就活生にとって必須アイテムの就活カバン。どれも同じと思っていませんか?
長時間の移動も楽になる軽くて丈夫な素材、雨でも大事な資料が濡れない素材など、就活カバンは今進化しています。
特に女子は持ち運ぶものも多く、カバン選びは重要になりますよね。
あなたにとって大事なパートナーとなる就活カバン。
今回は就活女子の正しいカバンの選び方について、デザインや機能、大きさや素材、NG例など、徹底的に解説します。
INDEX
就活カバンの基本の選び方
種類・素材
【種類】
おすすめは写真のような肩掛け(ショルダー)タイプのデザインで自立するものです。
肩にかけられ、長さが調整可能なものを選びましょう。
就活をしていると移動中に電話がかかってくることもしばしば。
そんなときに肩にかけられるショルダータイプであれば、床に置かずに両手が空き、スマートにメモを取ることができますよ。
特に雨の日は地面に鞄を置くこともできないので、肩にかけられるかどうかは重要なポイントになってきます。
また、合同説明会や面接など、カバンを床におろす機会は多々あります。
髪もスーツもピシッと決め、パンプスもピカピカ!なのにカバンが床置いた瞬間ふにゃふにゃでは、ちょっとだらしのない印象になってしまいます。
自立するカバンを選ぶことで、中身を取りやすかったり、作業効率をアップすることができますよ。
【素材】
素材は、ポリエステルやナイロン等の合成皮革素材など、軽くて防水・撥水加工のあるものがおすすめです。
傘をさしていても意外と濡れやすい就活カバン。
そんなとき、防水・撥水加工されているカバンであれば、中に入っている大事な履歴書・ES・パソコンを守ることができますよ。
色・デザイン
色は黒で、無地のものを選びましょう。
オシャレ就活生は、普段から頭のてっぺんから足先までの全身トータルコーデに気を使っているはず。
それと同じく、就活でもバランスや統一感が大切です。
機能
【ポケットが付いているもの】
意外と細かい持ち物が多くなる就活。
外側にはスマホや定期などをすぐ出し入れできるようなポケット、内側には大事なハンコや証明写真などを収納できるポケットがあるものがおすすめです。
【A4ファイルが入るもの】
A4ファイルが入るカバンがおすすめです。
大事な履歴書やES、企業から貰った資料などが折れてしまわないように、しっかりファイリングすることは基本です。
A4サイズではなく、A4ファイルが入るサイズかどうか、しっかりチェックしましょう。
実際に出し入れのしやすさを確認するためにも、店頭にA4ファイルを持っていくと安心です。
値段
就活カバンは就活以外で使うことはほぼないことからも、5000円〜1万円のものを選ぶのがおすすめです。
安すぎてしまうものは、持ち手部分が壊れやすかったり、ポケットが少なかったり・・・実用性に欠けてしまうものも。
逆にいえば、1万円ほどのものであれば、これまで述べたポイントを満たしているカバンが多いですよ。
知らなきゃ一発アウト?NGカバンもしっかりチェック
リュック
資料もたくさん入り、持ち運びも楽なリュックサックですが、カジュアル枠に入ってしまうので避けた方が無難です。
社会での常識としては、やはりフォーマルな場所にはフォーマルなものを、というのが基本。
リュックは「自分は社会人として働く準備ができています」ということをアピールする目的にふさわしくありません。
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、ルールやマナーをわきまえていることをしっかり示していきましょう。
ハイブランドのもの
見るからにハイブランドのものは、派手な印象を与えてしまうので避けるのが無難です。
社会の暗黙のルールでは、目上の人より高いものを身に着ける、または買うことはあまり良しとされない傾向にあります。
生意気だと思われたり、金銭感覚を疑われる、周りに合わせられない人という印象を与える可能性もあるので注意が必要です。
それで不採用になってしまってはもったいないですよね。
マジックテープタイプ
就活カバンの口が、マジックテープのものは、あまりおすすめではありません。
一見問題ないように見えますが、雨が降った時に、ファスナータイプよりもカバンの中身が濡れやすく、また企業側にカバンの中身が見えてしまう可能性があります。
また、出し入れの際にいちいち「ビリッ」なんて音を立てていると悪目立ちしてしまうかもしれません。
そうならない為にも、ファスナータイプを選ぶことをおすすめします。
装飾品をつけたカバン
お守りやストラップ、キーホルダーなどの装飾品をカバンにつけるのは避けましょう。
預けた時に他の学生と間違えてしまいそうだから、就活が上手くいくようにお守りをつけたいなどの気持ちもわかりますが、フォーマルな場では控えるのがおすすめです。
お守りはカバンの中に大切にしまっておきましょう。
また、定期券をぶら下げるのもあまり良い印象ではありません。できる限りカバンの中にしまい、スマートに見えるように気をつけましょう。
キャリーバックはどうする?
基本は会場には持っていかないのがおすすめ
説明会会場、面接会場が他県などの遠方の場合、会場の近くのホテルに宿泊しなければならない…そんな時はキャリーバックやスーツケースを使う人もいますよね。
基本的にはコインロッカーや宿泊先ホテルに預けることがおすすめです。
企業側がスペースを確保しなくてはならなかったり、管理する手間がかかってしまうためです。
特に合同説明会や大手企業の説明会など、参加者が多い場合は、なるべく会場には持っていかないように配慮したいもの。
キャリーバッグを持ちながら参加するのも通行の妨げになってしまったり、迷惑をかけることになってしまいますよ。
どうしても持っていくときはマナーを守ろう
とはいえ、ロッカー代も毎回となれば結構な出費になってしまいますよね。
会場に持ってくときは
②預けるときは丁寧にお願いをする
③しっかりとお礼の言葉を述べる
以上のマナーをしっかりと守った上で預かってもらうようにしましょう。
比較的少人数規模の説明会や面接であれば、快く預かってもらえることもありますよ。
カバンの選び方がわかったら、マナーもチェック!
カバン選びがばっちりだとしても、その”扱い方”によっては台無しになってしまいます。
カバンの置き方
カバンは自立するものを選ぶのが良いとお伝えしましたが、置くときは利き手側の床に置きましょう。
そうすることで資料をとりやすくなりますよ。
間違っても、椅子の上や机の上に置くようなことはしてはいけません。
また、カバンの持ち手がばらついているのも、少し残念な印象に・・・。持ち手をしっかり揃えて、見栄えよくカバンを置くようにしましょう。
荷物がパンパン・中身がぐちゃぐちゃなのはNG!
荷物がパンパンに詰められたカバンも、面接官からすると整理整頓ができない人と印象を受ける場合があります。
また、だらしのない生活を送っている人は、カバンの中身がぐちゃぐちゃになりがち。
メモがスッと取り出せるか、もらった資料がスッとしまえるか、また受け渡しの時にちらっと見えたカバンの中身が整理されているのか・・・
面接官はそんな細かいところからあなたの人となりを判断しています。
持ち運ぶものをチェック!女子就活生の持ち物
先ほどお伝えしましたが、物を詰めすぎてカバンがパンパンになってしまうのはあまり良い印象ではありません。
そのため、持ち運ぶものを想定して、カバンのサイズを決めましょう。
自分が普段持ち運ぶものと、就活時に持ち運ぶものは何かチェックしましょう。
基本の持ち物は
・A4書類が入るファイル
・就活ノート(メモ帳)
・スケジュール帳
・財布
・スマートフォン
・ハンカチ
・会社資料や会社から提出を求められている資料
・化粧直し用のメイク道具(リップクリームは必須!)
(・メガネ)
▼ 詳しくはこちら ▼
全て持ち歩かないにしても、意外と持ち物は多いですよね。
このことからも、A4サイズ以上であること、外側にはスマホや定期などをすぐ出し入れできるようなポケット、内側には大事なハンコや証明写真などを収納できるポケットがあるといいですね。
飲み物など入れるところから、中身がこぼれてしまった時のことも考えて、本革の素材は避けましょう。
どちらで買うのが正解?知っておこう!ネットと店舗のメリット&デメリット
今はネットでも気軽にものが買える時代。ネットと店舗で買うメリットデメリットもチェックしましょう。
ネットで購入する場合
●メリット
・より多くの商品と比較できる
・自宅まで届く
・隙間時間に購入できる
・定価よりも安く買える可能性がある
●デメリット
・実際に手に取れないので、想像していた物とズレがある可能性がある
店舗で購入する場合
●メリット
・実際に手に取って選べる
・迷ったら店員さんに相談できる
・セット割引などが適用される可能性がある
●デメリット
・品数が限られるため、安さや品質を比較し辛い
おすすめの購入方法は?
一番のおすすめは、お店でみて同じものをネットで買うこと。安く買える可能性もあるし、ポイントもつくのでお得です。
しかし、時間が限られている場合はすぐ手に入る店舗購入がおすすめです。
店舗購入の最大のメリットとしては、店員さんに相談でき、自分にあったものを選択できること。
こだわって選びたい!という人は店舗で買うことがおすすめです。
就活まで時間はあるけれど店舗に行く暇がなくネットで購入する場合は、口コミをしっかり読んでおきましょう。
すでに就活バックを購入している人が周りにいる場合は、よかったメーカーを聞いてネットで購入するのもいいでしょう。
まとめ
就活女子にとって重要なカバン選び。意外とチェックが漏れていた点もあったのではないでしょうか。
就活女子におすすめのカバンは自立するショルダータイプで黒で無地のもの、A4サイズ以上、防水加工が施されているもの。このポイントを押さえて選ぶことがおすすめです。
今回の選び方をしっかりとチェックし、自分にあった就活カバンを手に入れましょう。