就職活動で避けては通れない面接。
第一志望から内定をもらいたいけど、失敗できないしどうしよう!なんて不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は面接前に知っておきたい面接でのコツや準備しておきたいこと、知っておけば対策できることをまとめて徹底解説していきます。
しっかりと準備して、面接突破を目指しましょう!
INDEX
コツその1〜第一印象が合否を左右する!好印象をメイクする方法〜
身だしなみを整える
身だしなみには心が現れると言われるくらい、就活においては大切にしたいポイント。
面接の機会をいただいたことへの感謝の気持ちの表れとしても、しっかりと整えるようにしましょう。
また、企業が合否の判断をする理由のひとつに、「社風に合うかどうか」ということも挙げられます。
業界によってブラウスを変えてみたり、多少相手の会社に合わせるということもおすすめです。
話し方はいつもよりも少し大げさに
見た目だけでなく、話し方や表情からも好印象を与えることができます。
普段話すときよりもひと回り大きい声で、声のトーンを挙げることを意識してくださいね。
また、話すスピードを相手の面接官に合わせることで、相手から信頼してもう効果があると言われています。
これはミラーリング効果と言われるもので、ビジネスの商談の場などでも実践される手法のひとつです。
表情・姿勢から爽やかさと明るさをアピール
相手の目を見て、明るい表情で話しましょう。
自分で笑えているつもりでも、意外と口角が上がってないこともよくあること。
恥ずかしがらず、鏡でチェックしてみてくださいね。
また、姿勢も印象を左右する大切なポイントです。
座るときは座骨を立て、横から見たときに耳・肩の中央・ももの付け根の3点が一直線になるように意識して見てください。
背筋がスッと伸び、きちんとした印象を与えることができますよ。
コツその2〜よくある質問を知り、焦らずに面接に臨む〜
基本の質問
まずは抑えておきたい基本の質問です。
・自己PR・自己紹介
・志望動機
・学生時代の経験について
・長所・短所
・興味関心のあること
エントリーシートなどに書いていることは、改めて聞かれることがあります。
聞かれても慌てることがないようしっかりと事前準備をし、実際に聞かれた際はウォーミングアップだと思い落ち着いて答えるようにしてくださいね。
入社後に関する質問
・入社後にどのように貢献したいのか
・どんな社会人になりたいのか
内定=ゴールになっていなことを示す為にも、具体的に答えられるように準備をしておきましょう。
業界や企業に関する質問
・数ある企業の中から、なぜその業界企業を選んだのか
・競合他社と比較してどう思ったか
適当に受けていないということを示す為にも、自分の経験に基づいて答えられるようにしておきましょう。
珍しい質問
企業によっては「あなたを動物に例えると?」「あなたのイメージカラーは?」「〜ってどう思う?」のように予想もしていなかった質問を投げかけられる場合があります。
この質問の意図として考えられる点はいくつかありますが、主に「この子は自分をどう捉えているか」「どのような考え方をする子か」という急な質問から、その子本来の姿を知りたい。というものが多いでしょう。
それだけでなく、珍しい質問をすることでその内容をネットに書き込んでいないか探す手段として使われる可能性もあるので注意しましょう。
就活状況
他社の選考状況を聞かれることもあります。
志望業界の統一感や企業選びに軸があることが伝わるよう回答しましょう。
また、嘘はいけませんが落ちた企業や軸とは外れている企業などすべてを言う必要はありません。
コツその3〜逆質問は志望度をアピールするチャンス〜
「最後に質問はありますか?」と聞かれることは多くありますよね。
ここで「ありません。」と回答するのは極力避けるべきです。
というのも質問が多い=会社に興味を持っているということで、志望度が高いと印象づけることに繋がるのです。
面接官には、入社後をイメージさせる、すぐにやめず長く働く覚悟があることをイメージさせることが大切です。
具体的な業務内容などや、将来的にしたいことが志望先企業でどうやったら実現できるか等、自分が実際に働いているイメージをさせるような質問がおすすめです。
意外とやりがちなNG質問
給与や残業・休暇についての質問
働くことよりも休暇が大切というイメージを与えてしまう可能性があります。
仮にそうだとしても、それは後からでも、またその面接官からでなくても確認できることですよね。
わざわざ限られた時間の面接で聞くことは避けた方が無難です。
クローズクエッション
YesNoで終わる質問は会話が広がりづらく、微妙な雰囲気になってしまうことも・・・。
極力「〜についてはどうですか?」など、会話が広がるオープンクエッションで聞くことがおすすめです。
前置きが長い
質問の内容はともかくとして、質問までの前置きが長い学生が意外といます。
なぜその質問をしたのか意図や自分の考えを述べるのは結構ですが、前置きが長すぎると面接官も何が言いたいのかわからなくなってしまう場合があります。
意図や考えも伝えたい場合は最低限に簡潔にしましょう。
コツその4〜質問に答えるときはここを抑えよう〜
要点をまとめて話す
聞かれていることに対して要点を簡潔にまとめて話すように意識しましょう。
ダラダラと話してしまうと聞いている側も話している自分も何を伝えたいのかわからなくなってきてしまいます。
謙虚さを忘れない
目上の人と話をしているのですから上から物を言うようなことがあってはなりません。
常に謙虚さを忘れないようにしましょう。
企業研究内容を混ぜる
企業や業界について研究してきたことをおりまぜながら話せると面接官も「よく調べてきているな」とさらにあなたの本気度が伝わりやすくなります。
ミスをしても諦めない
ミスは誰にでもあることです。
面接途中でミスをしてしまったと思っても、最後まで諦めずに落ち着いて回答するようにしましょう。
ひとつの失敗を引きずらないことが大切です。
わからないことは素直に言う
自分の考えを聞かれている場で「わかりません」と答えるのは物事を考えられない人だと思われてしまいますが、質問に答えるためには専門的な知識が必要な場合は素直にわからないことを伝えましょう。
その上で、教えていただきたいと言う姿勢を見せれば、学ぼうとする意欲は認めてもらえるはずです。
逆に、わかっているフリで答えてしまうと面接官にも「わかっているフリだな」と言うことがわかってしまい、口先だけの人間と思われてしまう可能性もあるので気をつけましょう。
しかし答えられるに越したことはないので、その業界に関わる基礎的な知識、ニュースなどは把握しておくようにしましょう。
コツその5〜面接タイプ別に対策しよう〜
これまで述べた面接のコツに加え、更に面接タイプ別で抑えておきたいポイントをお伝えします。
どのような観点でみられているのか理解しておけばポイントをおさえられますよね!ここからはタイプ別に解説していきます。
個人面接
・会話を意識して取り組む
個人面接は、あなただけを見てくれる時間です。
あなたらしさを出せるように、面接官と会話をすることを意識して見てください。
用意された型にはまった回答よりも、きっとあなたらしさが出せますよ。
・第一志望であることを伝える
企業側も本当に自分の会社で働く気がある人に内定を出したいと考えています。
ダイレクトにどれくらいの志望度なのかと質問してくるケースもあるよなのですが、どこの面接でも第一志望であることを伝えましょう。
そのためには説得力のある志望動機も必要になってくるでしょう。
集団面接
・限られた時間の中で自分をアピールする
集団面接は何人もが同じ質問に答えていかなければならないので一人当たりに与えられる時間が短いのが特徴です。
この短い時間の中で話を簡潔にまとめられるかがポイントになってきます。
結論から話すなど自分の中で順序だてて話すようにしましょう。
・他の人を気にしない
他の人の回答に圧倒されたり劣等感を抱いてしまうこともあるかと思いますが、そこで気にしてはいけません。
あくまで自分は自分なのです。自分をしっかりとアピールし売り込むことが大切です。
圧迫面接
・演技だということを理解して落ち着く
どのような態度で面接をされても面接官はわざとやっているということを忘れてはいけません。
面接官の態度に乗せられてイライラしたり泣きそうになっても自分のペースは崩さずに自分をアピールしましょう。
・自分の回答について掘り下げて考えておく
いじわるかのように一つの質問に対して繰り返し掘り下げてくることも面接官もいます。
こちらは自分でしっかりと「自分の過去・現在・未来」について理解しておきましょう。
コツその6〜面接開始前、後まで気をぬかない〜
企業研究・業界研究
企業や業界について知らなくては面接官に思いを伝えるのも難しいですよね。
企業研究についてはこちらも参考にしてみてください。
志望する企業の説明会やインターンに参加する
業界や会社を知るためにもできれば参加しましょう。
インターン参加者に1次面接を免除するなどの対応をしている企業もあるので志望する企業のインターン情報などはこまめにチェックするのがおすすめです。
面接を想定した練習をする・面接後には振り返りを!
何事にも練習は必要です。
練習で自分が答えにくい部分などを知っておくことも大切ですし、練習するのとしないのでは緊張の度合いも変わってきます。
大学の就職課や就活サポート会社で練習をしてくれるところもあるので是非活用し、緊張感のある雰囲気で練習してみましょう。
履歴書やエントリーシートの内容確認
エントリーシートに書いた内容について質問されることもあるので、面接前に一度エントリーシートに目を通しておきましょう。
提出する前にコピーを取っておけば安心ですね。
面接会場までの道中や待機中の態度にも気を付ける
会場付近では誰が見ているかわかりません。
まだ会場に入っていないからと気を抜いてはいけませんよ。
また集合時間ぎりぎりではなく余裕をもって会場に行きましょう。
早くつきすぎてしまった場合は近くのカフェなどに入り緊張をほぐしましょう。
また、会場内での待機中はスマホなどをいじったりせずに落ち着いた態度でいましょう。
お礼メール
面接が終わったら企業の人にお礼のメールを送りましょう。
メールは任意ですが送る方が丁寧で好印象を与えることが出来る場合もあります。
面接後のお礼メールについてはこちらのページで詳しく解説しているので参考にしてみてください。
コツその7〜プロに相談してみる〜
世の中には就活生紹介事業として、無料で就活生を支援して、その人に合った企業を紹介してくれる企業があります。
このような企業の特徴としては、求人サイトには載っていない企業に出会えたり、紹介会社を通してエントリーを受けた企業からフィードバックをもらうことができたり、客観的に見た自分の弱点、適正を知ることができます。
そのため、面接対策もしっかりおこなえ、たとえ落ちてしまっても一人で反省するよりもしっかりと改善点を見つけることができます。
就活生には一切お金がかからないシステムなので、これをうまく利用できるとより就活がスムーズになるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。面接は誰もが緊張するものです。
ですが事前の準備や意識次第で面接官に好印象を与え内定に近づくことができます。
事前の準備を怠らず落ち着いて面接に挑んでくださいね。みなさんに良い結果がでることを願っています!