就活で有利な資格9選!効果的なアピール方法と履歴書への書き方

カテゴリ

就活で有利な資格9選!効果的なアピール方法と履歴書への書き方

この記事は、2018年7月に投稿された記事を一部リライトしたものです。

就活の準備をしようとなったとき、「資格を取ろう!」と考える人も多いでしょう。
ESや履歴書で必ずと言っていいほど用意されている「資格」の欄。書ける資格が「普通自動車運転免許」だけでは、ちょっと寂しいですよね。

でも一体、どんな資格を取れば就活に有利に働くのでしょうか。

今回は、「就活で有利に働く資格が知りたい」「資格を持ってるけど、どうやったら効果的にアピールできるか知りたい!」「資格を持っていなくて不安」という就活生に向けて、就活に有利な資格や効果的なアピール方法、履歴書への書き方について紹介します。

そもそも就活に資格は必要?

実は、資格を持っているかどうかは、基本的には合否に直接関係ありません。(特別な技術職の場合は例外です。)

しかし、志望している業界や職種により、有利に働くことがあるのは事実です。また、一風変わった資格を持っていると面接で話のネタになったり、思わぬところで面接官と話が盛り上がることもあるかもしれません。

そして、面接官は資格欄から多くのことを読み取っています。例えば以下のようなことです。

■向上心や成長意欲を持っているか
しっかりとした目的をもって資格を取得していることが面接官に伝われば、自分で主体的に考えて行動のできる人物という印象になるでしょう。これは、社会人でも必要なスキルであり、基礎能力が高いという判断になる場合があります。

■学習能力が高いか
取得した資格の難易度が高い場合、それを資格欄に書くことで学習能力が高い、努力家、地頭がいい、などという印象を与えることができるでしょう。こちらも、社会人になってから必要なスキルであるため、他の就活生と差をつけられるかもしれません。

■志望動機との一貫性
志望業界や志望職種に必要な資格を取得している場合は、相手に本気度が伝わります。口だけでなく行動に起こしていること、かつ実績が伴っていることは有利に働くでしょう。逆に言えば、一貫性のない資格が羅列されていると、「資格の取得が目的となっているのでは」「就活のために資格を取得したのでは」と思われてしまう可能性もあります。

このように、資格欄一つでもアピールできることがたくさんあります。では、具体的にはどんな資格を、どうアピールすれば有利になるのでしょうか。やみくもに資格をとって時間を無駄にしないためにも知っておきましょう。

資格に有利な資格9選!そのレベルと取得方法は?

■IT系

インターネットが普及した現在では、どのような仕事をするにおいてもITスキルが求められます。
事務処理や書類作成、マーケティングとあらゆる分野にて活用できるため、優秀なビジネススキルを持っていると評価されるでしょう。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

Word、Excel、Powerpointなどでの書類作成はどの企業でも必要となります。
持っていれば有利といえるほどでもありませんが、ちゃんとこれらのソフトを使えますというアピールになるでしょう。

●難易度
一般…合格率80%
上級…合格率60%

●勉強期間
一般…2週間
上級…1ヶ月
※1日に2時間程度

●試験日程
随時試験…毎日
一斉試験…月1,2回

ITパスポート

IT関連の基礎知識を全般的に抑えるのであればITパスポートを取得するとよいでしょう。
ITパスポートでは社会人として押さえておきたいITに関する基礎知識を身につけることができます。

●難易度
合格率40〜50%
正解率60%

●勉強期間
約30〜50時間

●試験日程
随時開催。地域によって開催日が異なる。

基本情報技術者・応用情報技術者

プログラマなど情報処理関連の職種を目指すのであれば基本情報技術者やその上の応用情報技術者の取得を目指すのがおすすめ。
基本情報技術者はプログラミング技術やインターネット技術の基礎を習得・理解できているかを確認するものとなります。

応用情報技術者はその上のさらに高度な技術や知識が求められ、システム管理や経営への活かし方のノウハウも身につける必要があります。
そのため難易度の高い試験となりますが、取得すればIT関連の就活には大きなアピールとなるでしょう。

●難易度
基本情報技術者…合格率約20〜30%
応用情報技術者…合格率約20%

●勉強期間
基本情報技術者…100時間以上
応用情報技術者…200時間以上

●試験日程
年2回(春季、秋季)

■会計系

簿記

簿記は会計に関する知識を習得します。
会計情報(財務諸表)から、企業の経営状況や財務状況を読み解くことができ、自社や取引先の経営課題を解決したり、新たな改善案を提案できるようになるため、様々なシーンで活用できる資格となります。

経理や事務だけではなく、営業マンや企画・マーケティングの仕事をしたい人にも必須の資格となるでしょう。
いずれ独立・起業を考えている場合も抑えておきたい資格です。

企業によっては、必須資格として就職後に簿記資格を取得することをノルマとしているケースも多いため、時間があるうちに取得しておくと色々と有利でしょう。

大学生であれば簿記3級を取得できれば十分とされていますが、簿記2級レベルで即戦力として役に立つスキルと見なされますし、総務・経理を志望するのであれば簿記2級は必須資格と言われています。

●難易度
簿記3級…約40%
簿記2級…約30%
簿記1級…約8%

●勉強期間
簿記3級…約70時間
簿記2級…約200時間
簿記1級…約500時間

●試験日程
簿記3級…年3回(6月、11月、2月)
簿記2級…年3回(6月、11月、2月)
簿記1級…年2回(6月、11月)

■語学系

TOEIC

英語能力をアピールしたいなら、TOEICでの高スコアを目指しましょう。多くの日本企業では英語スキルを判断する材料としてTOEICを導入しています。入社後の評価制度や昇進の条件としてTOEICの目標スコアを設定している企業もあります。TOEIC試験に慣れておくことは、将来にとっても有利になるでしょう。

履歴書の資格欄に書くのであれば、最低でもTOEICスコア600点以上の場合にしておきましょう。
英語を使う仕事を目指すのであれば、750点以上が目安となります。

●難易度
600点…英検2級〜準1級レベル
700点…英検準1級レベル
800点…英検準1級〜1級レベル
900点…英検準1級レベル

●勉強期間
600点…約600時間
700点…約800時間
800点…約1000時間

●試験日程
年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)

TOEFL

外資系企業で語学力をアピールしたいならTOEFLを受験しましょう。
TOEICは日本国内で通じる評価基準であり、世界的にはTOEFLが英語能力の評価基準となっています。

TOEFLはTOEICよりもよりヒアリングやスピーキングなど実践的な能力が求められ難易度が高いといわれていますが、外資系企業に勤めたいのであればTOEFLは必須資格といえるでしょう。

●難易度(目安)
TOEFL(iBT) 72 … TOEIC 約680
TOEFL(iBT) 80 … TOEIC 約730
TOEFL(iBT) 100 … TOEIC 約870

●試験日程
年50回

こちらの記事もオススメ


■一般マナー

秘書検定

秘書検定ではビジネスシーンにおけるあらゆるマナーや礼儀作法を身につけることができます。
秘書になりたい方以外でも、社会人に必要なスキルやマナーを身に着けていることをアピールするのであれば有利に働く資格です。
そういった意味では秘書検定3級でも資格欄に書いてよいでしょう。
準1級以上は実践的なスキルを身に着けていることの証となりますので、さらに有利に働くことが予想されます。

●難易度
秘書検定3級…合格率約80%
秘書検定2級…合格率約50%
秘書検定1級…合格率約40%

●勉強期間
秘書検定3級…1ヶ月未満
秘書検定2級…1ヶ月
秘書検定1級…1ヶ月以上

●試験日程
秘書検定3級…年3回(6月、11月、2月)
秘書検定2級…年3回(6月、11月、2月)
秘書検定1級…年2回(6月、11月)

■金融・不動産

ファイナンシャルプランナー

お金の運用は、企業を経営する上で必須のスキルとなります。
またビジネスにお金に関する知識に詳しいことは様々なシーンで有利に働きます。
従ってファイナンシャルプランナーの資格を持っていることは、就活でも有利になることが多いようです。
ファイナンシャルプランナーの資格は、金融機関はもちろんのこと、保険業界や不動産業界など様々な分野で重宝されています。

●難易度
FP3級…合格率約50〜70%
FP2級…合格率約35%
FP1級…合格率約10%

●勉強期間
FP3級…1ヶ月未満
FP2級…1ヶ月〜3ヶ月
FP1級…半年以上

●試験日程
年3回(5,6月、9,10月、1,2月)

宅地建物取引士

宅建(宅地建物取引士)は不動産業界で需要の高い資格です。
不動産取引のプロとして働ける上に、金融や民法の知識を身につけることができるため、不動産業界で働きたいのであれば必須のスキルとなります。

比較的短期間で取得できる国家資格としても注目の資格となっていますので、ぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。

●難易度
約15〜17%

●勉強期間
100時間程度

●試験日程
年1回(10月頃)

■その他

普通自動車
就職すると、社用車で営業に回ったり、商品や荷物を車で運ぶなど、色々なシーンで車の運転を求められることがあります。
大型免許までは不要ですが、一般の乗用車が運転できる普通自動車免許を持っているとよいでしょう。

効果的に資格をアピールする方法は?

就活で資格をアピールする際には以下の2点を抑えてアピールをしましょう。

目的を明確に伝える

なぜその資格を取得しようと考えたのか、目的を明確に伝えましょう。
何となく取得しました、では返ってマイナスな印象を与えることになりかねません。

「海外でも通用する語学力を身につけたかったためTOEFLの高得点取得を目指して頑張りました」など、具体的な目的を説明できるように自己分析を深く行いましょう。
志望動機や将来の夢に関連した目的であると説得力が増します。

どのように企業に貢献できるかを伝える

アピールしたい資格を持っていることで、どのように企業に貢献できるかも考えてみましょう。
企業は「自社にとって有利になる・戦力になる人材」を探しています。
自分がその戦力としてふさわしい理由を資格の面からアピールし、他の学生と差をつけましょう。

何も考えずに資格を列挙するのは逆効果?

資格があれば有利だからといって、とにかく資格欄に所有している資格と列挙しても効果はありません。
目的を履き違えていると思われていたり、計画性がないのでは?と思われるかもしれません。

逆にジャンルが違う高度な資格を持っている場合には、専門性が高すぎて自社にはマッチしないと判断されてしまう可能性があります。
複数資格を持っている場合は、企業によって書く資格を換えるのがおすすめです。

履歴書の資格欄の書き方

資格欄の書き方にも決まりがあります。

取得日順に書く

資格はアピールしたい順ではなく、日付順に書きましょう。また、和暦と西暦は履歴書全体で統一させます。和暦の場合はH、Rなどと略さずに、「平成31年」「令和元年」などと正式名称で記入しましょう。

正式名称で書く

資格も略さずに正式名称で書きましょう。取得予定のものも、状況に応じては書くことでアピールになる場合があります。
以下に代表的な資格の正式名称を記載しますが、ない場合は公式のホームページなどで調べましょう。

普通自動車免許→普通自動車第一種運転免許
TOEIC→TOEIC公開テスト
TOEFL→TOEFL iBTテスト
MOS→Microsoft Office Specialist
漢検→日本漢字能力検定
英検→実用英語技能検定
秘書検→秘書技能検定
簿記→日本商工会議所薄記検定
宅建→宅地建物取引主任者
ITパスポート→情報処理技術者試験

詳細はこちら

エントリーシートの正しい資格の書き方をわかりやすく解説


こちらの記事もオススメ


まとめ

資格は持っているだけで合格するわけではありません。
なぜその資格を取得しようと思ったのか、これからその資格をどのように活かしたいのか、それこそがあなた自身の個性であり魅力となります。
また資格取得に向けてどのような取り組みを行ったのかも、あなた自身をアピールする一つの手段となります。

資格を持っていることだけではなく、そこから視野を広げてあなた自身をうまくアピールできるように事前に準備をするとよいでしょう。


関連記事