就活グッズの中でも選び方が難しい就活用パンプス。
ヒールの高さや形などのデザインはもちろん、1日に何社も回るなんてことのある就活においては、歩きやすさも重要なポイントですよね。
今回は、就活用パンプスの選び方やNG例、お手入れ方法から気になる臭いの対策、おすすめパンプスについてお伝えします。
INDEX
パンプスの選び方はとっても重要
就活では身だしなみが大切といいますよね。
メイクや髪型、スーツはばっちり!という就活女子のみなさん、足先も意外と見られているって知っていましたか?汚れたパンプスやかかとの潰れたパンプスはそれだけでマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
また、足のサイズにあっていないパンプスを選んでしまっては、靴擦れや足の疲れの原因になり、面接で本領を発揮できないという事にもなりかねません。
自分にあったパンプスの選び方を知り、就活を成功させましょう。
基本的な就活パンプスの選び方
デザイン
形はつま先が丸いタイプのデザインがおすすめです。アーモンドトゥもしくはスクエアトゥのものがよいでしょう。
先の尖ったポインティッドトゥはおしゃれですが、少し派手ですし疲れが溜まるので就活においては避けた方が無難です。
普段ヒールの高い靴をあまり履かない方は、ストラップ付きのものを選ぶのもおすすめです。
パンプスと足が固定されるので疲れにくく、靴擦れにもなりにくいです。
ストラップ付きのパンプスは初々しく女性らしい印象を与えるので、面接官にも好印象と言えるでしょう。
値段
ネットショップで2千円台で売られているものもあれば、百貨店で2万円以上もするものもある就活パンプス。
若者向けのスーツ専門店を覗けば、7千円〜1万数千円で素敵な就活向きのパンプスが売られています。
これぐらいの品質を目安に選ぶのがおすすめです。
ヒール
ヒールの高さは3〜5.5cmで太めの安定したものを選びましょう。
細くて高いヒールはスタイルが良く見えますが、華美で我が強い印象を与えてしまいます。
採用担当者には「スタイルの良さ」よりも「場に応じたマナーの良さ」を印象づけた方がいいですね。
素材・色
就活パンプスの色は言わずもがな、黒がおすすめ。黒の本革タイプのものが良いでしょう。
合皮でも構いませんが、安っぽく見えないよう選び方は注意が必要です。エナメル素材のものは避けましょう。
雨の日は合皮のパンプスが便利ですので、1足本革の上質なものを選んで目を肥やした後に、替え用のパンプスとして選ぶといいかもしれませんね。
足が痛くならないためにできること
おすすめは、低反発素材のクッションが付いたインソールを忍ばせておくこと。土踏まずやかかとへの負担が吸収され、疲れがだいぶ軽減されます。
また、靴ずれが心配な方はジェル状のパッドをかかとの内側に貼っておくと安心です。余裕があれば本番前に履き慣らししておきたいですね。
また、百貨店などには自分の足に合った靴を提案してくれるシューフィッターがいる場合があります。
シューフィッターがいるお店は一般社団法人足と靴と健康協議会のHPから検索できますので、お近くにお店があれば一度アドバイスをもらうといいでしょう。
店舗で買うときに押さえるポイント
店舗でパンプスを選ぶときは、基本的な選び方に加え、以下の点も押さえましょう。
フィット感をチェック
自分の足のサイズのパンプスを選び、実際に履いたらフィット感をチェックしてみましょう。
①かかとに隙間がないか
②指先が曲がっていないか
③足の幅があっているか
④歩きやすいか
以上の4点は必ずチェックしましょう。歩くだけでなく、座ったり立ったりしながら、履き心地をチェックするのがおすすめです。
試着は夕方にしよう
就活ではたくさん歩き、足もむくみやすくなってしまいます。
足のサイズも徐々に大きくなるため、一番むくんでいる夕方に試着をするのがおすすめです。
これはNG!選んじゃいけない就活パンプス
ペタンコ靴
ヒールが高すぎるのもNGですが、逆に低すぎるものはカジュアルな印象を与え、面接や説明会の場にふさわしくありません。
ここは頑張って最低でも3cm程度のヒールの高さがあるものを選びましょう。
エナメル靴
ピカピカと光るパテントレザー等のエナメル素材は、本来パーティなどのフォーマルに用いられるものです。
就活の場にはふさわしくないので避けましょう。
甲浅タイプのパンプス
近年人気の甲が浅いタイプのパンプス。
ファッション用としては素敵ですが、ビジネスの場には露出が高すぎるものはNGです。
足の指の付け根から1センチ程度はしっかり隠れる深さのあるパンプスを選びましょう。
お手入れ方法をチェック
さあ、これまでパンプスの選び方を説明してきましたが、どんなに素敵なパンプスを選んでも、汚れてくたびれた足元では、だらしなく気が利かない印象に。パンプスのケアは足元美人の絶対条件。ここでは毎日のケアについて解説します。
靴用ブラシとシューケアクリームでケア
パンプスを履いた日は帰ったら靴用ブラシでホコリや汚れを落としましょう。
5回に1回はシューケアクリームを薄く伸ばして、柔らかい布で磨き上げます。
剃れや傷があれば、都度黒のクリームでお手入れしましょう。
ヒール裏のゴムの擦り減りチェック
ヒール裏のゴムが磨り減って金属が見えてしまうとカツカツと不快な音を響き渡らせることになってしまいます。
ヒール裏のゴムはこまめにチェックして、早めに靴修理店で替えてもらいましょう。
片側だけやたらにすり減っている場合は、バックを持つ手がいつも同じになっている可能性があります。
バックを持ち変えることですり減りのスピードを遅くすることができることもあるので確認してみて下さい。
2足持ちがベスト
毎日履く就活パンプス。
1足を連続して何日も履き続けると、革が急激に劣化するだけでなく、ニオイの原因になることも。
できれば2足用意し、1日履いた後はしっかり生地を乾燥して休めるローテーションを組んであげたいですね。
パンプスの匂い予防・対策方法
特に夏場は気になるパンプスの臭い。疲れて帰ってきて、パンプスを脱いだ開放感と共に漂う臭いに、げんなりする就活女子も多いはず。
そんな時は、以下の予防・対策方法を試してみてください。
中敷を敷く
インソールを敷くことで足からの汗を吸い取ってくれ、臭いの原因である蒸れを防いでくれます。
クッションがわりにもなり、疲れを軽減する働きもあるので一石二鳥です。
同じパンプスを連続して履かない
毎日同じパンプスを履いていると、臭いも残りやすくなってしまいます。
先ほどお伝えしたように、2足以上は用意して連続して履かないようにするのがおすすめです。
足を念入りに洗う
指と指の間やつめの間まで、石鹸でしっかりと洗いましょう。
残った皮脂汚れは臭いの原因になってしまいます。
履かない日は、乾燥剤を入れておく
靴に湿気が残っていると、これまた臭いの原因に。
乾燥剤を入れておくことで、蒸れにくくなりますよ。新聞紙でも代用できます。
消臭スプレーを使う
それでもやはり臭いが気になる、すぐにでも臭いをどうにかしたい!という就活女子は、消臭スプレーなどのアイテムを利用するのがおすすめです。
まとめ
就活パンプスは、普段のおしゃれで選ぶ靴とはヒールの高さも形も素材も全く違うと思います。
好きなデザインの靴を横目に就活パンプスを選ぶのは少し辛いかもしれませんが、将来を決める重要な時期なので、ここはぐっと我慢。
業界や職種によってはこの限りではありませんが、おおよその業界ではこの基本を抑えたパンプスを選んできちんとケアしておけば、まず間違いないでしょう。