「挫折経験は?」就活で聞かれた時の上手な答え方・回答例

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「挫折経験は?」就活で聞かれた時の上手な答え方・回答例

この記事は、2018年9月に投稿された記事を一部リライトしたものです。

就活の面接では「挫折経験」について聞かれることがあります。
しかし、就活生としては、「挫折経験といっても、どこまで話していいの?」と悩んでしまったり、「そもそも挫折した経験なんてないぞ?」と言う人もいるのではないでしょうか。

今回は、面接で挫折経験を聞かれたときの答え方や挫折経験がないときの対応方法について紹介します。

そもそも、なぜ「挫折経験」を聞くの?

面接で挫折経験を聞く面接官は多くいます。「挫折経験」を聞くのは、主に以下の点について知りたがっていると考えられるでしょう。

・ストレス耐性があるか
・困難から逃げずに立ち向かえるか

ストレス耐性があるか
せっかく採用しても、ちょっとしたトラブルですぐに辞めてしまう人材を採用することは避けたいというのが企業の本音です。
企業に就職すれば、すべてが順風満帆に進むわけではありません。顧客からクレームを言われたり、上司から叱責される、など様々な困難(嫌なこと)が待ち受けているはずです。そのような状況に陥った時、あなたがそのストレスに耐えて仕事を進めることができるかを知りたがっていると考えられます。

困難から逃げずに立ち向かえるか(問題解決力)
ビジネスである以上、どれだけ真面目に頑張っても結果(利益など)がでないことも考えられます。そのようなときに、その問題から逃げ出さず、結果が出るまでその問題に立ち向かうことができる力が必要になります。つまり、これまでの挫折経験の中から、問題に対してどのように対処し、どのような解決策を実行してきたのかを知りたがっていると考えられます。

挫折経験=自己PR

自分の良さをアピールできる!

採用面接において「挫折経験」を聞かれたらどうしよう?と不安になっていませんか?
実は「挫折経験」はうまく利用すれば、自分の良さを効果的にアピールすることができます。

・挫折したとき、どのように挽回したのか?
・その問題にどのように向き合ったのか?
・そのことから何を得たのか?

などをストーリー立てて説明することで、聞き手に対して自分の良さをたくさん売り込むことができます。
もし「あなたの挫折経験を教えてください」と質問されたら、「絶好のチャンス!」と思えるように準備をしておきましょう。

挫折経験はこう答えよう

話す内容がよかったとしても、伝え方によっては台無しになってしまいます。以下のような伝え方を意識してみましょう。

結論から話す

挫折経験を紹介する際には、まずは結論から述べましょう。「私が挫折した経験は、大学時代に○○をした経験です。」と言い切ることで、聞き手の面接官は、この後の話が理解しやすくなります。○○に入る最初の一文は簡潔に、内容がわかるようにまとめて伝えましょう。

・アルバイト中にお客様から◯◯というクレームを受けた
・高校の文化祭でみんなで◯◯という出し物を準備していたが、うまくいかなかった
・部活動でレギュラー落ちをした

内容を詳しく話す

結論に対して、具体的な例をあげて話しましょう。①どんな状況で、どんな挫折をしたのか、②それに対してどう感じ、どう対応をしたのかを伝えます。

①どんな状況で、どんな挫折をしたのか

・当時働いていたカフェでのアルバイト先で、自分の配慮が足りず料理提供までに時間をいただくことを伝えておらず、お客様に不快な思いをさせてしまった
・サークルの方針決めの会議で消極的な関わり方をしていたため後から混乱を招いてしまった
・バレーボール部に所属していたが、大会に向けてレギュラーになりたいという気持ちで誰よりも練習したつもりがレギュラー落ちしてしまった

②それに対してどう感じ、どう対応をしたのか
発生した問題を解決するためにどのように取り組み、どのような結果となったのかを説明します。

・自分も客として利用することで、お客様から店員がどのように見えているかを体験することで、接客スキルが上がった
・一人ひとりが意見を言う場を設けて、全員が何を考えているのかを共有することで、スムーズに話を勧められた。団結力を高めることができた。
・練習する量だけでなく、質も大事だと思い練習の中身を変えた

学んだことを話す

この経験をしたことで、自分にどのような学びがあったのか、今後就職した後にどのように活かすことができると考えているかをアピールします。

・お客様目線に立って考えることの大切さを、入社後も忘れずにサービスの向上につなげていきたい
・積極的に意見を言うこと、仲間とのコミュニケーションの大切さ。自分の意見と仲間の意見を大切にし、コミュニケーションを大切にした仕事をしたい
・結果を出すには、量だけでなく、質も大切だと感じた。仕事においても、両方を意識して結果にこだわっていきたい。

例文

挫折経験を紹介する際には、なるべく自分の長所を盛り込めるエピソードを選びましょう。

例1「計画性」
結論:私の挫折経験は大学受験です

内容:高校3年生の夏、いまの成績では志望している大学に合格できないことがわかりました

捉え方:これは部活に夢中になりすぎて、勉強が疎かになっていたことが原因でした

取り組み:どうしたらあと半年間で大学合格する基準まで学力を上げるために、塾に通うことを家族に許可してもらい、塾に通いはじめました。
その塾ではまず合格に向けて、身につけなければいけない学習内容やテストの目標点数などを決めなければいけないと助言され、それを講師の先生とともに決めました。
あとはその目標に向かってひたすら受験勉強を行い、無事志望する大学に合格することができました。

学び:この経験から私が学んだことは「計画を立てることの大切さ」です。
そもそも部活をしていた頃から、大学受験を見据えて勉強もしていればこんな苦労もしていなかったはずですので、先を見据えた計画をたてることの大切さを実感しました。
そして塾ではまず最初に合格に必要な目標とやるべきことを決めることができたことで、効率よく勉強ができ無事合格に至りました。
これらのことから「計画を立てることの大切さ」さを学びました。
これから社会人となり様々な仕事をこなさなければいけないと思いますが、その際にはしっかりと計画を立てて物事を進めていきたいと思います。

 

例2「コミュニケーション力」
結論:私の挫折経験は高校の文化祭です

捉え方:コミュニケーション不足により、意見がまとまらなかったことが原因でした

内容:高校2年の秋にクラスで文化祭で展示を行うことになりました。
その内容は担任の先生の発案によるもので、多くの同級生は乗り気ではなく、リーダーに任命された私はまとめるのに苦労しました。
具体的にどのように内容にするべきか意見を聞いても、皆消極的で他人任せな態度であったため、少しも作業が進まず、危機的な状況になってしまいました。
そこで私は、皆からやりたいことや思ってることを根気よく聞き出していきました。
そしてその内容をまとめて担任の先生と話をし、当初の内容から少し変更を行うことを許可してもらったことで、皆のモチベーションが上がり、積極的に関わってくれるようになりました。
これにより様々なアイデアが出て、皆が納得できる展示物を作ることができ、文化祭でも賞を獲得する結果となりました。

学び:物事を進めるには、相手とよく話をすることの大切さを学びました。
話があまりできないのであれば、なぜ話ができないのか、どうしたらやる気が出るのか、そういったところまで踏み込むことで、相手も心を開いてくれることを実感しました。
社会人になれば、自分ひとりではなく色々な人と力を合わせて仕事をすることになるかと思います。そのときは積極的にコミュニケーションを行い、円滑に仕事を進められるように務めたいと思います。

挫折経験がない場合はどうしたらいいの?

ちょっとしたことでも良い

挫折経験といっても、大げさな内容である必要はありません。自分が挫折だと感じたことであれば何でも大丈夫です。大切なのは、自分が挫折から何を得たかであるため、小さいことでも自分が挫折と感じたら、それを話しましょう。

探し方としては、自分が短所だと思っていることについて、それをどんなときに気づいたり実感するかを考えると探しやすくなります。


・細かいことが目につき、つい強くいってしまう → 伝え方を工夫するようになった
・早口で聞き取りづらいと言われる → ゆっくり相手に伝わる話し方を身に着けました

高い目標を掲げて挫折してみる

それでも思い当たる挫折経験がないのであれば、思い切って大きな目標を作ってチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
資格試験やダイエットなどに挑戦してみて、その経験談を話すのもよいでしょう。


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まとめ

挫折経験は、あなた自身を相手に伝えるのに効率の良いテーマとなるでしょう。
一つ一つの長所をアピールするよりも、挫折経験というエピソードの中であなたの良さをたくさんアピールしたほうが、面接官の印象にも残りやすくなります。
挫折経験というとドラマのようなインパクトのある展開が必要だと思ってしまうかもしれませんが、些細な内容でも大丈夫です。
挫折したことよりも、そこからどのような教訓を得て今後に活かそうとしているか、をアピールすることに重点を置いて準備を進めましょう。

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