本当に厳しい?第二新卒の就活事情!

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本当に厳しい?第二新卒の就活事情!

「第二新卒は就活に不利?」
第二新卒について、こんなイメージを持っている人は多いかもしれません。
でも、第二新卒には第二新卒ならではの強みやアピールポイントがあります。
今回は、第二新卒が就活で強みやアピールポイントを最大限活用するために気をつけるべき点や効果的な就活の方法について解説していきます。

第二新卒とは?


新卒でいったん就職をしたものの、早期に離職して次の職を求めている若者を「第二新卒」と呼びます。一般的には学校を出た後3年以内の若者を指し、たとえば大卒者の場合であれば、23、4歳から26、7歳くらいまでの転職希望者がこれに当たります。

これに対し、学校を出た後一度も就職したことがない若者は、「既卒者」と呼ばれて、第二新卒とは区別されています。
つまり、卒業後に社会人経験があれば第二新卒、無ければ既卒と考えればいいでしょう。

就活における第二新卒の強み


第二新卒を「就職に失敗した人」と考える人もいるかもしれませんが、見方を変えれば、第二新卒は新卒より歓迎される人材になり得ます。
なぜなら第二新卒には、すべてが未知数の新卒に比べ、次のようなメリットが期待できるからです。

・社会人経験があるので、基本的なビジネスマナーが身に付いている
・まだまだ若く、年齢的に十分なポテンシャルがある
・社会や組織を知っている分、新卒より打たれ強く柔軟性がある
・知識やスキルの面において、育成に必要な時間や手間が新卒より少なくてすむ

つまり第二新卒は、何もかもを1から教えなければならない新卒とは違い、たとえ即戦力とまではいかないまでも、社会人としてある程度の基礎ができた「育てやすい若者」という認識があります。なかなか人材育成に人手や時間を割くことのできない中小企業や多忙な部署では重宝されることでしょう。

また、人手不足の問題も、第二新卒の採用には追い風となっています。
現在、日本では少子化の影響で若い労働人口が減り始めています。さらに、入社後3年以内の離職率は3割から5割という高い数値で推移しており、どこの企業も若手の獲得と定着に苦労しているのが現状です。

そんな中、若さと経験値と適度なスキルの3拍子がそろった第二新卒は、労働市場での需要と期待度が高まってきています。ぜひともその点を積極的にアピールし、内定につなげていきましょう。

参考:新規大卒就職者の事業所規模別就職後3年以内の離職率の推移


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第二新卒が就活で気をつけるべき点


もちろん、第二新卒ならではの不安要素も存在します。
たとえば、①またすぐに辞めるのではないか、②社会人としての適性やスキルに問題があるのではないかといったものが挙げられます。

それぞれの対策について見ていきましょう。

事情をしっかりと話す

「またすぐに辞めるのではないか」という不安には、前職を辞めた理由をしっかりと説明し、「今度は大丈夫そうだな」と相手に安心してもらうことが重要なポイントになります。安易な気持ちで転職を決めたのではなく、やむにやまれぬ事情があったことを、先方が納得いくように説明しましょう。

また、たとえ真実であっても、「職場に嫌な人がいた」「残業が多すぎて自分の好きなことができなかった」といったネガティブな理由は、身勝手な人物と思われるリスクがあるので、あまり前面に出すべきではありません。前職の悪口や恨みや不満を長々と語るのもNGです。退職理由は、人のせいや労働環境のせいにしすぎないように気をつけてください。

その上で、自分の認識の甘さに対する反省や、働いてみたからこそわかった気づきを自分の言葉で素直に述べれば、第二新卒らしい謙虚さと経験値を印象づけられるでしょう。あわせて、「今度こそ長く勤めたい」という意欲をアピールすることも大切です。

社会人としての適性をアピールする

「社会人としての適性やスキルに問題があるのではないか」という不安には、常識的な受け答えや礼儀正しい対応によって、好印象を持ってもらうことが重要なポイントです。

もしかしたら相手は、第二新卒に対して「実はどこの企業にもなじめない人材なのではないか」「理想ばかりを追って、すぐに投げ出してしまう性格なのではないか」といった偏見を持っているかもしれません。ですから、マナーや言葉遣いに気を配り、きちんとした人物であることを印象づけましょう。
同時に「自分に重大な落ち度があって転職に至ったわけではない」という点を上手に説明することが大切です。

認識の甘さや自己分析の不足など、自分に足りなかった部分は素直に反省し、謙虚な姿勢で就活に臨みましょう。また、前職での努力や業績をアピールすることで「簡単に投げ出したわけではない」という点をわかってもらうのもいいでしょう。

【例文】好印象を与える第二新卒のアピール

前職では営業職についていましたが、実際に働いていく中で自分には直接的な営業活動より、後方から営業マンをサポートする事務的な仕事の方が向いていることに気づきました。もちろん、少しでも営業成績を上げるべく、先輩社員との同行を増やすなどして営業スキルを伸ばす努力は続けていましたが、どうしてもデータ管理や資料作成といった事務作業の方に魅力とやりがいを感じる毎日でした。

事務部門への配属願いも出しましたが叶わず、自分の適性とこれからの働き方に疑問と不安を感じていた時、御社の営業事務職の募集要項を拝見し、思い切ってキャリアチェンジを決断いたしました。

前職での経験から、事務処理作業にとどまらず、取引先との折衝や企画・提案の方面でもお役にたてると思います。ぜひとも御社で自分らしい働き方をしながら、営業職のみなさんを支えていきたいです。

全体的に気をつけたいのは「ストーリー性」です。
まずは転職に至った動機(反省点、学び、気づきなど)を明確にしましょう。
次に、それらに対してどう考え、どう行動したかを説明します。できれば克服しようと努力をしたエピソードを盛り込むといいでしょう。
最後に、転職にかける意気込みや期待を意欲的に述べます。
応募書類にせよ、面接にせよ、「これならがんばってくれそうだな」と先方が安心してくれるような内容を目指しましょう。

まとめ


入社後のミスマッチを完全に防ぐのは、新卒者でなくても困難です。入社後数ヶ月から数年が過ぎ、仕事に深刻な違和感や不満を持ったとしても、決しておかしくはありません。
早期離職のデメリットに不安もあると思いますが、今の時代、一度や二度の転職はそれほど大きなダメージにはつながらないと考えられます。

第二新卒には、まだまだ明るい未来と可能性があります。キャリアチェンジを決断したら、十分に対策を練り、情報を収集して、今度こそ自分に合った働き方を見つけましょう。


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