その症状、就活うつ?就活成功のためのストレスコントロールと対処法

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その症状、就活うつ?就活成功のためのストレスコントロールと対処法

この記事は、2018年2月に投稿された記事を一部リライトしたものです。

就活は、慣れないことの連続。
不安や焦りから、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていってしまいます。
溜め込むことで余計就活がうまくいかなくなったり、周りとの関係性も悪くなったりして余計ストレスが溜まる・・・。と悪循環です。

そこで大切なのが、ストレスと上手に向き合うこと。
では、具体的にはどう向き合っていくべきなのでしょうか。
今回は、就活生が抱えがちなストレスと、その向き合い方についてお伝えします。

この記事の監修は

就活生が抱きがちな6つのストレス

ストレスというのは自分自身が原因に気づかずに「何となく」感じているケースがほとんど。まずはどんなことがストレスに原因になりやすいかを知ることで、ストレスを減らすことができるようになります。また自分だけじゃなくみんなも感じているストレスなのだと知ることも、心を楽にさせる方法です。

慣れない環境に対するストレス

就活は説明会や面接など、慣れない環境に身をおくことが増えます。
リクルートスールに身を包み、大人数の企業説明会に参加したり、採用がかかった筆記試験・面接試験など・・・こういった環境にストレスを感じる就活生も少なくありません。

これから社会に出ていく就活生にとって、面接官というのは初めて立ち向かう「社会人」とも言えるでしょう。
しかも自分を「審査する人」と思ったら、恐怖や不安を感じることもあります。

時間に追われるストレス

就活はやることがたくさんありますよね。
ESの作成や見直し、履歴書の作成、企業研究や面接練習、筆記試験の勉強の準備に加え、1日に何社もの説明会や選考への参加したり・・・。
就活に関することだけでもこれだけすることがあるのに、それに加えて学業やサークル、アルバイトなど、「24時間じゃ足りない!」と思うことも少なくないのではないでしょうか。
また、将来がかかってくる就活中は、やることが多いだけでなく、常に就活のことを考えている、という状況にもなりがちです。

デートや趣味、友達と遊ぶなど、好きなことができる時間が圧倒的に減ってしまう就活期間。
このように毎日時間に追われる生活を送っていたり、やらなければいけないことが多いとストレスを感じます。

将来の不安からくるストレス

就活をしていると、自分は本当に就職できるのか、社会でやっていけるのかなどど、将来に不安を感じてしまうこともあるでしょう。
また家族や友人などを心配させたくない、心配されるのが恐い、と不安に陥ってしまう就活生もいます。

思うようにいかないストレス

面接でうまく質問に答えられなかったり、志望する企業からの選考に落ちてしまったり・・・なかなか思うようにいかないのは就活生にとって一番のストレスではないでしょうか。
また、面接を受けてから結果がくるまでの待つ時間も、気が気でなくストレスを感じることもあります。

周りとの比較によるストレス

説明会やセミナー、面接試験を受けに行くと積極的な学生もたくさんいて、どうしても自分と比較してしまいがち。
友人の間でも就活が順調な人がいたりすると焦ってしまいますよね。

周りと比較することで、自分はだめな人間なのかも、あんな優秀な人に勝てるわけないなど、ネガティブな思考に陥ってしまうこともあるようです。
また、近年はSNSの普及により、就活のリアルな口コミや状況などを目にすることも増えています。

どうしても周りの状況が気になってしまう気持ちはわかりますが、心ない書き込みや信ぴょう性の低い情報も多くあるのも事実です。
根拠のない情報に惑わされてしまう可能性があるのなら、思い切って就活中はログインしないと決めてしまうのもいいかもしれません。

体力的なストレス

精神的なストレスに加えて、就活中は体力的にもストレスを溜めやすいでしょう。
慣れないスーツやヒールで1日に何社もの説明会や選考に参加しなくてはいけなかったり、帰宅したときはヘトヘトという状況もあるはず。
しっかり食べて、睡眠をとる。慣れないことが多いときこそ、基本的なこをしっかりと意識していきたいものですね。

就活中の上手なストレスとの向き合い方

では、そんなストレスとはどう向き合っていくべきなのでしょうか。

思い切って相談をしてみよう

ストレスは、自分の中で溜め込まずに吐き出すのも上手な向き合い方です。
信頼できる人に、思い切って打ち明けてみてはいかがでしょうか。

現在の学生は、LINEやインスタなどのSNSによるコミュニケーションで完結することが多くなっていますが、
直接コミュニケーションをとる方が、前向きな気持ちになれるかもしれません。

思考を変えてみよう

うまくいかないことがあるのは、仕方のないこと。これは社会にでてからも変わりません。
そんなときに考え方を少し変えるだけで、前向きな気持ちになれることもあるでしょう。

選考に落ちた時

「私はやっぱり人より劣ってるんだな。
履歴書も面接も頑張ったけど、全然評価してもらえなかった。」

「私とは合わない企業だったんだな」

選考で落ちる理由は、履歴書や面接が不出来だったからとか、自分の価値がないから。なんて思っていませんか?
実際は、どんなに優秀な学生でも、落ちる企業はありますし、自分より学歴の高い学生が落ちた企業から自分は内定をもらえた。なんてことも少なくありません。
もちろん履歴書や面接で何か不備があった可能性も否めませんので、履歴書は大学のキャリアセンターや就活エージェントなどに一度添削してもらうと良いでしょう。
面接においては、暗い印象であったり、マナーがあまりにもなっていないと落とされてしまうことがありますが、多少噛んでしまったりした程度であれば、企業側も就活生が緊張していることはわかっているので、それだけで落とすことはありません。

では、履歴書も面接も大きな問題があったわけではないのに、なぜ選考で落ちてしまったのかというと、「企業と自分があっていなかったから」という可能性が高いです。
というのも、企業によって欲しい人材は変わってきます。
同じ企業でも、今年はリーダー気質のある人が欲しいけど、来年はサポートが上手い人が欲しいなど、その年によって変わることもあり、企業の欲しい人材は様々です。
なので、その企業に落ちてしまった理由は、その企業の欲しい人材に当てはまらなかった。または、その企業の社風には合わなかった。という可能性が考えられます。
この場合、もし内定を貰えてしまっても自分と企業の相性の悪さに入社後に辛くなる可能性があるので、間違って入社することがなくてよかった!くらいの気持ちで受け止めてしまうと精神的にも楽なのではないでしょうか?

周りが早く就活が終わっていて自分だけ終わっていない時

「みんな就活を終えてるのに私だけ終わっていない
周りが羨ましい、私はみんなよりできない人間なのかな」

「じっくり決めた方が、納得して就活を終えられる。」

自分の周り、特に親しい友人や恋人などが先に就活を終えてしまうと焦ってしまいますよね。
みんなあっという間に終わったのになぜ自分だけ…。と感じることもあるでしょう。
しかし、早く就活を終えたからと言っていい企業に就職できるわけではありませんし、周りは早く終わらせたくて、就活を妥協で終わらせている可能性だってあります。
むしろ、就活が長引けばそれだけたくさんの企業を見れて、企業ごとの違いや良し悪しもなんとなくわかってくるのではないでしょうか?
人より長く就活をしているということは、人よりもその目が養われて言っているということです。
妥協せず、就活を続けることで、就活で養った企業を見極める目で自分に本当に合っている企業を見つけることができるかもしれません。

面接が怖い、不安に感じるとき

「面接で失敗したらどうしよう。
どんな受け答えをしたらいい評価がもらえるかな」

「選ばれるのではなく、選ぶんだ。話をいろいろ聞いてみよう」

面接に強い人ってどんな人だと思いますか?
おそらくみなさん「コミュニケーション能力がある人」ということはなんとなく理解しているのではないでしょうか。

では、コミュニケーション能力のある人ってどんな人でしょう。
面接に関しても、もちろんしっかり受け答えをする必要はありますが、ガチガチに固まった就活生と話すより、ニコニコしておりハキハキ話す就活生と話した方が面接官も楽しい気持ちになれますよね。
基本的な会話のキャッチボールができるのであれば、あとは楽しい、嬉しい!という気持ちを表情に出しながら面接官と会話を楽しんでみましょう。
就活は、表情が硬い就活生が多いので、これを意識するだけで他の就活生と差をつけることもできます。

メリハリをつけよう

とにかくこの時期は就活のことで頭がいっぱいですよね。
しかし、適度な休息を入れた方が物事の作業効率は上がります。
週に1日程度は休みの日を作り、ストレスの発散をして頭の中をリフレッシュしましょう。

思い切って休息を入れることで、今まで全然進まなかった作業が進むことも多いですし、ずっと不安を抱えているより、一度頭の中をすっきりさせたほうが、新しい見方・考え方ができるようになりますよ。

自分にあったストレス解消法を見つけよう

あなたは何をしている時が一番リラックスできますか?
ストレスを感じた時に「これをすればスッキリする」という手段を前もって準備しておくと、いざストレスで苦しくなったときに、落ち着いて対処できるようになります。
自己分析にもつながりますので、自分自身を把握するためにもぜひ自分なりのストレス解消法を見つけてみましょう。

みんながしてるおすすめのストレス解消法

就活生におすすめのストレス解消法を紹介します。これを参考に、自分にあうストレス解消法を探してみましょう。

【就活に疲れたら】おすすめの息抜き10選と気持ちを切替えるコツ



①温泉に行く・小旅行に行く
温泉につかることは体も心もリラックスさせてくれるのでおすすめ。
自宅で長風呂するだけでもかなり効果がありますね。
日帰り旅行など、いつもと違う場所に行くことも気分の切り替えに効果的です。

②買い物をする
買いたいものをとにかく買う!
もちろん無駄づかいはNGですが、普段から自分が欲しいもの・買いたいものをリストアップしておくと、いざ買い物をした時に大きな幸福感を得られます。

③映画やドラマを見る
映画やドラマを見ることもストレス解消の定番ですね。
びっくりしたり泣いたり笑ったり。感情を豊かに表現することでストレスを緩和できます。
ちなみに「泣く(涙を流す)」「笑う」といった行為にはストレス解消効果があることが知られています。

④食べる!飲む!
こちらもやり過ぎ注意ですが、食べること、お酒を飲むことも、分かりやすいストレス解消法です。
真面目な日本人は「就活時期なのだから我慢しなきゃ」「我慢することで願いが叶う」と思いがち。
自分の欲望にちょっと忠実になってあげることがストレス解消のコツかもしれませんね。

⑤カラオケで熱唱
とにかく大声で熱唱しましょう!遠慮しないためにも一人カラオケ(ヒトカラ)のほうが良いかもしれませんね。とにかく大声出して嫌なことを吹き飛ばしましょう!
カラオケに行く時間がない人は、車の運転中でもいいかもしれませんね。(運転には十分気をつけて!)


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友達

就活は自分との戦いですが、どうしても周囲が気になります。特に身近な友人、親しい友人との関係が時にはストレスになることも。
・相手も就活生の場合
同じ就活生の場合、情報共有できたりいい意味での競争意識を得られることもありますが、どちらかが結果が出なかったりするとぎくしゃくしがち馴れ合ったり、逆に相手のことを意識しすぎず、いつもより少し距離を置いてみるのもよいかもしれませんね。
・相手が就活生ではない場合
良かれと思って色々と心配してくれる友人がプレッシャーになることもあります。
もしそれでストレスを感じているようであれば、少し距離を置くか、正直にそのことを打ち明けてみてはどうでしょうか。
友人であればきっと理解してくれますし、もしぎくしゃくしても就活が終わればまたもとの友人関係に戻れるはず。

恋人

就活時期になるとなかなか恋人とデートしたり会話をする時間が減ってしまいがち。
そのことが原因で破局してしまうケースも多いのだとか。
そうならないためにも就活が始まる前にちゃんと自分の事情や思いを伝えておきましょう。
決して疎遠になるべきというのではなく、少なくても会う時間・話す時間をちゃんと確保することでお互いの関係を維持し、自分へのご褒美にもなります。

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家族

家族があなたの就活を心配してくる。それをストレスと感じることもありますよね。
また志望する企業に家族が口出ししてくるケースも。
でも家族もあなたの就活を邪魔したくて口出しをしてくるわけではありません。

・家族の気持ちを理解する
・参考までに話を聞いてみる
・自分が就活にかける思いを明確にして家族に伝える

まずは心配してくれる家族の話を聞いて感謝をしつつ、自分の思いもちゃんと伝えます。
お互いがお互いのことを考えていることを確認しあった上で、自分の人生であり自分でしっかり考えたいということを伝えてみてはどうでしょうか。

親戚

親戚というのもなかなか厄介な存在ですね笑
たまに会う親戚からしつこく就活状況を聞かれて困った、という話はよく聞きます。
基本的に心配してくれているので、何かポジティブに助言を求めてみてはどうでしょうか。
ネガティブな話題をすると一層心配されてしまいます。
元気にやっていることを伝え、自分の話ではなく親戚の方の体験談などを話してもらうことで場をやり過ごすことができるかもしれません。

もしかして、就活うつ?不安に感じた時は

就活うつとは

「うつ」症状は自覚症状がありません。
いつのまにか「うつ」状態になっていることがほとんど。
しかし放置しておくとどんどん悪化して就活どころではなくなります。
「ちょっと自分おかしいな」と感じたらすぐに「就活うつ」を疑ってみましょう。

診断方法、セルフチェック

やる気がなくなる、外出したくなくなる
睡眠不足、いつも眠い
周りから「元気ないよ?」と言われるようになる
何をやってもダメだと思い込む
単純なミスや物忘れが増えた

こんな症状がではじめたら要注意です。すぐに専門家(精神科、心療内科、メンタルクリニック)に相談しましょう。

「就活うつ」の治療方法は?

「就活うつかも?」と感じたら、とにかく専門家に相談しましょう。
一人で考え込んだり、一人でなんとかしようとする姿勢が、「就活うつ」を悪化させているかもしれません。
とにかく誰かに話を聞いてもらうことが一番ですが、友人や家族ではかえって症状を悪化させてしまう可能性があるからです。
なお「うつ」になると日常生活が乱れがちになります。
特に睡眠に問題が出やすいので、毎日運動して体を疲れさせたり、ゆっくりお風呂に入る、ストレッチをする、寝室をキレイにしたり、寝具を新しくする、といったことで「快眠できる環境」を整えてみることをおすすめします。

もし周りの就活生がストレスで悩んでいたらかけてあげたい言葉


もしあなたの周りで就活のことで悩みストレスを感じている人がいたら、こんな言葉をかけてあげてみてはいかがでしょうか。

「無理しないでね」
とにかく「頑張らなきゃ」「内定とらなきゃ」と必死になりすぎて視野が狭くなっている事が多いです。
「頑張らないといけない」という強迫観念を解いてあげる手伝いをしましょう。

「頑張ってるじゃない」
よく話を聞いて、本人の頑張りを認めてあげましょう。
「頑張ろう」ではく、今の頑張りを認めてあげることが大切です。

「マイペースで行こう」
とにかく焦っている気持ちを抑えてあげることが大切です。
内定が早く出たから勝ちではありません。時間がかかっても本人にあった企業に出会えることが重要であることが伝わるといいですね。

「大変だったね」
落ち込んでいる人には話をちゃんと聞いてとにかく肯定してあげることが大事です。
アドバイスではなく、これまで頑張ってきたこと、辛かったことを理解してあげましょう。
自分の気持ちを理解してくれる人がいることが心の支えになります。

まとめ

就活をしていると、誰もがプレッシャーやストレスを感じます。
ですがそれが「自己否定」につながると、就活や自分への自信喪失にもなりかねません。

「うつ」は真面目な人がなりやすいといいます。
ストレスを感じて体が不調になることは誰にでもあることで、それを恥じることはありません。大事なのはそれをどう対処できるかです。

自分だけでなんとかしようとせず、周囲にうまく助けを求めることも、社会人には必要なスキル。
自分の精神状態も冷静に把握してコントールできれば、自然と自己分析もできて就活にも有利になるかもしれませんよ。

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