※本記事の情報は2019年6月28日時点でのものです
就活に必ず必要となってくる証明写真。スーツを着て写真を撮れば終わりと思っていませんか?
履歴書の証明写真はあなたの第一印象になります。どんなに履歴書がしっかり書けていても写真の印象が暗いから・・・と落とされたら嫌ですよね。
では、企業側にいい印象を与える証明写真はどうすれば撮れるのでしょうか?
今回は就活における、証明写真が合否に与える影響や、少しでも印象良く写るためのコツ、就活におすすめな写真館をまとめて紹介します。
これを読んで就活の証明写真に関する悩みを全て解決。
就活の証明写真ってどのくらい合否に関係するの?
就活においての証明写真の重要性は?
就活の証明写真は大切というけれど、それではどのくらい内定に影響するのでしょうか?
実際のところ、写真だけで合否が決まることはほぼないようです。
しかし、その写真の髪型、表情、服装などから常識のある人物かどうかの判断基準にはなっているようなので手は抜けません。
写真の撮り方で印象は大きく変わるため、できる限り写真館での撮影がおすすめです。
どうしても時間がないという場合はスピード写真を活用し、デジカメなどで自撮りで撮るのは避けましょう。
費用や撮る時期、サイズは?
●費用
写真館で撮影することはなかなかないため予算の想像がしにくいですよね。証明写真の相場は大体チェーンの写真館で1枚350円〜1000円。店舗によってはオプションでヘアメイクもしてくれる場合が多いです。個人の写真館は店舗によってバラバラですがチェーンの写真館と同じくらいと考えていいでしょう。スピード写真はより安く、大体6枚1シートでの購入になります。価格は800〜1000円ほどで1枚あたりは150円前後になります。
●時期
では、証明写真はどのくらいの時期から用意しておいたほうがいいでしょうか?用意する時期としては履歴書を提出する3ヶ月前〜1週間前が好ましいでしょう。それよりも早すぎると、写真と実物とでギャップがでてしまったり、それより遅すぎると就活準備でバタバタしてしまい、写真にしっかりと時間をかけられない可能性が考えられます。
●サイズと枚数
写真のサイズは履歴書に書いてあるサイズを用意しましょう。基本的には4.0cm×3.0cm(縦×横)ですが、企業によってはたまに指定がある場合があるのでその指示に従いましょう。
枚数は志望企業数より多めに用意しておいた方が、もっと企業を受けることになった時にも安心です。何度も撮りに行く暇がない人は予定より多めに用意しておきましょう。
また、写真のデータをもらっておけば家で焼き増しができるだけでなく、WEB上で履歴書を提出する際にも使えるのでデータがもらえる写真館を選んでおくと良いでしょう。
受けのいい写真と悪い写真の違いって?
それではどのような写真が受けが良く、どのような写真だと受けが悪いのでしょうか?
簡単にいうと受けのいい写真は明るく礼儀正しいイメージの写真で、受けの悪い写真は自信のなさそうな表情や、暗いイメージのもの、社会人としての身なりがなっていないものです。
受けをよくするための基本的に注目すべき点は身なり、表情、姿勢、です。身なりは以下で詳しく紹介しますが、基本的に面接にふさわしい格好と同じです。表情は歯を見せないように口角を上げて笑うのが好印象。「盛れるから」という理由で上目遣いにするのは好ましくありません。姿勢はまっすぐ前を見て、猫背にならないよう意識して撮影に臨みましょう。
背景の色は青系かグレーが顔色が良くなるのでおすすめです。撮影場所もスピード写真よりも写真館で撮影されているものの方が高評価という人事も少なからずいるようです。
写真はどこまで加工していいの?
証明写真でもできる限り可愛く写りたいのが乙女心かもしれません。特に最近ではカメラアプリで目を大きくしたり、輪郭をほっそりさせたりする写真を取ることが多く、証明写真のような目の形、顔の形を修正していない写真を見ると、「やっぱり証明写真は盛れない・・・」なんて思うかもしれません。
しかし、だからと言って過度な加工をするのはNGです。クマやニキビを消すのは問題ありませんが、本人と分からないぐらい加工するのはやめましょう。特に写真館でなく、ウェブデータを自分で加工する場合は第三者に確認してもらうことをお勧めします。
たとえどんなに加工して証明写真の自分が可愛くなっても、面接で加工はバレてしまうのでありのままの自分の写真で就活に臨みましょう。
服装はスーツ?シャツはどうしたらいい?
●スーツ
証明写真は基本的に私服出社などは関係なくスーツが好ましいです。スーツに汚れやシワがついていないかしっかり確認しましょう。
スーツの色は基本的に黒や紺、グレーなどの濃い色でお店でリクルート用に売り出しているものを着用すれば間違いはないでしょう。
●シャツ
中に着るシャツはジャケットからシャツの袖が見えすぎず背中に少し余裕ができるサイズのものが好ましいでしょう。
色や柄は基本的に白の無地がそこの企業でも受けがいいでしょう。
シャツの形はスキッパーカラー、シャツカラー、カットソーなどがあります。スキッパーカラーは明るい印象を耐えられます。
シャツカラーはどの業界でも使えるシャツで知的で上品なイメージです。カットソーは美容やアパレル以外では避けるのが無難でしょう。
髪型・髪色はどうしたらいい?
髪型は面接時同様に髪が長ければまとめるのが無難です。
前髪も眉にかからないようにし、ナチュラルな髪色で臨みましょう。
髪型、髪色が面接時と違うとギャップがでてしまうので面接当日と同じ髪型、髪色になるよう意識するといいでしょう。
どんなメイクが受けがいいの?
メイクも面接同様、就活用のメイクで大丈夫です。アイメイクにはブラウン系。チークとリップは同系色を選び濃い色は避けましょう。
写真映えするからと濃いメイクにするのは避け、ナチュラルメイクにするのが望ましいでしょう。
どうしても自分の就活メイクに自信がない場合は、ヘアメイク込みの写真館を選ぶのがおすすめです。
おすすめの写真館16選
フォトスタジオ なつ(東京)
渋谷駅ハチ公口から徒歩6分、個人の魅力を引き出す写真撮影が強みのフォトスタジオです。
引用:http://natsu.co.jp/menu/
スタジオフォプロ(全国)
1年間での就活生利用者数は30,000人以上にのぼり、信頼・実績のあるフォトスタジオです。
スタジオインディ(東京・神奈川・大阪・京都)
渋谷、新宿、池袋、横浜、東京駅、八王子、梅田、四条烏丸等に店舗があり、メイク付きで1万円以下で必要な写真が揃うフォトスタジオです。全額返金保証と相談しながらレタッチが出来るスタジオです。CDやUSBではなくスマホやPCに直接無料でデータを送信してもらえるため、再来店などの手間がなく便利です。
エアライン向けのスタジオも展開しています。
ヘアメイク:○
引用:https://studioindi.jp?argument=UxWRQv9t&dmai=a5db96db3652a6
▼スタジオインディについて詳しくはこちら
スタジオの木(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://studionoki.com/event/2011_12oenpack/oenpack.html
資生堂(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://thestore.shiseido.co.jp/shukatsu/
伊勢丹写真室(東京、埼玉、千葉)
ヘアメイク:×
引用:http://www.isetan-photo.co.jp/
高島屋写真館(東京、神奈川)
ヘアメイク:×
引用:http://www.takashimaya-photo.jp/
カメラのキタムラ(全国)
ヘアメイク:×
引用:http://www.kitamura-print.com/photo_id/job_hunting/
写真のたなかや(神奈川)
ヘアメイク:○
引用:http://www.photo-tanakaya.co.jp/
スタジオ728(全国)
ヘアメイク:○
引用:http://studio728.jp/menu/recruit/
STUDIOUP(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://www.studioup.jp/jobspace/
STUDIO FUN(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://studiofun.jp/
LAQUAN STUDIO(東京、神奈川、栃木、宮城)
ヘアメイク:○
引用:http://laquan.com/index.html
UNITED(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://www.g-studio.jp/jobhunting.html
Recru(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://recru.link/index.html
selfit(大阪、京都、愛知)
ヘアメイク:○
引用:http://www.studioselfit.com/
Studio Ahora(東京)
ヘアメイク:○
引用:http://studioahora.com/idpicture_2017
証明写真でも写真うつりをよくするには
普段から気をつけたいこと
●食生活を正す
食事のバランスが偏ると肌が荒れたり、むくみの原因になります。遅くても写真撮影の一ヶ月前から食生活を整えてみましょう。
●規則正しい生活週間
夜更かしも食生活と同じく、肌荒れ、むくみの原因になります。特に22時〜2時はゴールデンタイムと言われており、この時間に寝ると美肌、ダイエット効果があると言われています。と言っても実際は時間帯よりも深い睡眠をとることが重要です。この時間に床に着くのが難しそうな人は深い睡眠を意識しましょう。
●水をこまめに飲む
水の飲み過ぎも良くありませんが飲まなすぎも良くありません。
朝起きた時、排尿後、入浴の前後、就寝前は必ず水を飲むように意識してみてください。水を飲むことで老廃物を体外に出せるためむくみ予防、ダイエット効果、美肌効果が期待できます。
●笑顔の練習をする
本番で不自然な笑顔にならないように、笑顔の練習をしておきましょう。鏡の前だけでなく実際に正面から写真をとてみることで実際の写真写りも確認できます。
●ヘアケアをする
写真写りをよくするには綺麗な髪の毛も大切です。正しい洗髪、ケアはできていますか?髪が傷んでいる人はもう一度確認してみてください。正しい洗髪方法は以下の記事で紹介しています。
撮影日前日にはこれを実践!
●塩分を控える
塩分はむくみの原因になるので前日は塩分を控えましょう。ヘルシーだと思われがちなサラダも、ドレッシングに塩分がたくさん使われている場合があるので注意が必要です。
●お酒は飲まない
お酒が好きな人もいるかと思いますが前日は控えましょう。むくみの原因になるのももちろんですが、二日酔いをしてしまったら万全の状態で撮影ができません。飲むとしてもコップ一杯までにしましょう。
●ホットアイマスクをする
ホッとアイマスクをしてクマや目の疲れをとってあげましょう。家にあるタオルを濡らして700wで30秒ほど温めると簡単にできます。熱すぎる場合は気持ちいいと思える熱さまで冷ましてから使うといいです。他にも市販のもので繰り返し使えるもの、使い捨てのものもあります。
当日準備も抜かりなく!
●クマがあったらホットアイマスクをする
前日同様、クマやまぶたにむくみを感じたらホットアイマスクをしてみましょう。
●リラックスする
緊張は顔に出て表情を硬くしてしまいます。とは言っても慣れない撮影に緊張してしまいますよね。証明写真は幸い胸から上のみの撮影がほとんどなので普段身につけているものを持ってみたり、深い深呼吸をすることで緊張を和らげましょう。
●息を吸う
写真を撮るとき、動いてはいけない。という思いから息を止めていませんか?人は酸素がないときよりも酸素がしっかり行き渡っている時の方が顔色が良く見えます。無理して息を止めず、息を吸ってみましょう。
まとめ
証明写真は面接官が初めて見るあなたの顔です。少しでもいい印象を持ってもらえるようできる限り良い証明写真を撮りたいですね。