじぎなどをしてみて垂れてくる髪があればワックスやスプレーでおさえましょう。
髪が落ちてきやすい人は、ピンで留める前にしっかりとブローで癖を付け、軽くワックスなどをなじませてからピン留めすると崩れにくくなりますよ。
オールバック
オールバックはとにかくブローです。濡らした前髪を繰り返しかき上げて、しっかりと後ろに流しましょう。
セット力のあるワックスかスプレーで安定させれば完成ですが、この時、どうしても落ちてくる髪があれば、その部分だけをヘアピンで留め、上から残った髪をかぶせてピンを隠すと安心です。
生え際の産毛や短い髪もしっかりと後ろに流しましょう。
ヘアピンを使う場合の注意点
最後に、注意点をいくつかご紹介します。
ワックスも使う
ヘアピンだけでは、俗に「アホ毛」と呼ばれるピンピンとはねた短い毛が残ってしまうことがあります。
こうした短い毛はスタイリング剤を使えばかなりの程度おさえることができます。
ヘアピンに頼りすぎず、ジェルやワックスも上手に使いましょう。
ヘアピンは見えないようにする
就活シーンでは、ヘアピンが丸見えになるような使い方はふさわしくありません。
できるだけピンが見えないようにする「隠しピン」的な使い方をお勧めします。
派手な色・装飾は避ける
色付きのヘアピンや、ビジューやパールが付いたタイプもありますが、華美な印象を与えたり、逆にカジュアルな雰囲気になってしまったりするので就活シーンではやめておきましょう。
ベーシックピンと呼ばれるプレーンなタイプを使うのが無難です。
まとめ
就活以外のシーンなら、少しくらい前髪が落ちてきてもそれほど気にすることはないでしょう。
けれども就活では、おじぎのたびに髪が垂れたり、それをいちいち直したりする様子はあまり良い印象を与えません。
余計なことに気を遣わずに就活に集中できるよう、ヘアピンを上手に使って崩れないヘアスタイルを完成させましょう。