就活は慣れないことの連続。エントリーシートを書いたり、1人黙々と企業研究をしたり、つい自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうこともありますよね。
これまでうまくいっていた恋人とも、来る日も来る日も説明会やらセミナーやらでなかなか会えずにすれ違いが生まれたり、就活がうまくいかなくて八つ当たりをしてしまったり・・・関係がこじれてしまうこともあるもの。
就活と恋愛を両立するのって実はとても難しいんです。
でもこんなにストレスを感じる就活だって、今の彼と一緒に乗り越えていきたい!なんて就活女子も多いはず。
今回はそんな就活女子に向け、就活中の恋愛がうまくいかない理由や、うまく続けるコツについてお伝えしていきます。
就活と恋愛は似ているってほんと?
就活をしていると、「就活と恋愛は似ている」という話を耳にすることがあるかもしれません。
そう言われる理由として、以下のことが挙げられます。
就活も恋愛も相性が大切であること
恋愛において、お互いの相性はとても大切ですよね。
例えばお互い消極的な性格であれば、なかなか恋愛に発展しなかったり、魅力的な人だと思っても一緒にいるといつも喧嘩してしまったり。
就活においても、恋愛と同じように相性がとても大切なのです。
仮にあなたが「入社後は、他の会社に就職した友達よりも成長したい!どんどん仕事ができるようになりたい!」と思っていても、企業は「ひとつずつじっくりと育てて行きたい」という教育方針かもしれません。
この場合、お互いに不満を持ちやすく、やはり反発して長く続かないことがあるのです。
好きな人(=企業)に振り向いてもらうために行動すること
好きな人に振り向いてもらいたい!と思ったら、LINEを聞いたり、相手の好みを調べたりしますよね。
就活においても志望している企業の研究をしたり、どう伝えたら思いが伝わるかを考えると思います。
このように、好きな人の気持ちを考えて振り向いてもらうために行動することと、就活において志望している企業から内定をもらうために準備をすることが似ていると言われています。
自分の気持ちをはっきりと、好きな人(=企業)に伝わるように伝えること
ESや面接での自己PRはとても大切ですよね。それがうまく簡潔に伝わるかどうかが、就活のカギと言っても過言ではありません。自分が、なぜその企業に就職したくて、どのようなことを考えているのか、採用担当者に正しく伝わるように伝える必要があります。
恋愛も同じです。自分が、今何を考えていて、どうしたいのか、何をして欲しいのか、抱えている気持ちを言葉にして相手に伝えなければ伝わりません。ここでのポイントは、ただ自分の想いを相手にぶつけるだけでは上手くいきません。どのように伝えたら、相手がどう思うのか考えながら伝えましょう。
好きな人(=企業)の求めていることを理解しよう
志望企業の求める人物像を理解しようとしますよね。また、面接官がどのようなことを知りたくて、質問を投げかけているのかも考える必要がありますよね。
恋愛でも一緒です。相手が何を求めているのか理解しなくてはいけないシチュエーションはありませんか?好きな人が、どう思っているのか、どうして欲しいと思っているのか、考えて行動に移すことは重要です。就活という普段とは違ったイベントの最中は、好きな人とのすれ違いが起きるかもしれません。なおさら普段より一層相手の求めていることを理解しようと努力しましょう。
恋愛の方が難しい、という意見も?
就活は求める人物が明確であることに対し、恋愛では相手の求めることがわからないということから、恋愛の方が難しいと考える人もいるようです。
確かに、企業からすれば志望度が高い学生をけむたがることはあまりなく、むしろ喜ばしいと考えることが多いですが、対人となればそうは言えないもの。
「相手の心理を読む」という工程が増えると考えた場合、恋愛の方が難しいと言えるかもしれません。
就活中に別れる?!上手くいかない原因って?
就活と恋愛が似ているかどうかはさておき、恋人がいる人は、就活と両立ができるのか、不安に感じている人もいますよね。
以下より、よくある「就活中に恋人とうまくいかなくなった理由」を解説していきます。失敗から学び、恋も就活も両立させましょう。
会う頻度が少なくなる
就活シーズンに入ると、1日に何個ものセミナーや面接でたて込むこともあるのではないでしょうか。
家に帰る頃には体はクタクタに疲れ切って、LINEに返信しないまま寝てしまう人も多いはず。
また、休みの日も履歴書やエントリーシートの記入、企業研究といった面接の準備で忙しく、恋人と会う頻度も自然と少なくなってしまうもの。
結果的に距離ができてしまい、別れに繋がってしまうのです。
コミュニケーション不足になってしまう
コミュニケーションが取れないと、ネガティブな想像ばかりしてしまい、落ち込みがちですよね。また、不必要な詮索をして、さらに関係性が悪化する負のループに陥るかもしれません。
連絡を無理に返したり、する必要はありませんが、相手がどんな気持ちで、どんな言葉をかけるのがベストなのか考えてみましょう。また、コミュニケーションが普段よりも取れていないからといって、浮気や他の女性と遊んでいるのではないかなど、疑う必要のないことを相手に言って詰め寄ってしまうのは厳禁です。就活で気分が落ちていることでネガティブな気持ちに拍車がかかっているだけかもしれません。一旦落ち着いきましょう。
優先順位が【就活>恋愛】になる
就活は今後の人生を決める重要イベントといっても過言ではないため、どうにか内定をもらおうと必死になります。
そのうちに頭の中は「面接で◯◯のことを聞かれたら」や「◯◯企業に日程調整の連絡しないと」など、就活のことで頭がいっぱいになってしまう人も多いはず。
いつの間にか恋人よりも就活を優先するようになり、気持ちが離れてしまうことがあります。
就活への焦りから余裕がなくなってしまう
「内定がなかなかもらえない」など、思うように進まないことに焦りを感じてしまうもの。
恋人と出かけても、普段は気にならないような一言に過剰に反応してしまったり、つい言いすぎてしまったり・・・。
できることならそんな私もまとめて愛してほしい!なんてわがままな気持ちもあるかもしれませんが、彼だってあまりそんなことが続くと気が滅入ってしまうかもしれません。
就活中も彼との関係をうまく続けるコツ
では、就活中もこれまで通り、これまで以上に関係を深めるためには、どうしたら良いでしょうか。
お互いに就活生の場合
①干渉しすぎない
「今日面接を受けた企業はどうだったの?」や「その受け答えの仕方はよくないよ」とか、彼の就活に関してつい口出しをしたくなってしまうかもしれません。
しかし、お節介だと思われてしまうこともあります。お互いにあまり干渉しすぎない方が、自立した大人な関係を築きやすいんですよ。
②相手の成功を素直に喜ぶ
自分の面接はうまくいかなかったけど、彼が内定をもらえた、最終面接まで残った、というとき、相手の成功を素直に喜ぶピュアさも大切です。
「自分ばっかり何で……」と思うとのは仕方ありませんが、「絶対に自分だって決めてやる……!」くらいの強気な気持ちでいた方が、お互いに支え合いながら就活も乗り越えられるはずです。
③金銭的な負担がかからないデートをする
お互い就活生だと、なかなかは普段通りにはバイトに出られなくて、いつもより金銭的に厳しい状況でリッチなデートはできないかもしれません。就活の合間の気晴らしにパーっと気前よくデートしたい気持ちもわかりますが、相手の金銭的状況も気にしてあげましょう。お互い就活生であるならば、就活が無事終わった記念にリッチなデートをしましょう。それまでは、公園やウィンドウショッピングなどお金を使わないデートを、二人で考えましょう。考えている時間も楽しいですよね。
④会える時間が少なくても、彼を信じる
就活中はついネガティブになってしまうこともありますよね。
そんな時に彼となかなか連絡が取れなかったり、会いたい時に会えないことが続くと「もしかして浮気しているかも・・・」あんてあらぬことを考えてしまうこともあるかもしれません。
しかしここは、彼を信じてあげましょう。
ポジテ
ィブな心を忘れずに接して入れば、きっと彼を元気づけることができますよ。
就活に疲れを感じているといは、息抜きも大切です。
就活に疲れたら試すべき息抜き方法とは?
相手が就活生ではない場合
①忙しいことをしっかりと伝える
就活中はスケジュール管理も大変ですし、つい連絡するのを忘れてしまうこともあるかもしれません。
しかし、いくら就活中といえど、連絡なしに放置されては不安に感じてしまうはず。
ブーブーなり続けるLINEにイライラするよりも、「●月●日までは説明会や選考で忙しい」など、しっかりと今の状況を伝えてあげる心遣いも大切です。
②辛いときは頼る
一人で抱え込んでしまってどんどんと暗くなっている彼女を見たら、「なんで頼ってくれないんだろう・・・」なんてプライドを傷つけてしまうかもしれません。
彼が年上であれば尚更です。
勇気を出して、悩みを相談してみるのもおすすめですよ。
③八つ当たりをしたら素直に謝る
先ほどお伝えしたように、心に余裕がなくなってくると、些細なことでもついイラっとしてしまいます。
当たってしまうことは仕方ないですが、就活をしていない彼からすると、なかなか理解してもらえないかもしれません。
そんな時は、素直に謝るように心がけましょう。
就活中の恋愛はこんないいこともある
もしあなたが恋人との別れを考えているのなら、こんないいこともあるということも知っておきましょう。
相手の存在が支えになる
「うん、うん」とただ隣で座って話を聞いてくれる恋人の存在は心強い支えとなります。
面接がうまくいかなかったとしても、面接終わりで疲れていても、恋人に会えばそんな疲れも吹っ飛びます。
「彼も頑張ってるから私も頑張ろう」と前向きな気持ちになれることもありますよ。
切磋琢磨しあえる
身近な存在である恋人が、がんばっている姿をみれば、自分も自然とがんばろうと思えるかもしれません。
また、「今度面接を受ける◯◯企業は」とか「この質問をされたときどう答えれば」とか、良いことも悪いことも何でも相談しあえる存在というのは、そう簡単には見つかりません。
改めて彼の大切さに気づけるかもしれませんよ。
一緒に乗り越えることで絆が深まる
苦労や辛いことを一緒に乗り越えると、当時は辛く苦しかったかもしれないですが、乗り越えた後や、後々はいい思い出・笑い話にきっとなります。
また、就活という「試練」を一緒に乗り越えられた相手こそ、運命の相手だと思いませんか?
就活優先で頑張るのは当たり前なのですが、恋愛の方も頑張って乗り越えましょう!
まとめ
就活中は、気が滅入ったり、心細さを感じたりししやすいもの。
これまで支えになってくれた彼と引き続き良好な関係を築くためには、あなた自身にもちょっとした気遣いが必要かもしれません。
この記事を参考にして、恋愛も就活もうまくいくように頑張りましょう!